Sheep Controller 6thニューアルバム(melt town bazaar)完成! | HAWAII部長のマシンガン日記

Sheep Controller 6thニューアルバム(melt town bazaar)完成!

昨年末から進めてきたニューアルバム(通算6枚目、melt town bazaar)が、いよいよ完成しま~す(^u^)♪

イェ~イ!!! パチパチパチ~!!!
 
ニューアルバムと言っても、レコーディングは4年前にほぼ完成していたので、我々にとってはオールドアルバムなんだけど(笑)、まあ何はともあれ、ちゃんと形になってアウトプット出来て良かった~(^○^)♪
 
このアルバムのレコーディングを開始したのは2013年1月で、いつものように河口湖は雪に埋もれていたっけ(^_^;)
 
前に乗ってた紺色のディフェンダーもすっぽり埋もれてたね(^_^;)
 
Sheep Controllerは、この数か月前に出演した浜松のやらまいかミュージックフェスを最後にボーカルが抜けてトリオ編成になったばかりで、今後、バンドをどうして行こうか悩んでいた時期だったよね・・・・
 
とにかく、出演が決まっていたライブを飛ばすわけにはいかないので、トリオ編成でボーカルを3人で分担して演奏していたけど、とにかく必死だった記憶があるね(^_^;)
 
ボーカルはバンドの雰囲気や曲の世界観をダイレクトにリスナーに伝えることができる、歌モノバンドで最も重要なパートだと思うけど、それが突然無くなってしまったわけだからね・・・
 
元々Sheep Controllerは、ギター、ベース、ドラムも、全ての楽器が歌っているアンサンブルで、全員がボーカルっぽい特徴があったわけだけど、やはり楽器を歌わせるのとボーカルとは全然違うし、どんなに優れたバイオリンだって人間の声の深さには敵わない!
やはり人の声が最強だからね♪
 
しかも、それまでの曲はボーカルがいる前提で作曲していたので、ギターはやりたい放題弾きまくれたんだけど、自分が歌うとなるとどうしても制限されちゃって超ストレスだったね~(^_^;)
 
ギターもボーカルも中途半端で不完全燃焼・・・・・みたいな(^_^;)
 
あと、他の人が歌うと(特に女性から男性ボーカルに変わったとか)曲の雰囲気が変わっちゃうしね~
苦肉の策で、ファルセットを駆使してイメージを崩さないように工夫したりしてたけど、喋り声が超低音の人が突然ファルセットで歌い出すわけだから、さぞリスナーはビックリしただろうな~(笑)
 
楽器を弾きながら歌うというのは、そんなに難しくないと思われがちだけど、それはフォークのようなジャカジャカギターをかき鳴らして歌う弾き語り的なパフォーマンスの場合であって、我々のような変態的プレイを求められるバンド?でやるのは超絶テクの部類に入るかも??
 
それからは、歌と楽器を別々に、それぞれ素晴らしいパフォーマンスをするミュージシャン(ベーシストだったら、ポールマッカートニー、スティング、クリススクワイヤ、亡くなったジャックブルースやグレッグレイクとか)を研究したけど、彼らはもうハンパないね(笑)
まったく参考になりません(笑)
 
ドラムもわざわざ(ファンでもないのに)歌いながらドラムを叩いているというだけの理由で、シシドカフカのライブを観に行ったりして研究したよね(^u^)
 
ヘッドセットマイクなんて、理想のマイクを求めて5種類ぐらい買ったんじゃないかな(笑)
 
ただ、このコンデンサーマイクは感度が良い反面、ハットやスネアの音もかなり拾ってしまうので、PA屋さん泣かせみたいだね(^_^;) チキンシャックのつっくんは上手だったけど♪
 
あとそもそも、わたくしは自分の声が好きじゃないので、ギターやピアノを弾いて、好きな声のボーカルに歌ってもらうというスタイルでやってきたっていうのもあって、ライブの度に「はたしてこれで良いのか?」と迷いながら歌ってたね(^_^;)
 
よくギタリストがライブの途中でボーカルを務める「箸休め」的なパフォーマンスがあるけど、ああいうのは絶対にやりたくなくて、やるならボーカルもギターもバッチリやりたい!って思ってたし。 自らハードルを上げてたね(笑)
 
でも、そんな必死感が伝わったのかは分からないけど、リスナーからは「前も良かったけど、トリオ編成もこれはこれで良い」と言ってくれたり、中には「こっちの方が好き」と言ってくれる人もチラホラ出てきたりして(^u^)
 
