まちあるき新聞 -11ページ目

2010年 日本ダービー 予想

予想です。

◎ ③ルーラーシップ
○ ⑥アリゼオ
▲ ⑦コスモファントム
注 ⑮メイショウウズシオ
注 ⑪ハンソデバンド

今日のレース結果を、見て逃・先行有利と見ました。
Cコース変更が効いているのが原因と考えました。
なので、後ろから派手にズドーンはなさそう。

有力馬からは、ルーラーシップを。
ムラっけの多い天才肌。折り合い天下一品の四位騎手に気持ち良く走らせてもらいましょう。
良い枠活かして、プリンシパルのように好位から伸びて。

逃・先行勢からはアリゼオ、コスモファントム。ゲシュタルトはもっと内枠だったらよかったのに。
アリゼオとコスモファントムは鞍上が心強いぞ。経済コーース!

さあ、穴馬で危ない二頭を。
団子歓迎、混戦歓迎。闘志むき出しオペラハウス産駒メイショウウズシオ。
何が起こるか分からない、ハンソデバンドと蛯名正義。


まともにやれば、ペルーサ、ヴィクトワールピサ、ヒルノダムールが強い。
しかし、末脚が100%活きないなら、団子状態になるなら、夢も見れると思う。


どうなったとしても、
今年のダービーは面白くなりそうです。

日本ダービー 前々前夜

今日の日経夕刊1面左下に、勇敢な記事を見つけました。
日経さん、拝借させて頂きます。


楽しみな今年のダービー  キャスター 草野仁

 競馬の祭典といわれる日本ダービーが30日、東京競馬場で行われる。良い成績を収めてきた3歳馬の中から条件を満たす馬18頭が出走し、一生に一度の栄誉と1億5千万の優勝賞金を目指して覇を競う。
 日本の競馬は英国を模範にしてつくられたので、日本ダービーは1年の中で最も注目すべきレースと位置づけられ、競馬界の1年はダービーを中心に展開していると言っても過言ではない。ダービーが終わるとすぐに来年のダービーを目指す2歳馬がデビューし始め、次の1年に向かって暦がめくられていく。
 今年の3歳馬7611頭の中から様々な関門を潜り抜け、わずか18頭が出走資格を得たのだ。ダービーに出走できるだけでも馬主は幸福であり、優勝の栄に浴することは、チャーチル英元首相の言葉とされる「一国の宰相になるより、ダービー馬のオーナーになることの方が難しい」が示すように至難の業である。
 そして今年の第77回日本ダービーは注目に値する、間違いなく伝説のレースになると思う。例年は傑出した馬が2、3頭いるというのはよくあることだが今年は違う。皐月賞優勝のヴィクトワールピサ、2着のヒルノダムール、青葉賞楽勝のペルーサ、NHKマイルカップ優勝馬ダノンシャンティ、プリンシパルステークスの勝馬ルーラーシップなど、例年をはるかに上回るいずれ劣らぬ強豪馬がずらり勢ぞろいしているのである。言って見れば信長、秀吉、家康級の武将が数多く集ったということだ。
 今年のダービーは観るに、そして一票を投ずるに値するレースだと思う。競馬ファンとしては、多くの方に参加してほしいと願うのである。



日経読者はご存知ですが、
日経夕刊一面の左下には、著名人がエッセイを日替わりで掲載しています。
勤務中のビジネスを動向を伝える夕刊。
僕の場合、帰宅しても夕刊に目を通すまでは、ビジネス的な緊張が残り、完全に安心することができません。
一面に掲載されているエッセイは、その緊張を解いてくれるOFFスイッチのような働きをしています。
「さあ仕事は終わりだ。小話1つでも聞いて、楽にしてくれよ」と粋なマスターのようなスイッチなのです。

しかし、今日はエッセイではなく、広告が載っていました。
それも、気持ちの良い広告でした。
広告の目的は単純明快。
「今年の日本ダービーは例年より面白くなりそうだから、一緒に楽しもうよ」
と呼びかけています。

草野さんは、エッセイを書けない訳ではありません。
普段はちゃんとしたエッセイを綴っています。
地方取材で知り合った少年とそのお姉さんの礼儀正しさを記した話しなんか、最高に素敵でした。
だから、僕は「おっ、今日は草野さんだ」と期待して読み始めたのです。
だから、いい意味で肩透かしを食らったのです。


これはすごいなと。


草野さんは、
夕刊と言えど、
天下の日本経済新聞の一面に、
草野仁という匿名性のない、
しかもギャンブルである競馬の広告を載せたのです。
(普通、広告は匿名性が強い。広告スポンサは、広告制作者ではないからです)


一競馬ファンとして、その粋な計らいに目頭が熱くなりました。
文章を見ても分かるように、口うるさく紹介するのではなく、
淡々と情熱を抑えながら語っています。
今年のダービー展望やダービーの重要性を
誰でも分かるように、最近の歴史ブームにまで乗せて、説明してくれました。


そして最後の最後。ラスト2行に、自身の思いを込めて、草野さんは筆を止めています。


今年のダービーは観るに、そして一票を投ずるに値するレースだと思う。競馬ファンとしては、多くの方に参加してほしいと願うのである。


しかし、草野さんは本当はもっと言いたかったはずです。
たぶんこんな感じに。


競馬は、ただのギャンブルではないんです。
ダービーで一番を獲るために、人も馬も全力を尽くしてきたのです。
その努力の過程は、人の人生にも言えることが多いんだよ。
ただ、ただ、ホースマンの姿が熱く美しい。
感動を超えた感動が湧いてくるんだ。
きっと月曜日は、いつもの月曜日より元気に出社できるはずだよ。
だから一度でいいから日本ダービーを観てほしいんだ。



ありがとうございました、草野さん。

人生に乾杯! ★★★

ハンガリーの映画。
映画館で見たかったけど、見逃してしまった映画。

東欧や旧ロシアの映画は、静かで好きです。
静かなイメージで言えば、北欧の映画もそうなのですが、
2つは異なるもの。

異なる点は、物哀しさがあるかないか。
東欧や旧ソビエト圏の映画には、
憂いが練り込まれている気がするのです。
ちなみに旧ソビエト映画は、憂いを通り越して、冷たい感じ。

まあ、いいや。
映画の話。

この映画の予告版は

老人が銀行強盗!
痛快!!

という感じなのですが、実際は宣伝のようにうるさい話ではありません。
結婚している人に、強いメッセージを残すのではないかと思いました。
映画の老夫婦は羨ましいくらい仲がいい。
僕はここまで強い信頼関係を築くことができるだろうか、と考えてしましました。
頑張ろう。

末節の話ですが、
台に登ったおじいちゃんが、急に出てきた友達にびっくりして、気を失って寝込んでしまうシーン。
おじいいちゃんが横たわっている部屋の壁に、
アルメニアの映画監督「セルゲイ・パラジャーノフ」の写真が貼ってあってあるのを発見しました。
知る人ぞ知る名監督。
僕は、セルゲイ・パラジャーノフの家に、アルメニアに行ったとき、寄ったことがあるのです。
懐かしいー。
そこから芋づる式に、
旧ロシア圏の雨が降る午後、喫茶店でゆっくりお茶を飲んだことや
グルジアのブドウ畑の多い町や
豪雨の日にワイン工場に見学に行ったことを
思い出しました。

いいね、旧ソビエト圏。

ピカイチではないけど、
幸せな気持ちにはなれる映画でした。