尾道~倉敷紀行(^u^)♪
久しぶりに尾道~倉敷に旅行に出かけた♪
特に尾道は出張のついでにザザッと町を歩いた程度だったので、今回はノンビリ散策することにした♪
穏やかな瀬戸内海(^u^)
日本海とも太平洋とも違う独特の雰囲気ですね♪
船の音を聴きながら夕日を見てると眠くなります・・・・
海も素晴らしいのですが、やはり尾道の真骨頂は街並みですね♪
海からすぐに険しい山になっているので、坂にへばりつくように家が建てられているのですが、そこをぬうように小さな小道が巡らされていて、独特の街並みが出来ています(^u^)
ちょっと山側に上がればこのような小さな坂道が迷路のように続いています♪
運動不足&巨体のわたくしにはキツイです(笑)
特に建物や道が美しいわけでもなく、むしろ統一感のないゴチャゴチャした生活臭丸出しの微妙に古い建物がひしめき合っているだけなのに、こんなに何でもない風景が絵になる町も珍しいのでは??
ほとんどの観光地の美観地区は、江戸時代の建物が綺麗に復興されて中はオシャレなカフェや雑貨屋とかになっているってパターンなので、当然、美観地区の写真を撮影すると、その後ろの方には近代的なビルが見えちゃったりして興醒めしちゃうわけだけど、ここは本当に普通の生活が営まれているんだよね(^。^)
元々、ディズニーランドとかのテーマパーク系にはまったく興味が湧かないわたくしにとっては、ああいう美観地区はテーマパークにしか感じられないかな(>_<)
小道の遠くに海が見えるのもいいよねヽ(^o^)丿
神戸、長崎、函館なんかも坂道から海が見えるんだけど、やっぱり昔から外国との貿易港だったからか異国情緒があってオシャレだよね♪
尾道は完全に和風情緒(といっても江戸まで遡らない)だから、雰囲気が全然違うよね(^_^;)
人がギリギリすれ違えるぐらいの小道ですが、郵便屋さんはバイクでバリバリ走ってました(゜o゜)
この日は台風が近づいていたものの、めっちゃ暑くて、汗だくになって坂道を上がり下がりしましたが、地元の人は慣れてるんだろうね(^-^)
実際、坂道は急だけど、長さ的には大したことないからね(^u^)
土壁の家も結構残ってたけど、こんな落書きすら不思議と風景に馴染んでしまっているのは何故なんだろう??
最近の子も愛々傘とか書くのかな??
ただ、道が狭いので消防車が入れないため、火事になるとヤバいらしい(゜o゜)
こんな感じで焼けたままになっている家が何軒かありましたね(゜o゜)
家が密集してるから隣に燃え移りやすそう(゜o゜)
それにしても、こんな廃墟までも何故か絵になってるのが不思議・・・
念願の尾道に遊びに来て大喜びのPee人くん♪
想像の世界に入るのが大好きな彼女には最高の町かも(^u^)
ここに住みたいそうです(笑)
因みにのぼりがチラリと見えているのが、以前に出張で来たときに食べて「・・・・美味しくない!」と思った魚介系サッパリの名物?尾道ラーメンです(笑)
でも今回泊まった旅館の女将が「尾道ラーメンはねぇ・・・何というか・・・別にねぇ・・・・普通のラーメンだしねぇ・・・・」と言っていたので、わたくしだけじゃなく、地元の人もそう思っていることが判明して安心した(笑)
想像力豊かな子供達にとっては最高の遊び場だろうね(^u^)
こういう曲がり角にササッと隠れられるし(笑)
多くの作家が住んだり映画の舞台になるのも頷けるね♪
大林監督の有名な映画「転校生」のオープニングで、モノクロ映像がカラーになっていく印象的なシーンで使われた踏切と坂道の交差するところ♪
ますます映画っぽい(笑)
同じく「転校生」で主人公が自転車で駆け上がった坂道陸橋も健在でした♪
どうってことない風景のような気がしますが、このような陸橋を他で見たことがない(^。^)
こちらは「転校生」で中学生男女2人がここを転がり落ちて体が入れ替わってしまう、ストーリーの起点になる神社の石段(^。^)
でも本当に転がり落ちたら、2人とも重体で救急車を呼ぶことになりそうな超急勾配です(^_^;)
自分が思春期の頃に女性の体になったら・・・・「お~、そうか!こうなってこうなってるのか!」と自分の体を鏡に映して鼻血を流していたことでしょう(笑)
しかし、もう30年近く前の映画なんだよな~
空想の世界に入るPee人くん♪
Pee人くんも私も正に映画の主人公と同時期に学生だったわけなので、感慨深いですね♪
実はわたくしは尾道3部作「転校生」、「時をかける少女」、「さびしんぼう」はリアルタイムだったんだけど、当時映画に行ける程のお小遣いもなくて、映画館では見てないんだよね(+_+)
しかもテレビもあまり見てなかったので、3作品とも何となくチラリとテレビで見た程度の記憶しかないので、旅行前にPee人くんが持ってるDVDを見ておいた♪
こちらは「時をかける少女」でタイムスリップした時に物凄い勢いで逆回転した時計屋さんの看板時計♪
実際、時計屋さんなんだけど、今営業してるのかは不明(この日は閉まってた)
原田知世は同い年ですが、高校1年生の頃に聴いた「時を~かける少女~♪」が狙ったのか?と思うぐらいあまりに下手くそだったのを今でも覚えてます(笑) ラストシーンも衝撃的ですが(笑)
それが今ではワールドワイドに活躍する女優&ミュージシャンですからね!
