本日は大谷選手と、奥様との相性を見ていきます。

 

グラトラができてますねー。アスペクトも沢山。

 

 

 

 

これは・・・大谷さんが真美子さんのことを大好きな関係ではー。

多分彼女にメロメロで、甘えられるお相手。

でも喧嘩をしたら激しいお二人。こういうのは下世話な話ですが、すごくセクシャルな関係でもあります。

色んな配置から見ても、運命の相手だと思います。

ちなみに結婚する前から真美子さんがリードする関係。
夫婦の場合は「かかあ天下」と言います。

 

 

大谷さんが午前中生まれであれば、真美子さんの火星が大谷さんの月をいい感じでサポートします。

家庭の事は真美子さんに任せておけば、彼女がポジティブに切り盛りしてくれそうです。

真美子さんの火星はアスリートとして輝いていた星だと思うので、この星(アスリートの奥さん)が大谷さんの4ハウスにいい角度でくるのは頼もしい。

 

 

ちなみに真美子さんにとっても大谷さんとの関係は甘々。
一緒にいると楽しいしすごく居心地が良い関係。

金星同士が90度なので大ごとではないですが、かなりタイトなアスペクト。度を超えて色々甘くなりすぎるきらいがあります。

愛情など甘くてゆるゆるでも当人同士はいいかもしれませんが、楽しいことにお金を使うのも緩くなりがちなカップルも多いです。そこらへんは気を付けて。

金星同士のハードアスペクトは不倫や浮気相手の角度でもよく見るのですが、奥様は正妻ですからね、ただただ一緒にいて楽しすぎる関係です。

 

そんな甘々緩々な関係でちょっと気になるのは、土星と水星の関係。

大谷さんの水星が真美子さんの土星とハード、逆に真美子さんの水星には大谷さんの土星がソフト。

まぁ、かかあ天下と言えばそれまでなのですが。

 

真美子さんは太陽・月ともに射手座。射手座さんとして裏表無し、生粋の射手座さんです。

そこに大谷さんの金星が求愛しつつ、水星は真美子さんの土星の重しを受けています。

真美子さんが射手座的に一直線に進んでいくと、大谷さんは「ん?」と思っていても、それに振り回されついていってしまう関係です。

年齢の近いお二人ですが、土星の星座が牡牛座と山羊座に分かれるため、お二人が持っているルールや規則と言うのは全く異なります。

金星同士がゆるゆるな上に、土星同志は譲り合いが難しいこともありますが、早めにご夫婦で長く生活をしていく上で大切なことをすり合わせられるといいですね。

ただ真美子さんの土星は悪いばかりではなく大谷さんの10ハウスにあり、大谷さんの火星をいい角度でサポートしています。

これは社会的に活躍していく大谷さんをどっしり&粘り強くサポートしていきます。

 

 

さて濃ゆい運命と思わせられた角度がこちら。

真美子さんの射手座には冥王星がいて、大谷さんの火星にオポジション。

そして水星・土星の関係と同じで、真美子さんの火星には大谷さんの冥王星がソフト。

この冥王星×火星は、男女にとっては色んな意味で激しすぎる魔性のアスペクトです。

燃え上がる二人と言うか、燃えすぎる二人と言いますか。

運命の相手と言うのでは軽すぎる、濃ゆい男女の関係があります。

セクシャルな相性もそうですし、喧嘩したら激しいでしょうね、というのはこのあたりから。

 

真美子さんの射手座さんの攻撃はその名の通り、かなりストレートです。それが大谷さんにとって真正面から来ます。

夫婦喧嘩は犬でも食わないといいますし、そういう大きいエネルギーはぜひともお二人で家庭よりももっと大きなフィールドで目標持ってそちらで消化してもらえれば。

 

そういう意味では、火星×冥王星ハードもただただ悪い意味だけと言うわけでもないです、要は使いようです。

というかこの稀有なエネルギーの爆発を上手く使ってもらいたい。
大谷さんはスポーツ選手なので、火星を使って生きています。
その火星を真美子さんの冥王星が嫌でも刺激してくるので、大谷さんはその爆発的なエネルギーを野球に全振りして実績をだしていくという使い方ができるはず。

