ぱぁるの病名は
先天性巨大食道症という病気です。
治療方法はないそうです。
この病気は、食道が全く働かない病気で食事したものが自力では胃に移動しないので食べた物がそのまま食道に溜まってしまいます。
我が家に来て毎日吐いていて心配で病院へ行ったのですが、赤ちゃんだから急いで食べると吐きやすいから、ゆっくり小分けに食べさせてみてください。と言われ
先生に言われた通りにご飯を与えても毎日10回以上吐いていました。
我が家に来て10日目の生後2ヶ月で、吐いたものが肺に入り誤嚥性肺炎になってしまい入院した設備の整っている病院のバリウム検査にてこの病気だと発覚しました。
普段の生活は普通にできますが、食事の時には普通に食べさせると吐出してしまい又、誤嚥性肺炎を起こしてしまうので、食事の時と食後に30分くらい縦抱きをして体を直立させ胃に食べ物を流れるようにしています。
この病気は、食べた物が胃に入っていかないので食道に溜まってしまった食べ物を吐き出し、それによる誤嚥性肺炎で亡くなる率が高いそうです。
病院の先生には
『長くは生きられない病気です。』
と宣告されました。
ネットなどで調べると
この病気を発症すると
1年以内に命を落とす
とか
安楽死を勧めている病院もある
とか
怖い事が書いてあったりもします。
年齢を重ねると食道の機能が下がりどんどん症状が悪化する病気と聞いていますが今は縦抱きをしてあげればキチンと食べれているので口から食べ物が食べれるウチに沢山美味しいものを食べさせてあげたいと思っています。
ぱぁるを購入したペットショップへ一応連絡をいれました。
ショップにいた時のぱぁるの様子が知りたかったので…
ショップにいた頃は、食欲旺盛で元気もあったとのこと。
自宅へ迎い入れて10日間もの間、ぱぁるは元気もあったし、何よりも食欲旺盛で…
吐くこと以外に全く健康に見えていましたからショップでも ぱぁるはそんな感じだったのでしょうね。。
いま思えば、しぇるの時にはご飯を食べると必ず毎回ウンチをしていたのに
ぱぁるは、1日に一回しかウンチをしていなかったな。
それも、かなり少量…
この子はかなりの食いしん坊だから
身体が食べたもの全てを吸収したがっているから出る排出量も少ないのかな?
と思っていました。
私は購入したペットショップが
ぱぁるを生まれたブリーダーさんから
選んで連れてきてくれて本当に
良かったと思っています。
あの時に、ふと立ち寄ったペットショップでぱぁると偶然に出逢えて良かった。。
ぱぁるの退院後に何度かショップの社長さんとお会いしました。
社長さんは本当に犬が好きでショップをはじめた方みたいで
『ぱぁるを育てるのは大変だから、1人で無理せずにお手伝いしますのでいつでも連絡をしてくださいね』
と声をかけてくださいました。
もちろん、購入した時の契約通り
ぱぁるをショップに戻すか
購入代金を半額返金
の保証をしてくださいました。
もちろん、ぱぁるを手離すつもりはなかったので私は後者を選びました。
ぱぁるに縦抱き抱っこでご飯をあげる様になってまだ7ヶ月ですが、もう普通の事になってしまい全く大変と感じなくなりました。
今の生活が自分とぱぁるにとったら普通の生活になっているからかな。
縦抱き抱っこでしか食べ物や飲み物を取れないのは、この子の個性と思い前向きに毎日楽しく過ごしていこうと病気を宣告された時に決めました。
だから、毎日ご飯あげる時間は抱っこで触れ合う事も出来るし楽しみでもあります。
治らない病気なら、残された限られた時間を前向きに、少しでもぱぁるにとって幸せな犬人生だったと思ってもらえるように楽しい時間にしてあげたいといつも思っています♪
ぱぁるの食事風景。。
生後2ヶ月入院中
病院でぱぁるが立っちして食べれる様に立っちBOXを作ってくれました。
BOXに入れられ…
絶望的な病名宣告から
生きる望みを与えてもらえた瞬間でした。。
箱に入れられる ぱぁるが可愛くて癒されました。