流石にカーディガンズのプロデューサーのトーレ・ヨハンセンがプロデュースした時はビックリしたけど(゜o゜)
やはり何事も継続は力なり!ですねヽ(^o^)丿
こちらは「さびしんぼう」で富田靖子が通学していたフェリー♪
「さびしんぼう」は学生の頃にビデオか何かで見たことあったけど、今回見直したら全然感じ方が違って面白かった(^u^)
特にラストシーンは、学生の頃のわたくしは「ああ、きっとあの時は2人は別れちゃったけど、きっと想いが実って幸せに結婚して、恋人そっくりの子供が生まれたんだなぁ・・・」と単純に感動したものですが、世の中に揉まれてスレた今のオトナなわたくしの目で見てみると、2人は別れたまま二度と再会はせず、そっくりな人と結婚してそっくりな子供に思い出の曲をピアノで弾かせている・・・・・そう、つまり自分の母親が昔の片思いだった男性とそっくりな主人公を生んで、思い出の曲をピアノで弾かせているのとトラップするわけですね(^u^)
そしてこの映画で大林監督が表現したかったことは「物事の多面性を知る過程」、つまり「オトナになる過程」なんだって気がついた。
小うるさいオバちゃんの母親にも片思いの乙女だった頃があり、憧れの美しいマドンナも家に呼べないぐらい貧しい家庭があり、何を考えてるのかわからない仕事熱心で真面目な父親も妻を心底愛していると口にする一面がある・・・・
マドンナが別れの際に言う「あなたは私の片方だけの顔を見ていてください」や、父親が「好きな人の良いところも悪いところも全部ひっくるめて好きになれ!」というセリフは正にそうだよね(^。^)
素直だった当時のわたくしはまったく気がつかなかったけど(^_^;)
ただ、物事を一方向からしか見れないのがつまり青春というものであり、オトナが失くしてしまった眩しい感情なわけで、この映画も別に「物事は一方向からばっかり見てないで、多方面から見なきゃダメ!」って説教してるんじゃなくて、「ああ、誰もがみなオトナになっていくんだ」っていう当たり前の事を尾道の美しい景観の中で表現してるって感じかな??
子供の頃に見た風景をオトナになってから見ると違って見えるという体験はよくあるんだけど、子供の頃に読んだ本や観た映画もオトナになってから観てみると、また別の面白さがあるってことに改めて気がついたね♪
オトナになるってどういうこと?と漠然と考えていた時もあったが、わたくしの答えは「物事の多面性を見れるようになる」ことかな?
そういえば我々Sheep Controllerの音楽も「物事の多面性」を表現しているものが多いかな♪
わたくしにとっては物事の多面性を知ること=オトナになることはワクワクすることなんだよね(^u^)
だからワクワクし続けるにはオトナになり続けなければいけない(笑)
過去を振り返っても何もワクワクしない(笑)
そして全てを悟る=ワクワクしなくなったら極楽浄土へ旅立つのだ(^u^)
この日は、窓のすぐ横が瀬戸内海という何とも贅沢な老舗旅館でくつろいだ(^u^)
旅館自体が重要文化財で数々の映画にも登場しているんだよ♪
見て!この職人の粋を感じる天井ヽ(^o^)丿
素晴らしいねヽ(^o^)丿
障子の下の明かり取りも仕掛けがあって、凝りに凝ってますヽ(^o^)丿
匠と粋の素晴らしい作品♪
今のハウスメーカーには作れないね(^_^;)
重要文化財でドンチャン騒ぎの図(笑)
誰かわかるかな?