そして真美子さんのライフワークみたいなもの(仕事)に、大谷さんがオフィシャルパートナーになるとか。
そういう家庭の枠を超え、もっと地球規模の大きな器でご夫婦の火星×冥王星のエネルギーを使っていくのがおすすめです。

お二人の月が曖昧なので何とも言えないですが、もし月が絡んでいると他の配置からもそこまで悪くならないように思います。

それにアスリートの方って火星の使い方がやっぱり上手ですし、ご夫婦でアスリートなので、家庭内でごたごた使わずに済むと思います。

 

 

アスリート同志だからと言うよりも、それを超えた運命の相手。

それにお二人の運命もすっごく似ています、これは長いこと添い遂げる夫婦だから運命が似ているという意味です。
ぜひともお二人で前例がないような大きなことを成し遂げる夫婦になって頂きたいです。

 

あ、お子さんは想像以上に早いタイミングなんじゃないかなと思います。

 

ざっとシナストリーを見ると、縁が深いなぁ。と思わせるお二人。

 

 

 

 

 縁がすごく深いふたり

 

大谷さんと水原さん、太陽がオポジション同志。

育った環境から何から何まで正反対の二人。
でもこういうアングルは、縁深い関係でもあります。

 

金星同志はオポジション。これも縁深い関係。
お互いそれぞれ腹の内では打算的な関係を感じているのに、居心地は悪くない。
お互いずるずると一緒にいてしまう角度。

 

火星同志はスクエア。

火星同志だからと言って、別に喧嘩したりするわけではありません(幼い兄弟同士だと喧嘩が耐えない角度ですが)。

大谷さんには配置的に割とストレスな角度ですが、水原さんには他のアスペクトの支援もあり、大谷さんの火星は水原さんにとって居心地の悪いものではありません。

 

 

こう書くと仲が悪そうだったり、大谷さんにとってメリットがない関係のように感じがしますが、決してそんなことはありません。

 

個人天体同士のアスペクトも多く、兄弟でない他人同士ならば、非常に縁が深い関係です。

古い世界で言えば「兄弟の契りをかわす」と言っていたような2人かもしれません。

グラトラもできているので、大きな星の動きが無ければそこそこ安定した関係を長く築くことができます。

 

 

 ラッキーなのはお互いのおかげ

 

興味深いのがお互いのラッキーな星・木星に、それぞれの天体がいいアスペクトばかり重なっているところ。

 

お互いがここまでこれたのも、お互いのおかげという感じがします。

大谷さんの木星は乙女座、ストイック。

そこに水原さんの天体が沢山関わってきます。ふたご座の火星などがコミュニケーション的な立ち回りも含め戦略的なサポートとして役に立ったのでしょう。


水谷さんの木星には、大谷さんのトラサタ3兄弟が絡みます。
特に海王星はかなりタイト。
大谷さんの生まれ持つ”かなりの大きな力”たちが、水原さんのラッキーに掛け算をしていきます。

とくに木星と海王星は霧みたいな実体のないものが膨れ上がっていくイメージ。水原さんはお金だけでなく色んな意味で大谷さんの恩恵を必要以上に受けていました。

 

 

 

 蟹座の同情心

 

 

大谷さんの太陽星座は蟹座なので、本来身内に対する同情心などは非常に強いのです。

大谷さんにとって水原さんが「身内」だったのかどうなのか、本心は大谷さん本人にしかわかりませんが・・・気になるのは、大谷さんの月には割と水原さんの星々のプレッシャーがかかっています。

大谷さんが早い時間に生まれていた場合、月は牡牛座に位置します。

そうだった場合、自分と言う家に誰を招き入れるか、心の内ではかなりはっきりしています。
大谷さんにとって水原さんは「オフィシャルなバディ」であるかもしれませんが、「心を許した身内」ではなかったのかもしれません。

 

 

 

 冥王星との別れの季節

 

今年、2人になにが起こったのか。

 

大きな星を見ると、冥王星が山羊座から水瓶座に移動しました。

水原さんの太陽がある山羊座・大谷さんの太陽がある双子座のオポジションから移動することになります。

15年間プレッシャーをかけていた冥王星が去ることで、お二人とも今までの生活ががらりと変わります。

 

