寿司の鉄人がロシアにやって来た その1 | Chef Kasajima 海外料理人奮闘記

Chef Kasajima 海外料理人奮闘記

2001年から世界の日本食レストランで経験してきた事や、今までの人生での様々な出来事を綴っていきたいと思います

ロシアで寿司の大会がある、、

変わったアイディアの寿司を作り、ロシアのメディアの人間や、日本から来る
寿司のマスターシェフに審査をしてもらいロシアで寿司の一等賞を決めるというやつだ、、



日本の寿司協会がやっているもので世界各国でこのワークショップが行われている、、

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この大会にはオレが出る訳ではないが、オレが務めている会社のローカルシェフの代表2人が出ることになっていたので
会社の幹部はオレに大会に出す新しい寿司をクリエイトする様に頼んできた、、

寿司の大会ということなので、世界の傾向を見てみると

大体は巻き寿司をニュースタイルという感じだったのでオレはあえて握り寿司をなんか作ろうと思った、、、

日本の寿司協会の正式な大会というだけあって、モスクワにあるほとんどのジャパニーズレストランはこの大会に参加する、
というわけなので会社としては何としてもこの賞を取りたい、オレに与えられたのは絶対優勝指令という感じだった、、


ただその時はそんなにプレッシャーも感じることもなく結構簡単にニュースタイルの握り寿司を創作できた記憶がある、、

あの創作握り寿司は今考えてもなかなか独創性があり、100%オリジナルだったので自分でもかなり満足のいく作品だった、、



その握り寿司とは、、、 細いクリームチーズの裏巻きを作る、、それを握りのしゃりの大きって握りのしゃりにする、
ネタは鮪、色々魚を試したが、マグロが一番このコンビネーションにしっくりするものだった、、
そしてその鮪の上に
薄くネタの大きさに切った土佐酢ジェリーを乗せる、そしてその中央にフレッシュのトマトと玉葱のソース、そして最後に
そのトマトソースの上からちょこっとバルサミコソースを垂らす、、、



この握りはその一つの寿司を口の中に入れると全ての食材のコンビネーションが絶妙にマッチしてなんと見えない美味しい寿司だった、、

これを作り終えたとき、うまい、、美味すぎる、もう優勝は間違いないと思った、、確信と言っても過言ではないほどの自信があった、、、

ただ後はこれを教えたスタッフがオレの教えたことをちゃんと再現して作ってくれることを祈るだけだった、、



そしていつもの大雪が降る中、日本から二人のマスターシェフに来ていただき、その寿司の大会の日がやってきた、、


to be continue
次回につづく


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