本当は新しいボーカルをメン募しようと思ってたんだけど、まあ気に入ってくれる人もいるなら、このスタイルで暫く活動してみるか・・・・となって今に至るわけ♪
 
もちろん今でも素晴らしいボーカリスト&パフォーマーがいるなら、ぜひ一緒にやってみたいけどね(^u^)
 
そして、あんなにキライだった自分の声も、そのうち馴れてきちゃって、最近ではむしろ自分の声じゃないとシックリ来なかったりするから不思議なものだね(笑)
 
ちなみにわたくしの声は、昔から何故か飲み屋のママやお姉さんに大人気です(笑)
(ただし、歌う声じゃなくて喋る声ね)
 
「ご職業はDJとかですか?」、「またそのイイ声を聞きたいからお店に来て」と良く言われる度に、就職先はエンジニアじゃなくてナレーターとかアナウンサーになれば良かったと後悔しますが、歌声も喋り声と同じぐらい魅力的になればいいんだけどねぇ(^_^;)
 
なぜか歌うとクニャけちゃうんだよね(笑) やはりUKロックの聴きすぎなんだろうか??
 
そんなわけで、トリオ編成でレコーディングをすることになったのがちょうど4年前ってわけだね(^u^) なんだか早いモノだね~
 
この頃はニューウェーブがマイブームだった頃で、自分が学生の頃に聴きまくった80年代ニューウェーブバンド(トンプソンツインズ、コクトーツインズ、U2、デュランデュラン、カルチャークラブ、ユーリズミックス、aha、エコー&バニーメン、プリテンダーズ、ポリス、トーキングヘッズ、カーズ、シンプリーレッド、フランキーゴーストゥハリウッドとか、数えきれないけど)、の再評価をしてて、曲は素晴らしいのに、当時のテクノロジー偏重(ドラムにゲートリバーブかけたり、ギターはジャズコーラスでパッキーン♪、当時は斬新だったローランド製シンセのチープな音色でのコードワークとか)の過剰アレンジのお蔭で古臭く感じるのが悔しくて、何とかあの雰囲気を壊さずに現代的なシンプルなバンドアレンジでやりたいな~と思ってたんだよね(^u^)
 
だから今回のアルバムに収録されてる曲もそんな感じのが多いかな?
 
歌詞は、やっぱり2011.3.11の大地震とそれ以降の原発問題に触発されたものが多いよね。
 
あれほどのインパクトを受けることは早々ないからね(゜o゜)
 
あのインパクトを受けて曲が書けなくなったアーティストもいるみたいだけど、わたくしは逆で、バンバン溢れ出た感じだったな~♪ある意味、価値観が変わったしね(^u^)
 
そういえば、今回のアルバムは珍しく、全曲がわたくしの作詞・作曲の作品だね♪
そういう意味では結構パーソナルな部分が出てるアルバムかも?
 
レコーディングは、楽器関係はまあまあ順調に進んだけど、やはりボーカルがね~(笑)
 
特にわたくしは自分の声が好きじゃないので、なんか違和感が・・・・
 
ナレーションとかならいいんだけど(笑)
 
ナレーション・ラップに挑戦してみるか(笑)
 
Pee人くんの声は好きなので(元々ボーカルだったし)、まったく違和感ないんだけどね(^u^)
 
ただ、かなり高いキーの曲が多かったので、Pee人くんは大変だったみたいだよ(^_^;)
 
高い声を出す時は、ミスチルの桜井氏的に顔をクシャクシャにして歌うのが普通だけど、Pee人くんの場合、矢野顕子的にニヤケて歌うのがポイントだとか(笑)
 
せんとくん☆ももたろうは、わたくしと殆ど同じ声をしているので、ライブだとあまり違いがわからないかもしれないけど、アルバムで聴くと結構違うので、聴き分けて楽しんでみてください(笑)
 
そうそう、この写真を見てて思い出したんだけど、わたくしに似ているミュージシャンを発見!
 
Pee人くんには前から言われていたんだけど、日本が誇るミスターグルーブ!ドラマーの沼澤尚氏です(笑)!!
 
やばい、かなり似てる・・・(^_^;)
 
せっかくなので、年末にPee人くんとユタカと高円寺のジロキチに彼のドラムを聴きに行ってみたけど、実物は更にこっちが恥ずかしくなるほど似ていた(笑)!!
 
凄いグルーブを叩きだしていて、普通はブルースって途中で飽きちゃうんだけど、全然飽きなくて身体が自然に揺れました(^○^)
ああいうノレるシャッフルができる人なかなかいないよね♪
 
思わず踊り出したくなるような独特の叩き方も面白くて、さっそくPee人くんがマネしてましたよ(笑)
 
いつか共演してみたいです(笑)
 
毎回、レコーディングはパフォーマンスだけでなく、機材もレベルアップしてきているんだけど、今回の大きなトピックは、やっぱりプロツールスを導入して、本格的なハードディスクレコーディングを始めたってことだよね(^○^)
 
それまで使っていたローランドのMTRとは比べものにならないぐらい自然な音で録音できて、編集も超楽ちん!!
 
