Guten Tag
金曜日のノヴァーリスです、こんにちは。

福たろうも書いていましたが、二日間、我らが師匠のセミナーに参加してきました。
初日は島、二日目は半島の先端の方で開催されました。
初日の島の方までは二時間弱の道のり。
どこかでお昼ご飯を調達しなければいけないので、途中コンビニがあればよろうと思っていたのですが、全然ない!
出発しておよそ二時間。初めて見つけたコンビニは、集合場所の道の駅の隣でした。

この島のセミナーは、とある企業さんが師匠を呼んで開催しているもので、ほとんど社内研修の場に、一般人として我々が参加させていただくという、ありがたい場です。
そして今回、遠方より師匠の一番弟子のかたが来られるいう!
興奮しました。
メディアでは拝見しておりましたが、実物が目の前にいる・・・・・・
初めて師匠をこの目で拝んで以来の衝撃でしょうか!
開祖は悟り、弟子が教えを広めるのです。

参加者も少なく、気のおけないメンバーだったせいか、一番弟子さんが「これは普段聞けない、レアな会ですよ!」と仰るくらいつっこんだ話が聞けて、素晴らしい一日でした。


二日目。
今度は半島の先の方へ向かいます。
初日よりもさらに奥地。
とはいえ、近くに観光地もあるので、コンビニくらいどこにでもあるだろう、大丈夫だろうとたかをくくっていたのがよくなかった。
それに福たろうも「大丈夫やって。W市やろ? コンビニくらい、どんだけでもあるわ」を連発していたので、完全に安心していました。
中間の温泉地を通過。たくさんコンビニをやりすごす。
高速道路的な街道を降り、ナビは目的地まであと30キロと表示している。
30キロあれば、コンビニくらい楽勝でしょー。
軽い気持ちで一軒目のコンビニをスルーしたとき、
「あー、今のコンビニ最後やったかもしれんなぁ」
「いやいやいや、あと30キロありますよ。W市ですよ。こっから先、何もないとか、ありえんでしょう!」
「いやー、ここ何度も来たけど、この先にコンビニがあったイメージがないわぁ」
「ちょ、やめて下さいよ! 大事なお昼ご飯問題をイメージで話さんといて下さい!」
「うーん、でもなぁ・・・・・・」

途端に山道に入って行く。
「車けっこういるじゃないですか、この人らいったいどこに行くんですか?」
「空港とか、あと工業団地とか」
「じゃあコンビニの一軒くらいあるでしょう」

そして見えてくる、ガソリンスタンドとゴーゴーカレー
「なんでゴーゴーカレーがあってコンビニがないねん!」と叫ぶノヴァーリス。
「ゴーゴーカレーってフランチャイズやから、出したい人は誰でも出店できるから」
「そんなんコンビニも一緒! フランチャイズ!」

そうこうしているうちに、車がどんどん減っていく。
残り距離20キロ。
「そういえば、この先に道の駅あったかも」と突然福たろう。
明るい兆しが一瞬垣間見えるも・・・
「でも道の駅って九時とか十時とかにオープンしません?」
現在八時過ぎ。
見えてきた道の駅は・・・・・・やはり開店前!
「ノヴァーリス、悪いけど、もうコンビニないわ」
「諦めるの早いですって! まだ20キロ弱ありますよ!」
「でももう店がないよ。ガソスタもあれっきりないし・・・」
「ほんまや、そういえば商店がタバコ屋とか時計屋とか、懐かしい部類にかわってる! あとNOSAIだけやたらデカい」
「もうないわ、降参降参」
「ええー! こんなにコンビニを求めてるのに! こんなにコンビニを求めることなんて、ないのに! あっ、でも集合場所、支所やから、隣にお店あるかも」
「ないよ」
「なんでわかるんすか?」
「地図でみたから」
「コンビニも見といてよ!」

ほとんど車もいなくなって、残り10キロも切って、いよいよ焦り始めたとき、あまりにも当然のようにコンビニが姿を現した。めっちゃ賑わった交差点。八番ラーメンまである。
「いや、ありますやん、コンビニ。めっちゃ威風堂々ありますやん。八番まであって、なんでこの情景がイメージから抜け落ちるんですか」
「ここまできたら、もう海だー、って」
「浮かれちゃうんですか?」
「うん」


とにもかくにも、お昼ご飯をゲットした私と、小用をたした福たろうは、なんとか目的地まで辿り着くことができました。
二日目も、師匠に多くを学びました。
神様と過ごした二日間。
様々な思い胸に、各々が自らの農地に帰るのでしょう。
そしてまた師匠に会える日まで、精一杯農を営むのでしょう。

チュス。