今秋、日本の工芸ブームが起こるらしい。

どういった形のものかさっぱりわからない。僕にとって歓迎すべきものか、そうでないかもわからない。ただただ、そういう兆候があるらしい事をちらっと聞いた。

僕が長年、望んで来たようなものであればいいんだけれど、おそらくそうではないんじゃないかと勘が働く。それでもまあ、どのような形であるにせよ、今の陶芸界に新たな視点が注がれるというのはありがたい事だと思う。

自ら拵えた城壁による外界との断絶、それによってある程度まで熟成は進んだかもしれない。しかし、ある点を超えてしまえば腐敗するだけだ。あるいは停滞による澱みに気づかないまま、ゆっくりと衰退する。

少しでも解消される方向に進めばいいんだけど。