水原さんの山羊座には、太陽・木星・海王星がいます。
ここに冥王星がいたということは、水原氏の人生の全てが一生に一度の「超拡大傾向」にありました。

知名度も・名声も、お金も。山羊座・地の星座が持つモノです。

 

さらには乙女座のネイタル冥王星もテンションをかけている。
ただでさえ「もっとやっちゃえ気質」をもつ拡大傾向の海王星×木星にたいして、レバレッジとしては100*100みたいな時期をすごしていたことになります。

(さらには大谷さんの海王星も応援してきちゃっていましたので、大谷さんと一緒にいたことで更に×100みたいな状態。)

そんな冥王星が去ってからわかるのは、バブルのように膨れ上がった華々しい人生は冥王星が魅せていた幻であり、その幻は泡沫となってあっと言う間に消えてしまったという感覚でしょう。

 

 

一方、太陽が蟹座の大谷さん。
蟹座から見てパートナーシップの部屋にいたオポジションの山羊座・冥王星が去っていきました。

そもそも水原氏は山羊座です。

非常に濃密でどっしりとした固い関係にいた山羊座のオフィシャルバディ・水原氏が大谷さんの生活から冥王星と共に退場するのも不思議ではありません。

 

冥王星は0か100かで、これからの人生を生きるための示唆を与えていきます。

2人が分かれて進むこれからの道は、他人が思う以上に本人たちにとって軽やかなものになると思います。

 

 

 

 


 

未だになにかとお騒がせなヘンリー王子とメーガンさん。

今更ですがお二人の相性をみてみます。

 

 

 

メーガンさんの生まれた時間がわからないのですが、ヘンリー王子と結婚までした相性を考えると多分午後生まれなのではないでしょうか。

午前生まれだと、ヘンリー王子にとって「王室をなげうった恋・結婚」と言うほど濃ゆいものが感じられないのですよね。。。。

 

 

 

 ヘンリー王子はメーガンさんにメロメロ

 

 

占星術で読まずとも「ヘンリー王子がメーガンさんのことが大好きなんだろう」と言うのは、そこそこ彼らの記事を読んでいる人ならわかるかと思うのですが、シナストリーでもそんな感じです。

 

王子の火星と金星は、彼女の太陽(ともしかしたら月も)と良い角度を取っていて、彼女に女性的な魅力を非常に感じています。

彼女の月は天秤座にあり、ヘンリー王子の天秤座の金星と調和しているため、ふたりの会話はチャーミングで楽しいんだと思います。

下世話な話ですが、セックスの相性も非常にいいと感じているでしょうね。

男女の仲として、王子はメーガンさんにすごく惹かれている。

 

 

 王様の星を持つのはメーガンさん

 

 

ただこの関係で支配しているのは彼女の獅子座の太陽なので、パワーバランスはどうしてもメーガンさんの方が強い。

ホロスコープで獅子座は王様の星座なので、いくらヘンリーが社会的立場で王子だろうと、この二人のパワーバランスではメーガンさんが王様です。

 

メーガンさんのホロスコープ自体は、獅子座の太陽よりも隣に位置する天秤座の月の方が強い傾向もあり、彼女自体が割とアンバランス。

メーガンさん本人は世間が言うほどヘンリー王子の事を「自分が振り回している」つもりはなさそうです。

ただ彼女の本質(本能)が獅子座のため、どうしても彼女は本能的に「目立ちたい」んですよ。

 

 

 癒されないヘンリー王子の家庭観

 

 

一方牡牛座の月を4ハウスに持つ王子は、快適な家で癒されて心安らぎたいのに、ここにメーガンさんの個人天体が一切かかわらない。
彼女に女性としての魅力は感じていても、家庭の居心地としてはある意味孤独。

王子の月には反対側から彼女の天王星が手を繋いできますが(殴りかかるともいえるかもだけど)、これはエキセントリックなわがままカップルのアスペクト。

彼女との結婚では、王子の月が癒されることは永遠にありません。

 

 

 お金を使うのが大好きな夢見るカップル

 

 

木星同士がハードなのも興味深いところ。

こういうカップルはお金を使う派手な生活をするのが非常に大好きです。

 