こんな時、妖怪とかがヒョローンと出てきても「ああ、ろくろっ首さんね?」とか気軽に声を掛けれそうな、そんな自然感がありますね(笑)
日本酒が美味かった~
次の日は船で瀬戸内海を航海して鞆の浦にGO!!
若干小雨が降ってきたけど、雨模様でもイイね(^u^)
いろんな島が次々に出てきて飽きなかった♪
今度はこういう小島に泊まってノンビリしてみたいね(^u^)
鞆の浦の港♪
古代からの港ですが、やっぱ瀬戸内海の港ってちょっと雰囲気が違うよね♪
鞆の浦は初めて訪れたけど、尾道に匹敵する面白さです(笑)
坂道じゃないけど、こんな感じの小道がたくさんあります♪
このあたりは観光客が来るお店なのでそうでもないですが、住宅街に行くともっと面白いですよ(^u^)
今回の旅行は時間的に余裕な計画にしたので、観光スポットとは関係なく、いろんなところを散策できたので良かったね♪
クルマでバーっと周っちゃうと、表面しか見れないからね(^u^)
いつもの運動不足がたたり、足腰が痛くなりましたが(笑)
ところで、このブログの写真に人がまったく写ってないけど、これは観光客がいないわけではなくて、適度にいるんだけど、フッと誰もいなくなる瞬間があるんだよね(^u^)
交差点でフッと人が現れたり、またスッと何処かにいなくなったり、そういう鬼神出没なところも面白いよね♪
夜は倉敷に移動して泥酔(笑)
倉敷は前にもPee人くんと遊びに来たことがあるけど、ここは完全に前述のテーマパークと認識してるので、街並み散策というよりクラフト雑貨のショッピングが目的だよね(笑)
こちらは名物のオコゼの薄づくりヽ(^o^)丿
グロイ外見からは想像できない上品な味で、わたくしはフグよりこっちの方が気に入りました♪
アワビ形のお皿が粋なアワビさん♪
安定した味ですヽ(^o^)丿 どんどん日本酒持って来い!!
写真には撮りませんでしたが、ママカリという小魚や黄ニラという真っ黄色のニラのお浸しも美味かった~
泥酔の次の日は、さっそくテーマパーク倉敷に(笑)ショッピングへGo!!
ガラスはもちろん、色々なクラフト作家が集まっている町なので、クラフト好きにはたまりません!!
なんだかんだで、ついついケロを買ってしまうPee人くん♪
またまた家に10匹ぐらいケロが増えてしまいましたね(笑)
確実に1000匹以上いるから、もうケロミュージアムを始めてもいいんじゃない(笑)?
こちらは倉敷でのベストショットです♪
壁にカマキリがつかまってるだけなのですが、なぜか物凄く倉敷っぽい(笑)
そしてなんか夏の終わりって感じがするいい写真だね(^u^)
旅行雑誌の表紙とかになりそう(笑) 「倉敷時間」とかね(笑)
・・・・・とまあそんな尾道~倉敷紀行でしたヽ(^o^)丿
今年は秋に大阪のライブハウスに出演する予定で楽しみにしていたのですが、せんとくん☆ももたろうが転勤の混乱でブッキングを忘れるという失態を演じたため(笑)バンドツアーが出来なくて残念だったけど、たまにはバンドなしでツアーするのも悪くないね(^u^)
いろんなインスピレーションを受けたので、さっそく曲が出来そう♪
さて、今週末は東京・中野坂上でライブですよ~(^◇^)
クマさんキタさん主催のイベント、ぐるぐるショーVol.10に出演します♪
何とヘリテージ仲間の岩崎けんいち氏とも対バンすることに(゜o゜)
ぜひぜひお越しください~
日時 : 9月22日(日) 15:00~20:00
場所 : 東京・中野坂上・aja
イベント : ぐるぐるショー vol.10
HP : http://
あ、そういえば、Sheep ControllerのHPは引っ越す予定です♪
こちらが新しいアドレスです(http://www7b.biglobe.ne.jp/~sheepcontroller/ )
古いアドレス(http://
ではでは~♪

