困った餌やり現場
置きエサはしないで、時間を決めて、一日2回までに・・・、と
何度もお願いしたけど、聞き入れられず、
24時間食べ放題の猫餌バイキング状態だったこのお宅。
聞けば、お母さんの代からの筋金入りの餌やりさんだった
ご近所は長い間、野良猫の被害で困ってきたのだと思う。
それでも、お話をしてみれば、住民の皆さんは普通の市民で、
「殺してまでいなくなってほしいとは思わない」と言ってくださる。
今回のピッコロの兄弟探しと餌やり移住のための大捕獲作業を
見ていて、自発的に手術代のカンパも募ってくださった。
ありがとうございます!
餌やりさんも、もっと早く、ご近所とコミュニケーションをとることが
できていればなあ・・・と思うけど、それが出来ないヒトだから
こうなってしまったんだろうな。
それでも、ノラ猫を町ぐるみで「地域猫」として受け入れるとなると
もう一段、ハードルは高くなる。
こじれる前に、堪忍袋が破れる前に、繁殖制限=T.N.R.が必要。
そして、ノラ猫にご飯をあげてくれる、寂しくて心優しい人たちが
肩身の狭い思いをせず、孤立したり対立したりすること無く、
ご近所と仲良く暮らすことができるように・・・。
餌やりさんが集め、増やした猫があちこちに散っていて
この町会はよそと比べて全体にノラ猫が多くなってしまってる。
まだまだこれからが大変な地区。
そして、ここから引き揚げた子猫(中猫)たちの
おうち探しが待っている!
(手術代は、カンパでまかなうことが出来ました。)
↑ 「おにぎり」くん と 「ひじき」ちゃん
ピッコロ兄弟の「ポックル」 後ろにいるのは・・・
そーだ、三朝(みささ)も、ここ出身だった~!!