個人的には「最近、ミュージシャンの訃報が多いな」と感じます。
それも、私がリアタイで曲を聴いていた&「まだそちらに逝くには早いでしょ❓」という方ばかりのような気がして、すごくショックを受けているのです・・。
2023年に入ってからだと
・1/11 高橋幸宏さん 70歳
・1/29 鮎川誠さん(シーナ&ロケッツ) 74歳
・2/14 岡田徹さん(ムーンライダーズ) 73歳
・2/27 有賀啓雄さん 58歳
・3/28 坂本龍一さん 71歳
・7/7 PANTAさん 73歳
・10/8 谷村新司さん 74歳
・10/18 もんたよしのりさん 72歳
・10/19 櫻井敦司さん(BUCK-TICK) 57歳
・10/? HEATHさん(X JAPAN) 55歳
私がお名前存じ上げてて、少しでも音楽に触れていた方達をざっと挙げただけでも、こんなにいらっしゃる(11/9現在)
高橋幸宏さんと坂本龍一さんは元YMO。
その頃小学生でエレクトーンを習っていた私には、彼らの所謂「テクノ・ポップ」はすごく新鮮に聴こえて「あんな曲弾いてみたいな〜でもシンセサイザーってめっちゃ高いんやろなぁ」と思いつつも、カッコよくて憧れました(受験でレッスンを辞める前の年に、やっと先生から「ライディーン」を練習曲として弾かせてもらえた時は本当に嬉しかった。でも高校に進学したら、同級生にフツーにヤマハのDX-7持ってた子がいてちょっとだけ嫉妬)。
あの当時海外でブレイクした、っていうのもまたスゴイですよね。
シーナ&ロケッツは確かアルバム「真空パック」のプロデュースにYMOが関わっていたのでそのつながりで関心を持って聴くように。
ご夫婦でロックバンドをやっていて、奥様(シーナさん)がボーカル、っていうのもまだあまりないパターンでしたね。「ユー・メイ・ドリーム」今でも好きな曲です。
多分、ちょうど同じ頃に国内でヒット曲を飛ばしていたのが、谷村新司さんがメンバーだったアリス。うちの母がファンで、よくカセットで聴いてました。
その母がめちゃくちゃ厳しい人だったので、小学生の頃は「テレビは土日のゴールデンタイムにしか観られなかった」(でも「8時だョ!全員集合」は何故か家族全員で観ていた)私でしたが、中学に上がってさすがに周りの話についていけなくなり、「『ザ・ベストテン』を観せて
」と両親に直訴。
ちょうどその時分に大ヒットしたのが、もんた&ブラザーズの「ダンシング・オールナイト」でした(1980年代を通して一番売れた曲・・なんだそうです)。
もちろん「ザ・ベストテン」などに出演される度にキャーキャー言って観てたし、レコードも持ってましたよ。シングルは「DESIRE」まで。LPもまだ実家に置いてあるかな←母が勝手に捨ててそうですが
そして私が、初めてコンサートに行ったアーティストがもんた&ブラザーズだったんです。今はなき(というか、その年のうちに老朽化で取り壊されたはず)四日市市民ホールに、母と観に行きました。
「生のコンサートってこんなに楽しいんだ」と大興奮した私、当時中2で13歳(年齢バレるな〜
)。その後成人して実家から独立し、両親のキツイ束縛がなくなってからは、タガが外れたように色んなライブに行きまくるように(またそれはいずれ別の話で・・)。
BUCK-TICK櫻井さんとX JAPANのHEATHさん、また亡くなられた時期は遡りますが有賀啓雄さんは今の私とほぼ同世代です。
そしてもんたさんと櫻井さんは、「急逝」だったんですよね・・前触れもなく、突然。HEATHさんも発病されてから亡くなるまで早かったそうです。
戦中生まれの私の両親が現在80代。他にも周囲には90近くでもお元気な方がいらっしゃるのに、今は70代前半で?
「なんの前触れもなく突然重態に」というのは、実は私も3年近く前に経験しています・・何とか無事に生還しました(その辺の話はまた書きます)が、最近はそういうことがより増えているのでしょうか。
それ故余計に、この方々の旅立ちが何だか「他人事」だと思えないのです。
まだまだ活躍されると思っていた方々、それも才能や魅力に溢れたミュージシャンが早くに旅立たれるのは悲しく、辛いです。自分がリアタイで聴いていた人達なら、尚更。
戸惑いつつも、ご冥福をお祈り致します。
・追記・・ミュージシャン以外だと団時朗さん(「帰ってきたウルトラマン」幼稚園に入る前に弟と観てた記憶が)、ハロー!プロジェクトやAKBグループのダンス振り付けとレッスンを担当された夏まゆみ先生、そして漫画家の松本零士先生の訃報はやはり衝撃度ハンパなかったなぁ
・11/11再度追記・・今朝起きたら、大橋純子さんの訃報が11/9に73歳で旅立たれたそうです。
ネットニュースで目にした時、衝撃のあまり「えーーっ!」と思わず声に出てしまった。
かねてからガンで療養されていたのは存じてましたし、もんたさんが亡くなった時もコメント出されてましたが、まさかこんな早くに旅立たれるなんて今頃もんたさん、純子さんに会ってビックリしてるかも。
で、元もんた&ブラザーズで、加えて大橋純子さんのバックバンド「美乃屋セントラル・ステイション」のドラマーでもあったマーティー・ブレイシーさんが明日11/12(日)、クローフィッシュ赤坂でのライブで、元ブラザーズのメンバー3人と共演されます(私も行きたかったなぁ・・でも東京はやっぱり遠い)。
詳細は元ブラザーズでギタリストの高橋マコトさんのブログへ↓
マーティーさん、きっとショックだろうな・・明日のライブでは急遽もんたさんを追悼する意味を込めて行われるようです(ライブ自体はもんたさん逝去以前に決まっていたと思います)が、純子さんについても触れるでしょうか?
大橋純子さんのご冥福をお祈り致します。皆さん早すぎますよ本当に・・
大橋純子さん&もんたよしのりさんというと、やはりこの曲は外せません。