さっさとプロツールスを導入しておけば良かったと激しく後悔!!
 
ギターは今回は全てこのドデカ・レスポールを使ってレコーディングしてるんだよ♪
 
アンプは最近ハマッてるBUDDAアンプではなく、メサブギーのロードスターを使っているので、最近出している繊細な音とはちょっと違うけど、ニューウェーブをやるにはちょうど良かったね(^u^)
 
ニューウェーブなのでシンセっぽい音も欲しかったんだけど、シンセ・エフェクターを使って全部ギターでやりました(^u^) クイーンぽいでしょ(笑)? 「ノー・シンセサイザー」ってアルバムクレジットに入れようかな(笑)
 
前半の3曲ぐらいは、こうやってベースも合宿しながらレコーディングしてたけど、そうこうしているうちに、せんとくん☆ももたろうが山形に転勤~
 
長くバンドやってると色々あるよね~
 
毎週やってたバンド合宿&宴会も突然ピリオドが打たれ、レコーディングどころかバンドの継続すら危ぶまれたわけだけど、ネットデュエットという文明の利器を発見して、なんとか継続でしてきているのは、ある意味奇跡だよね(゜o゜)
 
考えてみれば、このアルバムはバンドの幾多の困難を乗り越えてきているよね(^_^;)
製作に4年もかかったのも分かる気がするよ・・・・
 
ネットデュエットでリハーサルをやるようになってから作った曲は、ほぼセッションで骨組みを作った関係でトリオらしいアレンジで、しかも初めから自分が歌うように作ったので、また全然違った雰囲気(最近ライブでやってる殆どの曲)になってると思う♪
 
ごく自然体というか、何も頑張ってなくて、ありのままの自分達を表現できていると思うよ(^u^)
 
そんなことも手伝って、最近の曲を演奏するようになってからは、今回のアルバム「melt town bazaar」はバンドの過渡期というか、迷い迷った難産作品なので、アルバムとして完成させなくてもいいか・・・・と考えるぐらい過去のモノになってたんだよね(^_^;)
 
で、そろそろ最近やってる曲達もレコーディングして作品化したいと思うようになった時(実は今月からさっそく開始してるんだけど)、今の自然体があるのは、4年間の苦難の過渡期があったからなんだって事を強く感じたので、やっぱりレコーディングの前にあの難産作品も世に出すべきだと思ったんだよね(^u^)
 
ただ、時間はかけたくなかったので、今回は初めてミックス&マスタリングを外部委託することにしたんだよ(^u^)
 
レコーディングしたてのホットな状態ではなく、4年も経っているからか、当時、自分がどんなプレイをしたのかも忘れかけていて、凄く客観的に誰かの音楽を聴くような感覚だったので、外部委託するのも全然抵抗がなかったし、逆にどんな風にSheep Controllerが料理されるのか楽しみだったね(^u^)
 
結果は大正解!!! 素晴らしい作品に仕上げてくれました!!!
 
プロデューサーではないものの、第三者がミックスという、どちらかというとミュージシャン寄りの作業をすることで、バンド内のエゴ(俺のギターをもっと上げろ!とか笑)はないし、冷静に曲全体として聴けるのでスムーズに事が運んだね(実質1ヶ月程度)♪
 
でもミュージシャンじゃない音響エンジニアに任せるのだけは嫌だったので、そこは色々調べて、自身がミュージシャンでもあり、コンポーザでもある人に依頼したけどね(^u^)
 
今、CDをプレス中で、来週中ぐらいには完パケすると思うので、お楽しみに~♪
 
2月18(土)に石和の朱里で諏訪部さんのバンドと対バンすることになったんだけど、その時には出来てると思うので、欲しい人は来てね~(^u^)
 
前述のように凄く難産だったアルバムなので、今、何か迷っている人、人生の過渡期にいる人、何かうまくいかなくて躓いてばかりの人は、これを聴くと何か答えを見つけられるかもしれませんよ(笑)?
 
2/18はレコ初ライブじゃないけど、もしレコ初ライブをやるなら古い曲が多いので、かなり練習しないとね(自分のコピーが一番難しい・・・笑)  詳細はまた!!
 

 

 

 

我々Sheep Controllerの活動詳細はHPご参照(http://www7b.biglobe.ne.jp/~sheepcontroller/

 

ではでは~♪