ひみの食ブランディング協議会(事務局・氷見市商工振興課)は、首都圏で氷見の食の魅力を発信する飲食店を「ツナグ場」と設定し、5店を初めて登録した。氷見の食材を使った料理や酒を味わえる店で、観光パンフレットなどを置き、食のイベントを企画し、関係人口拡大に一役買ってもらう。協議会が作った小冊子「ヒミビミ(氷見美味)」創刊号で紹介した。

 

小冊子で紹介

 

同市の第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の市民ワーキングで提案があった「関係店舗」のアイデアを具体化させた。

 第一弾のツナグ場となったのは、東京都と川崎市にある、フレンチレストランや日本料理店、ビストロ、割烹、居酒屋の5店舗。小冊子では、ひみ寒ぶりや氷見牛を扱っていること、氷見直送の魚介類を使った料理、富山の酒に合うビストロ料理の提供など各店舗の特徴を紹介し、料理人と氷見や北陸とのゆかり、こだわりについて説明している。

 冊子では、「氷見の;きときと;のおいしいモノ9選」と題して、ひみ寒ぶり、氷見のうどん、氷見牛、氷見イワシ、アジ、タラ、氷見りんご、ワイン、氷見米を取り上げた。1千部を制作し、ツナグ場など首都圏を中心に配布する。

 ツナグ場での食のイベントは新型コロナウイルスの影響で実施を見送った。協議会では新年度も店舗を拡大する。

 

 

引用元 『富山新聞』2021.02.13