続いていく | Coyote Happy! My Life in Arizona

Coyote Happy! My Life in Arizona

2011年3月からSan Diego、2012年7月からArizonaで生活をしています。

私のひとりごとに耳を(目を)傾けていただけたら嬉しく思います。

今年3月に母が他界しました。享年96歳。
癌もあったので必ずしも大往生とは言えないですが
本人は知らなかったし若い方より苦しまなかったのは事実。

私は姉たちとも話し合い、帰国はしませんでした。
以前記事にもしたけれど家にはどんな感染も大きなリスクに
なりかねない重病で今はほぼ半身不随になっている義兄も
いることだし。

過去記事(二人の姉→

母とは、亡くなる数日前に姉がセットしてくれた
ビデオコールで顔を見て話すこともできました。
主人ちびも隣にいたので2人とも。母はちびのことも
大好きなので、本当によかった。

私の顔を見て「私にそっくりね!」って。
昔なら『失礼な(笑)』と思っていたけれど
その時は本当に嬉しかった。本当にね、歳を取るたびに
母に似てくる自分がいるのです。

末っ子のわがまま娘で本当に手を焼かせたんです、私。
全然言うこときかなかったし、手伝いもしなかったし、
親不孝の後悔話をすれば切腹確定の重罪。

でも姉のキクによると私のことは何一つ悪いことを
言っていなかったとか。最後の方は結構色々辛辣だった
らしいんだけど。私に対する記憶だけはボケてて
くれて感謝。

葬儀は、Zoomで中継してもらいました。
長姉も身体が不自由なこともありやはりZoomで。
棺の中の母に画面とは分かっていながらもタッチ。

実際に触れることができなかったのが一番辛いこと。
最後に抱きしめたかった。

毎日ふと「ああ、もう日本に帰っても会えないんだ」と
改めて気づく感じです。

年内に帰国する予定です。
この状況は軽くなっても変わらないと思うし。
姉も、義兄の状態が悪化するだけの中、
私が家族2人の最期にあえないのは悲しすぎると。

母の遺産の相続権放棄?みたいな手続きの件も
あるしね。それに、何よりお互い会わないでいるの
限界。姉も、姪も、私も、早く会いたくてたまらず。

仕事は日本からもさせてくれるので
検疫期間等のことも考えて長めに。

帰国前にブースターも一発打ってもらってさ。

ちびには猫のベラと一緒にお留守番してもらいます。
もう日々覚悟を決めてるみたいで、私が留守の間に
やることリスト作ってる。

そんなわけですから日本のみなさんも
覚悟しておいてね。

母が亡くなった翌日の空。