木星同士なので、生活も夢もそれに使うお金もどんどん拡大していきます。

そこに深い計算力はありません。

楽しそうだから使っちゃえ!そんな感じで夢も膨らみ、お金も嵩みます。

 

そこに「ちょい待てよ?」と思っているのは、実はメーガンさんの土星の方。

この「ちょい待てよ?」と言うのは、「私たちお金使いすぎじゃない?」というストッパーの意味ではありません。

2人でじゃんじゃんお金を使っておきながら「なんでうちにはこんなお金がないの???」とストレスを感じる方の「ちょい待てよ?」です笑。

 

 

 

 ヘンリー王子の重いコンプレックス

 

ヘンリー王子の土星は蠍座。

どちらかとじっと蓋をしてコンプレックスを閉じ込めている王子。

これがメーガンさんの外に向かってキラキラしたい太陽にかなりタイトにプレッシャーをかけています。

重いヘンリー王子の蠍座の土星は、王様でいたいメーガンさんに暗く重い影を落とし続けます。

 

 

 離婚はあるの?

 

んー、難しいですね・・・

ヘンリー王子はメーガンさんに女性としての魅力を感じているので、こういう相性は強いです。

ただメーガンさんが公においてすごくキラキラしたした存在になったときに、ヘンリー王子の鬱屈としたものが彼のストレス爆発につながった時にどうなるかはわかりません。

 

切り札を持っているのはメーガンさんの方です。

トランジットで彼女の獅子座に窮屈なアスペクトがかかった時、彼女がヘンリー王子のその重さから逃れる決断をするかもしれません。

そうは言っても直近の話ではなく、2029年以降くらいから一波乱あるかもです。

 

 

 

数か月前にトヨタの株価を占ったのですが、今日は会長になられた豊田章男氏の出征図を読んでいきたいと思います。

 

実はですね、私はYoutubeのトヨタイムズの労組のコンテンツが好きで、トヨタ社員でも無いのによく見ています笑。

それを視聴していると勝手に豊田氏の事を知ってる気になりますが、そこらへんの個人的な感情は抜きにして読んでいきます。

 

豊田章男氏の出生図

 
太陽がハードアスペクトのみ。
火星と、木冥からスクエアの干渉をうけています。
 
もう、大企業の家に生まれた跡取りのチャートそのもの。
 
 
冥王星と木星が緩めではありますが王様の獅子座でコンジャンクション。
”持っている人”はこういう配置になるんですね…
とはいえ、冥王星と木星のコンジャンクションは時代星なのでそう珍しくはありません。
 
特徴的なのは牡牛座の太陽が、この木冥のコンジャンクションと火星・月・キロンのコンジャンクションから干渉を受けている事。
(豊田氏の場合はこの日生まれだと、どの時間でも月は太陽とスクエアを組みます。)
 
 

基本の読み

 
意外なのは活動宮が少ないこと。個人天体は入っていないですね。
孫さんも活動宮は少ないのですが、違いは豊田氏は風のエレメントが多いところ。
太陽以外の個人天体が全て風。
 
社長を禅譲された際の条件も「自分より若い人」だし、息子さんがまだお若いとはいえ後任を豊田家から出さなかったことも、この「風」の思考を持つ方らしいご判断。
 
逆に水のエレメントがありません。
月は水瓶座なので優しく微笑んで両手を広げているんですけれど、水瓶座さんにはウェットな感情はありません。
 
どちらかというと火星もいるからトヨタの社長と言えど、下町商店街の会長みたいな「皆で盛り上げようぜウェルカム!」という、来るもの拒まず、来た人にはノリよく接する親しみやすさを持ちたいとご本人も思っているはず。
 
そしてご本人としては「努力してそうしている」部分もありますね。
自分の力の強さも・影響力もわかっている、だからこそそれを使いこなそうとする方です。
 
周囲から見たら「社長だけど、公平に見てくれるし、わかってくれる人」ですかね。
 
太陽がハードアスペクトで抑圧されているのでご自覚されているかわかりませんが、本心では今世ではじっくり何かに向き合いたいと願っているのに、そうは問屋がおろしません。
 
