みなさん、こんばんは
『ちょっと待ってください』
ぼくはこの言葉を好きになれない
ただこの言葉を使う理由は
理解しているつもりです
お客様の安全に配慮している
伝わってます
ただ
ぼくは思うのです
フェイスシートをいただいて
ケアマネージャーから
ある程度の情報をいただき
生活の少しを
ともにして
お客様の性格
考え
少しはわかるはずです
お客様がどうして
(ひとりでの立ち上がり、歩行が不安定だとして)
その行動をひとりでしようとするか?
バックグラウンドを読み取ろうとしているか?
お客様は
自分のこども
まご
曾孫
くらいの
若い世代
である
介護職に
世話をさせて
申し訳ない
と感じているかもしれない
ひとりでできることはやりたい
と思っているかもしれない
これら仮説が
本人の想いだとすれば
わたしたちの
『ちょっと待ってください』
はなんと
非情な言葉だろうか
お客様の心を踏みにじるものではないか?
なにも
安全配慮が悪いわけでないし
今すぐ
考えや体制を変えろと
言いたいわけではない
お客様の心を
読み取れているのか?
ということです
迷惑をかけたくないと
思うお客様は
自分で立ち上がろうとするし
歩こうとする
ぼくは
事前に察知して
自然に付き添う
呼ばれなくても
ちょっと待たせなくても
お客様のタイミングで
あなたの欲求を満たせる
福祉職でありたい
これがぼくの信念です