理想的な人生の主人公 | 未来の旦那さんへ

未来の旦那さんへ

いつかいつか未来の旦那さんに巡り合う日まで





ママの姿がこの目でみえなければ、
声も、最後の荒れた息さえも聞くことができなくなった


人が亡くなると


なぜか


”いい人生だったよね”
”幸せ者だよねママは”

なんて言葉が飛び交う


”これでよかった”と言い聞かせるかのように

精一杯やったかのように最後振る舞う傾向があるよね



私も、誰のことも責めたくないから

同じことを言う。




けど、心の中ではそうじゃなくて

みんな納得できてない



もっと生きてほしいし、もっとママと思い出作りたかった


私の未来の旦那さん、連れてくって約束したし

東北新幹線ものる約束したし、


いつかボーナス貯めて、ななつ星に乗せたげるって約束した。




最後はまるで、あと数ヶ月で、数日でママが亡くなる覚悟ができてたような自分がいたはずなのに


いざ失うと

そんな覚悟じゃなく、希望を抱いてる姿をみせるべきだった



ママだって

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自分たちが覚悟をしたせいで、
ママにも覚悟をさせてしまったのかもしれない。




ママは幸せだったかな?幸せだったとしても
私は幸せにしたりないよ。




おかしいな?



つい数ヶ月前には2人でご飯を食べたし


早番が終わる度に電話が鳴ってたのに。


おかしいな。




おかしいな。





なにも間違ってなかったし、なにが正しいとかはなくて、


人はみんないつか死ぬし

おばあちゃんなんだから私より先で当然

そんなことはわかってるプンプン







ただただママがいなくて寂しいの




だけど

そんな中再確認したことがあります。



私は本当に素晴らしい人生の主人公だということ。


びっくりびっくりびっくりびっくりびっくり




だって、



素敵な両親、家族がいて、親戚がいて、

素敵な友人がいて、

素敵な職場で知り合った方々がいて、



お父さんが仕事を頑張ってきてくれたおかげで

大きなお家に住んで、広い庭もあって、

なに不自由なく暮らせて



好きなもの食べて、食べさせてもらって、


いろんな世界をみせてもらったし、いろいろ経験させてもらった



家族に愛されて、家族を愛してるし



過去にいろんなことがあったけど



それでも私は世界一幸せ者でしょうウインク






私は何の努力もしてないのに

素晴らしい人生の主人公びっくり



前世で何かいいことをしたのかしら?笑





なんで神様はこの環境を与えてくれたのかな?

と涙を流すことがあるのは


私がそれに似合う主人公にまだまだ程遠いから。




だから、私はこの素敵な環境に似合う
人に、女性に、娘に、、そして嫁に、
なろうと必死なわけです。



まだ全然未熟者だけど、幸せ者



私が将来

未来の旦那さんと結婚できなかったり、
やっぱり子供を授かれなくて家族ができなくとも、

ちっとも私は私の人生を不幸でひどい人生だとは思わない



そんな家族や両親に失礼なこと、一瞬たりとも思いたくない



だから頑張らなくちゃね


素晴らしい人生なんだから、
これからも素晴らしくあるために






まだガンが再発したばかりの頃
ママは毎日この歌を聴きながら通院したそうで


最後は病室でも流したし、葬儀の時にも流してもらった






そんなママの思い出の曲を聴きながら

私も頑張りますグラサン