ギターアンプのスピーカー交換のディープな世界(^u^)♪ | HAWAII部長のマシンガン日記

ギターアンプのスピーカー交換のディープな世界(^u^)♪

ついに、この世界に手を出してしまった(^u^)

 

エレキギターを初めて購入した10代の頃から、その時々の理想の音を求めて、まずはギター本体(弦、ピックアップ、ブリッジ、ナット、フレット、木材、線材、コンデンサ、あとピックもかな?)のパーツを色々替えて実験してきて、自作ギターを作ったりしてたし、そのうち真空管アンプに目覚めて色々な機種をテストしたり真空管を替えたりと、かなりマニアックなところに行ってしまっていましたが、これまで何故かスピーカーキャビネットはいじったことがなかったんですよね(^u^)

 

でも「そもそも音楽の音って何だろう?」と色々考えてみると、つまりは物理の勉強で習った空気中を伝わる波だってことに気が付いたんですよね(当然、真空中では聴こえない)♪

 

よくよく考えてみれば、エレキギターの音って実は色々なエネルギー変換が行われてるんですよね(^u^)

 

まずは弦をピックで弾くと、弦(金属)がピックアップ(磁石)の磁界の中を行ったり来たりして電気信号に変換されます(昔、学校で習ったフレミングの法則ですね笑)♪

 

次に電流がシールドを伝わってアンプに送られて真空管で増幅されるわけだけど、ここは電気信号のまま(^u^)

 

そして次は、スピーカーについている磁石の磁界の中でコイルにアンプからの電流を流すと、またフレミングの法則でコイルが振動して、コイルにくっついている紙(コーン)が空気を揺らすんですよ(^u^)

 

そしてその揺れた空気が、今度は人間の耳に伝わって鼓膜を揺らして、鼓膜の振動が小さい骨に伝わり、その骨が蝸牛という液体に満たされた器官の液体を揺らすと、そこにくっついている神経がまたまた電気信号に変換して、ようやく脳が知覚するという、長い長~い道のりですよね(゜o゜)

 

簡単に書くと、①物理運動(弾く)→②電気信号(ギター&アンプ)→③物理運動(スピーカ)→④電気信号(耳)と3回エネルギー変換してることになるわけですが、これまでは①と②を一生懸命やってきてるけど、実は③だって同じぐらい重要なんじゃないか?ってことに気がついたというか(笑)

 

因みに④も凄く重要で、自分の耳を鍛えないと、やっぱり良い音を聴き分けられないですからね(^u^)


これはレコーディングで相当鍛えられましたが、まだまだ鍛錬が足りないかな~(^_^;)

 

さっそく、定番のセレッション、エミネンス、ジェンセンのスピーカーを色々交換してみたら、もうビックリ!!!


当たり前なのかもしれないけど、同じアンプでも全然違う出音に!!!

 

セレッションは、なんというか、全体的にコモッた感じの音になるのですが、BOGNERとかマーシャル系のハイがギラギラした歪みが得意なアンプを繋ぐとイイ感じに角を取ってくれますヽ(^o^)丿

 

ジェンセンはカラッとした明るく乾いた感じなので、クリーントーンが凄く綺麗!! 歪ませたら勿体ない感じ(^u^)

 

でも私は歪みもクリーンも両方最高なスピーカーが欲しいので、色々試してみて、エミネンスに決めました(^u^)

 

エミネンスだけでも沢山種類があるのですが、超ワイドレンジで上から下までズバーンと、ありのままの剥き出し素っ裸の音が出るやつ(パトリオットシリーズ)を見つけたよ~♪

 

いやこれはもう、アンプを通さずに生で弾いた時の音がそのままデカくなった感じで、正に剥き出し!!

 

ウキウキ気分で弾けばウキウキな音に、落ち込んで弾けば落ち込んだ音になります(笑)!!!

 

私はストラトを弾きませんが、スティービーレイボーンとか好きな人には堪らないと思いますね~ヽ(^o^)丿


レスポールなのにキレッキレ!! 次のライブはこれだね!

 

エミネンスはスピーカーメーカなのに、スピーカーの中にこんなピックが入っているっていうのもギタリスト心を掴む心憎いメーカですね(笑)

 

・・・ということで、セレッション(クリームバック)とか、使わないスピーカが増えてしまったので、誰かマーシャル系とか使っている人は激安特価でプレゼントします(笑)

 

でもちょっと実験しただけでもスピーカーの世界は物凄~く深いことが分かったので(因みにスピーカーは繋ぎ変えて直ぐには本来の音が出ないんですよ~。エイジングっていう、最低でも3日ぐらい弾いてスピーカーのコーン紙を馴染ませる作業をしないと音が硬いんですよ)、今後、ヘンなスピーカを手に入れたらまた交換実験してみるつもり(^u^)

 

昨年、地球屋でやった「ひつじ祭り」に来ていたギター職人さんが、アルテックのスピーカーがイイって言ってたけど、アルテックは倒産した会社だから中古しか無いみたいですね(゜o゜)

 

あと、4発のキャビネットで、全部違うスピーカーを搭載したら、いったいどうなるんだろう??という私の何でもミックスする悪い癖のアイディアが頭から離れない(笑)

 

これは2種類のエミネンススピーカを搭載してみたところ♪

 

それにしても、時代はデジタル真っ最中なのに、相変わらずギターは木で出来てるし、スピーカーは紙で出来てるし、なんだか笑っちゃいますね(笑)

 

和紙でスピーカーコーンを作ったりしたら、見た目もカッコイイし、やってみようかな~

 

なんか最近、日本の伝統工芸を楽器に応用してみたくなってるんですよね、漆塗りのギターとか渋くない(笑)?

 

Yhah~!!

 

 

 

 

我々Sheep Controllerの活動詳細はHPご参照(http://www7b.biglobe.ne.jp/~sheepcontroller/

 

ではでは~♪