博物館みたいな居酒屋
ここ最近。居酒屋・信濃は博物館みたいになって来ました・・・。
ヤフオクで落札した木版画を飾りました。
The Landing of Americans at Uraga ~ペリー提督 浦賀・久里浜に上陸~
The Mississippi in aTyphoon ~台風に襲われたミシシッピ号~
もともと、『信濃』と命名したのも、終戦直前に横須賀海軍工廠で建造された『空母・信濃』から。
この『空母・信濃』は、戦艦・大和、武蔵に続く帝国海軍第3の巨大船として建造されました。
総排水量72,000トンは、1961年に就役した米海軍原子力空母・エンタープライズが登場するまでは世界一。
悲運の空母と呼ばれる信濃は、1944年11月28日深夜に山口県・呉海軍工廠を目指し横須賀を出航しましたが、東京湾を出て直ぐに米海軍潜水艦・アーチャーフィッシュ号に発見されるや4発の魚雷に被弾し、僅か17時間の処女航海を終え潮岬沖に沈みました。
この『空母・信濃』の建造に、オーナー・shibuyaのお祖父さんが係わっていたこともあり、居酒屋を『信濃』と名付けたわけです。
空母・信濃
1853年。ペリーが横須賀・浦賀に来航以来、今年で155年。
この155年間には、日清・日露戦争、2度に渡る世界大戦と、日本と世界の情勢は劇的に変わりました。
しかし、日本の教育カリキュラムには、どこの国でも必須科目とされている『歴史』の授業はなく、『社会科』の中で申し訳程度に近現代史があるくらい。
過去の『歴史』があるからこそ、今の『歴史』が創られている。
『居酒屋・信濃』は、横須賀の歴史を語り継ぎます・・・。