怒涛の2020年も大詰めの、12月がやってまいりました。
クリスマスが近づくと、本来ならば着飾って出かけたくなるのが人の常……特に、きらびやかなネイルアートが、ばっちしハマるシーズンなんですよね~。あーあ。
パーティーが無いなら、この冬はおうちでセルフネイルのレッスンはいかがでしょう?
ネイルが顔のメイクアップと大きく違うのは、自分でも見て楽しめるところ。
サロンのゴージャス系ジェルネイルも素敵ですが、自分で苦心した“作品”もそれなりに愛おしいものです。
ネイルに関しては、別ブログを立ち上げたいくらいいろいろあるんですが、今回はセルフネイル作品のSNS投稿で〈いいね!〉が欲しい人向けに、ざっくりですが豆知識を。
①爪と爪周りのケアをしっかり
カラーリングの前に、爪そのものはもちろん、手肌のケアや甘皮除去などの“下準備”を念入りに行いましょう。
相手の視線が真っ先に向かうのが、余分な甘皮や皮ムケなどの、小さくても“あってはならない”ものたちなのです。
爪には専用オイルやクリームを、手荒れはハンドクリームで、日頃からお手入れを。
②爪の縦スジをならす
爪表面の縦スジが目立つなら、目の細かいネイルファイルでなめらかにします。
240番程度のファイルでスジの凹凸のみを軽くならし、ポリッシャー(爪磨き)で仕上げると、これだけでも健康的で美しいツヤが!
③ネイルカラーは濃度調整がカギ
ネイルカラー製品は、新品の時点でかなり濃度が高く、筆運びが重くて塗りにくいことが多いのです。
なので、カラーリング作業時には必ずソルベント(薄め液)を用意し、様子を見ながら数滴程度を加えて、塗りやすい濃度に調整することをおススメします。
④キレイに撮影するための注意
SNS投稿のネイル画像で気になるのは、まず爪周りがオイリーにギラギラ光っているもの。
サロンでは施術後、保護のためにオイルを塗布することがありますが、撮影時は逆効果です。
また、爪を見せようと5指を波動拳みたくグワシっと曲げるあのカタチ……理由とか知らなくていいので、とにかく金輪際、おやめなさい。お願いやめて。アレだけは。
指を伸ばした美しいポージングは、プロのネイル作品の写真などを参考に、研究あるのみ!
オマケ、プロの技。撮影直前まで、手を心臓より高い位置に上げてキープしておくと、うっ血やむくみがなくなって、手がスラッと美しく見えます。手タレさんには常識ですね。
ネイルカラーは、全てのコスメ中で最も“生き物”なので、フタを取ったそばからどんどん揮発して濃くなり、放置すれば完全に固まってしまいます。
このように、ネイルはズボラな人にはあまり向かないと、真実を申し上げるのはツラいのですが……そこはホラ、自分が楽しむのが一番だし!(苦しい)
“美意識は爪に出る”とも言うように、指先の小さなパーツは顔より雄弁で表情豊かだったりします。
この冬は、おうちでじっくり、爪と一緒に美意識も磨きましょう!
Sheila
Illustrated by Serafina
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