Guten Tag
金曜日のノヴァーリスです、こんにちは。
就農日記第二部R営農組合篇です。
の前に今回紹介するのはドイツ最大の哲学者の一人とも呼ばれるマ
「空間が主観のうちにあるわけでも、
皆さんわかります?
これだけ抜き読みしても、僕にはほとんどわかりません。
この一文を理解するためには「世界内存在」「現存在」
存在と時間をドイツ語で一文ずつ読みたいという夢があるのですが
さて、ノヴァーリスがR営農組合で研修をしている間に、
覚えていますか?
公社の人がノヴァーリスをR営農組合に就職させようとしているま
その、新人さんです。
「明日から新人くるぞ」
二十歳そこそこの女の子が来るというので、
そして当日の朝・・・
「さぁ、今日も頑張ろうか・・・」
男子達の顔には表情がありませんでした。
まぁまぁ、それはさておき。
彼女は僕の農業同期生ということで、少し紹介しておきます。
高校卒業後、紡績工場に勤めていたのですが、
高校時代は柔道部、がっしりした体格ですが、趣味は料理。
組合のりんごを使ったアップルパイは、本物のりんごと、
大阪屋ショップで買ってきたパンを毎朝食べていた僕は、
さて、彼女も僕も農業一年生ということで、
また富山弁の多くを彼女に学びました。
僕「富山弁の代表的なものに、何がありますか?」
彼女「なぁん、ですかね」
僕「なぁん? そういえばみんな言ってる! えっ、あれ方言なの? どういう意味?」
彼女「なんていうか・・・否定の言葉、でしょうか」
僕「じゃああの、なんなんなんなん! ななななな! っていう連打も?」
彼女「なぁん、の変化系ですね」
心底聞いておいてよかった、と思いました。それまで確かに「
そんな彼女について残念なことですが、数年後、
経営者にとっては、どちらがいいのでしょうか?
数年単位で若い人が入ってきて、辞めていく・・・
しかし最初の数年は働きながら学んでいると思えば、
特に出産のある女性農業者のいる経営体には、
育休中の手当については一年から二年間、
しかし十人前後の小規模の会社だとどうでしょう?
仕事が回らず、新たな雇用で乗り切ろうとするかもしれません。
育休から復帰したとき、定員オーバーとなり、経営を圧迫…
また農業という仕事は職業柄、
結果退職せざるをえなくなってしまうとすれば、残念なことです。
だからといって、男性の育休は認めないとか、
繰り返しますが、規模の大きな会社と違い、
国や県は、女性が入ってきやすい農業と言っていますが、
僕は常々「三つの優しい農業」を考えています。
そのうちの一つは「人に優しい農業」です。
女性、育児中の人、元気な高齢者、社会や学校で生きづらい人、
様々な人を受け入れられるのが農業の特徴です。
僕はそんな皆さんが積極的に農を営める場を整えていきたい。
あと一週間で穂が出てくる稲の様子