本心は「あほに好きなこと楽しんでやっていきたい」と願っています。
 
「いや、彼だけでなく皆そう思っている」と仰るかもしれませんが、この方は豊田家の長男として生まれましたからね。
世界のTOYOTAとか、そういうのぜーーーーんぶ放っぽり投げて「本当の自分探しをしたい」と願っているけれど、そう考える余地すら天から与えられていないのが、普通の人と違う点です。
 
 

プレッシャーの太陽

太陽は木冥のコンジャンクションと、月火から干渉を受けています。
太陽はハードアスペクトしかありません。
 
太陽のサビアンは「ポーターが重い荷物を運んでいる」。
牡牛座ですし、あぁ太陽が重い。。。
 
ハウスは出生時間で大幅に変わりますが、それでも太陽は抗えない巨大なものに振り回される運命です。
 
 
 
 
でも私なんかが心配しなくても、こういう方はもうすでに太陽のハードアスペクトは乗り越えられる前提で生まれてきています。
 
不動宮な上に獅子座の木冥スクエアなので背負っているものはご本人の自覚としても重いですけれど、それを「信念」として扱いますね。
両方側からスクエアがかかっていますが、障害は障害なんでしょうけど、牡牛座は耐えて耐えて耐えた上でそれを自分の資産にします。
 
ちなみに、お父様の章一郎氏の火星が章男氏の太陽に合で、土星がオポ。
お父様から、小言から帝王学まで色々言われて影響受けてきているはず。
 

エネルギッシュ!

次は月を見ていきましょう。
 
豊田氏のパブリックイメージって、「フレキシブルで親しみやすい雰囲気もあるのに、あの!豊田の!血を引いた!トヨタの社長!」だと思うんですが、上記のように博愛精神があって、自由で固定概念に捕らわれずに事業なりを行えるのは、水瓶座の月のおかげ。
 
 
火星と月の合なので、スリルをもエネルギーに変える人。
そういうエネルギー過多の月の人は感情の起伏は豊かです、水瓶座の火星がそれを増幅していますし。
家業の大企業の社長も地でやってのけるし、レーサーとしても活躍しているのは月火のヒリヒリしたのを楽しめるタイプだから。
 
テクノロジー的な新しいものも大好きですね。ここらへんもワクワク好き。
小さいころはやんちゃで人気者だったんじゃないのかな?
 
余談ですが、キロンと火星が合なので健康オタクなはず。
ジムなどのエネルギーを発散させる運動もスキだし、食べ物やサプリとかもこだわってそう。
お身体大事に長生きしてください。
 
 

大きな夢を語る頑固な天才

水星はホームグラウンドで居心地の良いふたご座。
頭の回転が早くて頭がキレるし、記憶力もすごく良いと思います。
小さいころから頭がキレるし、口も立つし、他の星の配置からも、家柄関係なくクラスで目立つタイプだったとおもいます。
 
そんな水星は、土星と木冥でTスクエア。
 
パブリックでは余計なことを言いづらいお立場なので原稿を読んでおられることも多いですが、本来は周囲が「黙って?」って思うくらい話して話して話ながら頭が回転していくし、周囲がびっくりするような「えらいすごい夢」とか語ったりします。
 
そして細かい作業をコツコツ長時間やることは苦手。
こういう星の配置の人は、「ペーパーワークとかやるために生まれたんじゃない!」と思っています。家柄関係なく。
 
 
一般的には水星×土星ハードはともすれば考えに固執しがち。
人付き合いやコミュニケーションはすごく軽やかにできるのに、根っこの思考は頑固だったりします。
ただ土星が射手座の柔軟宮にいるので、不動的なイメージの頑固さはそこまでありません。
どちらかというと「俺はやるぜ、決めたらやるぜ」って方向で感じで頑固なのかと。
 
 
そして木星が「浮つきたいね」とそそのかしてきます。
こういうタイプの方は大雑把になりがちだし思考は拡大するし、細部が足りないのに回転は速いので、凡人からすると「ちょっと何言ってるかよくわかんない」って言われます。
 
まぁでも社長だしそれを「視座が高い」し、「決めたらやれる」と言えばいい方に振れるかもですね。
 

金運

 
こういう家に生まれた方に金運の話をすること自体がナンセンスですが、興味ある方もいるので見ましょう。
 
仕事の6ハウスの海王星が「世代から世代に伝達可能な知識に到達するための、人類の広大で忍耐強い努力」
家を表す4ハウスに木冥合。木星のサビアンは「自分の使命を果たす伝書鳩」
資産を表す2ハウスには金星。
 
