8月27日(水)に、愛知県あま市教育委員会さん主催で、あま市内の教員を対象とした講演会がありました。
演題は「不登校の先にある未来」。
会場には、ATC(あまティーチャーズカレッジ)の研修として、約75名の先生方が参加してくださいました。
参加してくださった皆様から、たくさんのご感想を頂きました。
本当はすべてをご紹介したいところですが、その中から5つの感想を抜粋してご紹介させていただきます。
🏫『不登校の先にある未来』講演会 参加者の感想(抜粋)
① 教員としての姿勢を見直すきっかけに
不登校だった経験を持つ講師の言葉一つひとつに重みがあり、生徒の気持ちを深く理解する手がかりとなりました。
これまで「あと少し頑張ってみよう」と何気なく声をかけていた自分を振り返り、今後はその子の限界や思いをより尊重した関わりを心がけたいと感じました。
生徒がいつか「あのとき先生が言ってくれたこと」を思い出してくれるような、温かい関わりを目指したいと思います。
② 子どもの「好き」を伸ばす支援へ
自身のクラスにも不登校傾向の児童がいるため、講師のお話は大変参考になりました。
これまでの接し方が本人を苦しめていたのかもしれないと感じ、今後はその子の「好きなこと」を伸ばす関わりを意識していきたいです。
好きな道を見つけられるよう、様々な情報を提供しながらサポートしていく準備を進めたいと思います。
③ 理解の視点を改める学びとなった
これまで不登校の子どもを見ると「甘えなのでは」と思うことがありましたが、本人の中では「頑張ろうとしてもできない」苦しさがあるのだと気づきました。
子どもたちの事情や背景は一人ひとり異なります。そのことを踏まえた上で、教師としてその子にとってプラスになる存在でありたいと改めて感じました。
④ 不登校の「先」にある希望を見つめて
「大人になって取り返せないものはない」という言葉が印象的でした。
不登校の経験を通じて人は変わることができるという希望を感じ、不登校の先を暗く想像しないようにしたいと思いました。
「学校とは何か」を改めて考える機会にもなり、教育の在り方を見つめ直す貴重な講演でした。
⑤ 「つながりを切らない」支援の大切さ
不登校児童への支援には即効性のある方法はありませんが、「つながりの糸を切らない」関わりこそが最も大切であると感じました。
焦らず、子どもと信頼関係を保ち続けることの重要性を再認識することができました。
教育のプロである先生方を前にお話しするのは、毎回とても緊張します。
それでも、こうして丁寧な感想を頂けるたびに、少しでも現場の先生方のお力になれたらと、心から思います。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
⚫︎近々、開催の講演会



