私の父はお酒が好きで
家族に迷惑をかけることもあった
今はこの世を離れ
肉体のない世界でどうしているだろう

もう一人、この世には父がいる
配偶者の親
もう一人の父もお酒が好きで
そのクセの強さは
自分の父を越えていないので
まだ大丈夫
今は入院している

もう一人の父は
きわどい冗談を言う
ちょっと軸が狂えば
喧嘩になるだろう
そう思うたび、他人だからなー
と我にかえり
こちらもきわどい冗談を
ふっかけてみることにしている
そう言う実験をして
楽しむほうがちょうどいい

酒が飲めないのが
そんなに楽しみのない事なのか
私は奈良漬けでも
酔った気分になるのを思いだし
奈良漬けのアルコール度数を
調べてみた



⬆10切れくらい入った
小パックの奈良漬けなら
いけそうだ!と
結果に、一人でワクワクした

ベットの横の収納棚についてる
小さな引き出しのテーブルの上には
先に家族が持ってきていた
梅干し、昆布、漬け物があった
椎茸の佃煮瓶と奈良漬けを
置いて帰った

小さなワクワクだけど
もう一人の父はどうだろう?
自分の父親にはそうしただろう
私の父なら
「こんぐらいじゃ足らん」と言った
だろうな。