元大阪市電2601形の広島電鉄900形鉄コレを、2月に2,475円で購入してありました。

 

大阪市電時代に戻すべく、屋根上の冷房装置を引っこ抜いてみました。

冷房の取り付け座と横の歩み板を、撤去しなければなりません。おまけにその付近の屋根がへこんでいます。

面倒そうなので、しばらくそのままになっていました。

 

5月に入って作業再開。ヤスリで削るしかありません。

縁の段部分が厄介です。

 

冷房部分は屋根裏の補強がなくてへこんだらしく、プラ角棒を接着してやります。

 

段部分はカッターナイフで削りだし、全体を2000番の耐水研磨紙で磨き、塗装に備えます。

ちょっとヤスリで削りすぎたところは、目をつぶりましょう。

 

大阪市電の屋根上写真はほとんど残っていませんが、貴重な写真がWeb上にありました。

霞町線100周年イベントで、2201形保存車を新世界で展示した時の写真です。

2601形と同型車体なので、ばっちりです。

 

写真を参考に、0.5mmプラバンで中央の歩み板と片ガーランド通風器を作りました。

屋根上にのせて、寸法と位置の確認です。

 

スプレーで灰色を吹き付けます。

 

乾燥したら全部を組み立てます。方向幕は、先日作った「あへの」を貼ってやります。

大阪市電時代と異なるところはたくさん残っていますが、これで完成とします。

Webで拾った画像で、撮影用背景を作りました。