やれば出来るのに… | ひつじの会

ひつじの会

発達の凸凹がある子どもを育てている方。
気持ちの切り替えやリラックス、リフレッシュをしませんか?
日々の生活の苦労や迷い、心配などを共有しましょう。

やれば出来るのに…



やれないんですよ。
やりたくないから…


宿題やらない。

いつまでも勉強に取りかかれない。


筆算も

音読も

漢字練習も

英単語練習も

理科の問題も

地理も

図形も、、、


嫌なの。

やりたくないの。

何もかも、投げ出したい。










なんで、、、

やれば出来るのに

そんなにたくさんの宿題でもないのに。


なんで、やらないの?












だって、

自分がわからなかったらどうしようって

不安だから。


どこまでこの苦行が続くのか

耐えなくちゃいけないのが嫌だから。





逃走本能

逃げだしたい。

逃げだしたい。

逃げだしたい。









私たちは、


わからないから、やるんでしょ。

すぐに終わるんだから、

やらないといつまでも終わらないのよ。って




大人は、経験してるから

宿題「やる」のハードルは低い




だけど、「やる」のハードルが

むちゃくちゃ高い子もいる。

出来るのに。

言っちゃえば、めちゃめちゃ

スペックの高い子もいる。

でも、やらない。











宿題をやりたくなくて、ずっと話をやめない子。

机の下にもぐって、出てこない子

先生がやってよ、ってキレて甘える子











どうやって、宿題をやらせるか。

今のところ成功してるのは、


・どちらが早く問題が解けるか競争。

・じゃんけんで負けた方が問題を解く。

・子どもに教えをこう。

・5分でどれぐらい問題が解けるか。

・3問だけやれば、あとはやらなくていいよ。

・こちらが薄く答え書き、それをなぞり書きさせる。

とか、ね。




今日の子は

宿題の九九を、最初から答えを見て写そうとしてた。

(どうしても出来なかったら、答えを写させることもある)


でも、今日の子は

「出来るところは書いて、わからないところを写してみよう」って、提案したら、やってみるって。


それから、わからないところを一緒に声に出したら、解けた。


たまに子どもが間違っても、

こちらは、ん?って

ちょっとだけ、止まると

子どもは一所懸命考える。

そして、自分で答えを見つけ出す。








宿題をやらないんじゃない。

出来ないの。

だから、出来るように

ハードルを低く、低くする。


こちらの意識を変える。

それこそ、こちらがすぐにやれば

子どもはすぐ終わる。