
片手で持ち上げるような手のひらサイズの小さな石膏型を作る時は、角を2.5Rになるように削っている。
石膏は欠けやすい。よって、尖った角があるとそこが欠けやすくなり、鋳込み作業中に石膏の小さな破片が粘土に混ざってしまう可能性がある。それを避けるためにも角は必ず面取りをする。
僕は角を落とすだけの面取りだけではなく、さらに2.5Rの丸みをつけている。面取りだけよりもさらに欠けにくい型になるし、手に馴染む。見た目も美しい。さらに丸みをつけて5Rにしてしまうと指に適度な引っかかりがなくなって滑りやすくなり落とす可能性が高くなる。
指の適度な引っかかりがある2.5Rがベスト。
プラマイゼロの2.5Rシリーズもナルホドなと思う。でも実際に手に持つ道具で初めて真価を発揮する。
たった2.5mmの話。自己満足の領域かもしれないけれど、そういう小さなこだわりが、実はいろいろな事を大きく左右していく。