家が持っている莫大的に増えていく資産を使命として受け継ぐ星回り。
 
 

運勢の流れ

まずはプライベート。
困ったトラブルが起きてたことで、今はそれを気に病んでおられます。
この問題、当分解決しないですね。。。
周囲から色々言われるだろうし、一人でじっくり対応したいでしょうけど、難しいかな。
 
一方でご本人の仕事の方はと言うと…
社長業から離れて他にもやること沢山あって意気揚々とされていたのが、今は「うん?ちょっと思ってたのと違う」と思われています。
もう少ししたら「俺、チカラを持て余してんな」って感じになるかと。
そのチカラを変な方に持っていかず、コントロールが難しいくてモヤモヤすると思うんですが上手く乗り越えていただきたいです。(上から目線で終わります)
 
 
 
 

前の記事でチラッとみた孫さんのホロスコープが興味深かったので、もう少し深く見ていきたいと思います。

 

 

孫正義氏の出生図

 

基本の読み

 

満月生まれ。

 

出生図を見て一言でいうと、

完璧主義で理想主義で、共産主義。

本当に「王様」のチャート。

 

1ハウスに星がたくさん。

これはもう自分で人生を切り開いて生きていくために生まれたようなもの。

 

 

しかも獅子座ですからね、自分が納得する王様になるしかないです。

逆に言うと、どんなステージでも良いので王様になれないと本人がしんどい思いをします。

でも、王様であるのはご本人の認識の中であればよいので、こういう方は本気で民の者どもを支配したいと思っているわけではありません。

自分の人生は自分で動かしたい、誰からも指図されたくない、という個の世界の王様です。

 

 

生家は躾や「うちの流儀」等に厳しかった事でしょう。

家系的にも背負っているものも重かったと思います。

でも何と言いますか・・・幼少のころのこういった重い鬱屈した思いが、いい意味で躾に効いてきてもいます。

幼少期はとても夢見がちな少年だったと思います。

 

 

孫さんのチャートだと「月が傷ついている」、という読み方をされる人もいるかと思うのですが、こういう経営者レベルに駆け上がった人たちの月って傷ついてきたとかそういう次元の話は不要です。

結果論にはなりますが、「天に選ばれちゃった人」みたいに私は読んでいます。

 

天から天性の勘を俯瞰の視点で決断する力を与えられた人ですね。

 

 

バランサー

 

勝手なイメージで活動宮過多かと思っていたので、少ないことにびっくり。

 

猪突猛進で決めたら「こう!」だけど柔軟性があってフレキシブル。

私の勝手なイメージではゴリゴリのオーナーシップを持った経営者という感じでしたが、どちらかというと天性のバランサーなのだと思います。

 

 

水星と冥王星がコンジャンクションだったりするのだろうか?と思っていたけれど、そんなことは無く、金星とコンジャンクション。

 

オタク気質で執念深く掘り下げるさそり座の水星。

愛嬌のある天秤座がそんな水星に寄り添うように親しくコンジャンクション。

いい配置です。

 

コミュニケーション上手で説得力が増します。

嫌みじゃなく人気者の説得力。

何をやらせても、言わせても一目を置かれます。

ましてや商売なんぞコミュニケーションがなんぼなので、愛されキャラとして頭角を現します。

 

更には月はみずがめ座にいるので、周囲にいる人を大切にするので、対外的にも「いい人」です。

 

絶大なるエネルギー保持者

 

冥王星は火星と4°でコンジャンクション。

回遊魚のように常に動いている人。

 

ご本人の中では、止まるときは死ぬときの様な感覚のある人です。

それくらいエネルギッシュで、とにかくじっとしていられません。

じっとしていられないのは身体の方なのか、心の方なのかは人によって違います。

しかし、エネルギー=パワーなので、大きなものを動かすのに非常に向いています。

 

火星と冥王星の性質から見ても、拡散・拡大方向に向くエネルギーをお持ち。

内に秘めて、内部で核融合させていくタイプではないです。

地球という場で、事業というエネルギーをお金を増やしていく位のエネルギー循環が、孫さんに与えられた”場”としてはちょうど良いサイズ。

 

