Sheep Controller 6thアルバム(melt town bazaar)レビュー紹介
Sheep Controllerの最新アルバム【melt town bazaar】を聴いたリスナーから、続々とインプレッション・レビューが届いてます(^u^)♪
なかなか好評のようで嬉しい限り(^u^)♪
Sheep Controllerの6枚のアルバムを全て持っているコアなファンで、毎回、最低アルバムを50回は聴いて、緻密なインプレッションを書いてくれるイナバ・ハルトラ氏から頂いたレビューをご紹介しまーす(^u^)♪
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シープコントローラが、5年ぶりに帰ってきた。:
HAWAII率いるシープコントローラから、5年ぶりのニューアルバム、melt-townbazaarがリリースされました。嬉しいことに今回のアルバムでは、5年の空白期間を感じさせない、むしろパワーアップしたシープコントローラー(以後S.C)を体感する事が出来ます。
ところで今回のアルバムには大きな変化がありました。それは、アルバムから伝説的ヴォーカリスト、エナマロの名前が消えてしまった事です。エナマロは、前回のアルバムを最後に脱退してしまったとの事。そのため、良くも悪くもS.CをJAPAN-Progressiveテイストの個性を強力に印象付けてきたエキセントリックなイメージリーダーを失った事になります。エナマロのいないS.Cは、何を失い、新たに何を得たのか、聞く前から興味の尽きないアルバムとなりました。
HAWAIIによるとニューアルバムでは、ニューウェーヴを感じて欲しいと言います。かつてのニューウェーヴムーブメントのように、過去に縛られない新しいスタイルを追求したとの事です。さっそく聞いてみると、なるほど一曲目から新しい世界が広がっている事を実感できます。楽曲はぜんぶで6曲、最初の曲、ヘビーメタボリックから独特なウィットに富んだシュールでキッチュ感たっぷりの世界観が耳に押し寄せてきて、アップテンポな曲は消化していくのが大変です。しかし、今回は、これまでずっと拘り続けてきた ´和´ のテイストをから少しずつ離れつつあるため(3曲目の「桃太郎さん」でさえ和の範疇に無いような・・・)、テーマや音楽性がグッとコンテンポラリーな表現となって耳になじみやすくなっています。なにより、メインヴォーカルの脱退で、バンドの勢いが弱まるのではないかと思われたS.Cですが、HAWAII、Pee、ももたろうの3人はのびやかに個々のセンスを自由に発揮して、今まで以上に完成度の高いアルバムを実現しています。ちょっと何か見えない壁を突き抜けた新しさを感じます。
最後にアルバム全体の印象ですが、S.Cがこれから進もうとしている方向性に、かつてのニューウェーブのカリスマ、ゴドレー&クレーム10ccの再来を感じました(古くてごめんなさい)。実験詩的なイマジネーションを高度な音楽性で包んだ楽曲は、一曲目から、名曲「人生は野菜スープ」に込められたコンセプトが感じられて、この手の好きな人にはたまらない魅力に満ちています。3人になったとはいえ、アダルトポップの領域で存在感を高めた新生S.Cは、今後も期待大です。
by イナバ・ハルトラ
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アルバムレビューは我々の生きる糧であり、今後のバンドの方向性を決定していく重要なファクターでもあるので、ぜひぜひ率直な感想を(辛口意見も大歓迎!)よろしくお願いしまーす(^_^)/
しかし考えてみればもう5年も経っているので当たり前なのですが(レビューによると既に伝説となっているようですが笑)、最近知り合った方々はSheep Controllerにボーカリストがいたことを知らない人が多く、一様に「えっ?ボーカルがいたんだ!」と驚かれますね・・・(^_^;)
わたくし的には今でもボーカリストを絶賛大募集しているので、我々と表現したい世界観や趣味が合いそうな人がいたら、ぜひご応募ください(^_^)/ 応募条件は酒が飲めることです(笑)!
写真は最新アルバム【melt town bazaar】のアウトテイク集パート2♪
結構ニューウェーブ度が高くて良いけど、ホームセンター度?も高いのでボツ(笑)!
我々Sheep Controllerの活動詳細はHPご参照(http://www7b.biglobe.ne.jp/~sheepcontroller/)
ではでは~♪
