みなさん、おはようございます
わたしたち福祉職にとって
真実とは何を意味するのでしょうか?
こう書くと
なんのこっちゃ
ですよね
わたしたちは
お客様と接するとき
会話の中で
必ずしも
現実のことだけを話している
わけではないのです
一般の人からすると
嘘をついている
ととらえられるかもしれません
美味しい飲み物ですよ
と薬を混ぜていたり
家族に連絡したから大丈夫と
連絡をしていなかったりと
これらはもちろん
それ相応の理由があります
バックグラウンドを読み取り
お客様が一番に必要なことを
考えるのです
ぼくは
その一つとして
お客様に
安心してもらう
ということがあると思います
お医者さんが
末期ガンの患者さんに
あんたの命はあと少しだから諦めな
とは言いませんよね?
日に日に悪くなってる
とは言わないですね?
きっと今日は調子いいねとか
悪いときでも
例えば
天気が悪いからかなとか
だんだん良くなってきている
なんて
一般の人からすれば
嘘ですよね?
でも
それは半分正解
半分は違うのです
お医者さんもそうですし
わたしたちもそう
目的は
真実を教えることではないのです
もちろん
真実を教えてくださいと
言われれば別ですが
わたしたちは
お客様に
安心してもらう
このことに気づき
コミュニケーションを図るのです
これがわたしたちの仕事です