それにこのアスペクトは絶大な権力を持ちます。

ただ何度も書きますが、孫さんの絶大な権力は人に向いていません。

自分を動かすために自分に権力を振っている感じ。

 

火星×冥王星の絶大なる権力って悪い方に触れることもあるんですが、前述したとおり金星と水星がコンジャンクションで、火星とおとめ座で寄り添っているので対人関係を賢く(冷静に)対応するスキルをお持ちです。

 

 

やっぱり気になる金運

 

2ハウスに木星と金星。

2ハウスに木星自体はそんなに珍しくないですけど、金星もいますのでお金には生まれつき縁があります。

ただこれだけ見ると、そんなに強いものでもないんですよね。

 

孫さんはなぜあんなに大富豪になったのだろうか・・・

もう絶対に出生時間で見てみたいところなのだけど、ソーラーサインハウスシステムでわかる範囲だと・・

 

木星は天秤座0°、風×活動宮。

美意識が非常に強いです。

何を美しいと感じるかは人それぞれなのですが、「絶対にこれでなくてはならない!!」という確固たる美意識を持つ木星が2ハウスにいます。

 

そのピンポイントな木星の美意識を竜巻の様に湧き上がる突風を冥王星と海王星が期待以上に拡大していったパターンなのかな。

 

孫さんにとって、お金があることは後付けでしかない。

お金を稼ぐことも、お金を生み出すことも、お金を増やすことも、大富豪になることも彼の使命でも願いでもありません。

ご本人からしたら、やることやってきたら、たまたまお金がついてきた感じでしょうね。

「お金」に対しての確固たる美学はお持ちですが、そこまで執着はないはず。

 

 

パーソナリティ

いろんな考えや立場に立てる文字通りバランスの良い方です。
ご自身の中に、母性から頑固爺から閃きから知性まで、バランスよくキャラクターを持ってらっしゃる。
偏りがありません。
 
 

外部の人からは「先見の目がある、我のある変わった人」だと思われています。悪い意味じゃないですよ。頑固だけど話は分かる人。

 

ご本人はご自分のことを「バランスを大事にする、ひらめきのキーマン」「ちょっと急ぎすぎ」「自分の信念が大事」って感じでとらえられていると思います。

曖昧なひらめきが、決断することで身を結ぶので、ご本人も自分のひらめきやアイディアの取り扱いにのコントロールには苦労されている実感はあるとは思いますが、使いこなしています。

 

これだけの表現だと普通のオーナー企業の社長っぽいありていな表現ですが・・・

 

孫さんの特徴的なところってご本人が自覚していない深い部分(潜在意識)から満たされて優しい人。

ご本人も気づかない根底の意識の部分では、持っている自分の良いものすべてを分け与えたいとすら思っている「いい王様」です。

王様というよりかは、一般的なイメージでは慈愛に満ちた女王様に近いです。

前世というものがあるのであれば、真っ白い十字架を背負って生まれてきた人。

 

 

運勢の流れ

個人的にはちょっと今しんどいところにいらっしゃいます。
スムーズだった流れが止まっていると感じているでしょう。
でもこれはそのうちまた流れ始めます。
 
 
読んでいる私が気になるのは仕事面の方。
 
孫さんのビジネスにおけるピークは過ぎちゃったんでしょうか。
キラめいているものがもうない・・・
インスピレーションも乏しい感じで、決断の一手にいちいち迷いがあります。
 
 
今はあれこれ手を変え品を変えやってみているものの、手だてがなく空回りしている状況。
ご本人はまだまだ現役でやるつもり満々ですが、周囲からは「そんなやり方で、果たして大丈夫なのか?」と心配されるかと思います。
 
 
もう少し先の仕事面でのご本人の未来はあまりよくなくて、正念場。
(会社とは切り離して、ご本人の仕事観として読んでください)
 
後継者の話もまた出てくるでしょうけど、パートナー選びは慎重に。間違える可能性があります。
人って年を取るほどやり方を変えるのが難しくなって成功体験に縛られるようになる人が多いのですが、孫さんもそんな気配があります。
イエスマンだけを集めていると足元掬われて、身動きが取れなくなります。