心理士の柴木です。
早いもので、もう2月も終わり…あっという間に今年度が終わってしまいますね。
4月から小学生になるお子さんたちから「ランドセル買ったよ!」と聞くと、みんなどんな小学生になるんだろうなとワクワクしながらも、あっという間に大きくなっていくんだなあ…と、なんだかちょっぴり寂しい気持ちにもなります
3月でシェルフを卒業する皆さん、残りもう少しですが、一緒に楽しくお勉強していきましょう
以前、遊びの中で子どもの主体性が発揮されるということについて少し触れましたが、今回もそのことについて少しお話ししたいなと思います。
遊びは、子どもが自分の自発性や好奇心をもとに行う活動です。
そして、何かを実現させることを通して有能感を感じることで、子どもはますます遊びに没入していきます。
自分が主役となって動かしていったもの、感じたことはより「心に残る・意味のある体験」になり、自我成長を促進させると言われています。
集団生活の中で子どもたちは、うまく主張できなかったり、お友達とどうかかわっていいかわからなかったり、なかなか自分のやりたい遊びができない…という体験もあるのではないかと思います。
プレイセラピーでは、セラピストとの1対1の関係の中で、子どもの主体性を信頼・尊重しながら遊ぶことを大切にしているため、子どもにとっては自分の主体性を生かす機会にもなります。
また、セラピストという他者に自分の世界観をそのまま受けとめられることで、子どもも安心して自分の課題に取り組むことができます。
セラピストとお互いに反応しあうことで、遊びが新たな意味を持ったり、コミュニケーションの練習にもなっています。
来年度も引き続き、いちのわり教室ではプレイセラピーを通して子どもの主体性を育て、集団生活も支えていけたらと思っています。
みなさん、どうぞよろしくお願いいたします
今回のお話は、「心理臨床における遊び その意味と活用(弘中・遠見書房)」を参考にしております。
🌟ダウン症児の早期療育を積極的に受け入れています。来年度、個別心理療育に若干の空き枠がございます🌟
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