2009年 桜花賞 回想 2/5
「ねみーよ、SHO」
「眠いですね、エビナさん」
リビングには、種牡馬辞典と競馬エイトと赤ペンが放り投げられている。
午前4時まで、予想に没頭した2人は、最悪の仕上がりで朝を迎えることになった。
「とりあえず、馬場情報を確認してと…」
この期に及んで、パソコンを起動させ、JRAのHPを確認するエビナ。
SHOも覗き込む。
この二人、終わっている。
今日は快晴だ。
食欲が奪われた二人の朝食は、
エビナ: ウイダーインゼリー(カタカナで書くと馬名に見える・・・)
ほね無しフライドチキン
SHO: カフェラテ
エビナの組み合わせもSHOのシンプルさも狂っている。
新快速から見える海が、非現実的に見える。
ほんとうに、今日桜花賞を見に行くのだろうか、という意味不明な思い。
そんなこんなで、仁川駅に到着。
ジャンポケとボナールがすでに到着。
エスカレータの定位置で予想中。
3週間前の阪神大賞典以来のすばらしい笑顔だ。
「こんなに頻繁に競馬してて、いいのだろうか?」
という一筋の迷いもない素晴らしい笑顔で再会なのだ。
SHOも少し緊張しながらも、顔合わせ。
スーパー競馬人SHOに本日の展望をお伺いし、
競馬談義で盛り上がろう!!
となるなずなのですが、
エビナはSHOに一つの指令を出した。
「SHO、先行して桜花賞限定、入場券を確保せよ」
「はっ、早急に確保いたします」とSHO。
限定入場券?
そう、今日は桜花賞を記念して、入場券が特別なのです。
しかも、先着限定品。
それを、エビナはとてもとても欲しがっているのだ。
SHOも蒼井優が好みなので、とてもとても従順なのだ。
SHOが、ミホノブルボンのようにひとまず先にハナを奪いに行ってしまうと、
Uさん、ワクノスケ、ヅカロックも続々到着。
もちろん今日も、ピンクノスケ、ダイバクフ、ハピコトータスは出遅れ。
ダイバクフは温泉に負けたり、酒に溺れたり、人生を楽しむのには余念がない。
何の話だったっけ?
今回初参戦のUさんも、律儀に大スポを片手にやってきてくれました。
ありがとうございました。
ヅカロックさん、前回に懲りずに参加していただきありがとうございます。
花粉症も忘れるくらいに盛り上がりましょうね。
入場口までいくまで、記念撮影と桜撮影を行う倶楽部一向。
非常に盛り上がっております。
GⅠということで、お客さんも多い。
スティルインムードやダイワスカーレット、レジネッタの大きな写真が飾られている。
3年前に産まれた牝馬が夢に見る大舞台。
出走できるのはほんの一握りの馬だけなのだ。
桜に彩られて、華やかな女王の名を手にした名牝たちの乗り越えてきたドラマを、
勝手に想像し涙ぐむエビナ。
そして今年は、
この瞬間を共有できるエビナレーシング倶楽部のみんなに感謝感謝。
何を感極まっているんだ。
しっかりしろ、まだ、限定入場券も手にしていないのだぞ。
そのころ、SHOは律儀に限定入場券を確保して、みんなの到着を待ちわびていた。
よくやったぞ、SHO!!
…to be continued.