こんにちは
児童発達管理責任者、理学療法士の池田です。
寒くなり、木々の葉も少しずつ色づいてきました
朝晩は寒く感じられるようになったので、体調に気をつけて過ごしていきたいです。
今日は運動発達の「はいはい」移動についてお話していきたいと思います。
これまでの記事はこちらです。
7ヶ月以降になると、子どもはより高いところやより遠くのものに興味が出てきます。うつ伏せの姿勢で両手をついて両足は伸びたままの姿勢から、両手と両膝で支えた四つ這い位姿勢がとれるようになります。その姿勢で前後にゆらゆらと重心を移動して感覚を楽しむような遊びが始まります。そこから、何か欲しいものを見つけて取ろうとした拍子にたまたま片手が離れるということをきっかけに、前方に動き始めます。いわゆる「はいはい」の始まりです。
はいはい移動は、左右交互に手が前に出て、足は手と反対側が前に出ます。つまり、交互性(左右の手・足が交互に出る)、交差性(右手が出る時に左足が出る、左手が出る時に右足が出る)の協調した動きになります。この交互性、交差性を繰り返した動きは、協調した滑らかな動きの基礎となります。
四つ這い移動(はいはい)や歩行の基本的リズムは脊髄・脳幹レベルに神経回路が存在していると言われていますが、大切な筋肉を育てていくためには、繰り返しその動作を行うことが肝要です。
また、しっかり体を手で支えることは、その後の手先の活動(食具を使ってご飯を食べることやハサミを使うなど)にも重要と言われています。
ダウン症のお子様の個別理学療法でも、四つ這い位練習やはいはい移動練習を大切にしています。
寝返り、ずり這い移動、お座り姿勢、はいはい移動などひとつひとつの成長がとても嬉しいです。またお子様の成長するパワーを感じます
※今回の内容は、「優しく学ぶからだの発達」(林万り 監修)を参考にしています。
🍀見学やご相談は随時お受けいたしております。
お気軽にお問い合わせ下さいませ(^_^)
🌟ダウン症児の早期療育を積極的に受け入れています。
シェルフいちのわり教室
〒344-0031
埼玉県春日部市一ノ割1000-18
TEL/FAX:048-689-3222
Email:ichinowari@shelf-gr.com
ホームページ:http://www.shelf-gr.com/index.html