「超訳 ニーチェの言葉」
一月程前、「1Q84 book3」を手に入れるため地元の書店に向かうと案の定、ここも売り切れていた。それでも時間潰しにどうしても何かの本が必要だった僕は普段は全く気に留めないベストセラーの書棚を見ていた。そこにこの本はあった。ニーチェ、R.シュトラウスのCD解説に乗っていた名前だ。有名な哲学者という事も知っている。「ツァラトゥストラはかく語りき」なんてそれだけで舌を噛みそうだし、元になった内容なんて想像するだけで頭が痛い。舌を噛むどころの騒ぎじゃない。それでもあまりに僕好みのカッコイイ装丁に惹かれ手に取ってパラパラと中身を読んでみた。ジャケ買いはしない質だ。音楽にしろ本も当然内容が重要だと思う。ベストセラーだからと言って購入もしない質だ。売れているからといっておもしろいとは限らない。まあ確かめようと、しばらくその場で読み込んでしまった。おもしろい。当然購入。装丁もカッコいいし。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
TVで何度も取り上げられていたので興味はあった。しかし、まず前者との対極にあるようなその装丁に抵抗がある。それなりの戦略があったとは思う。難解なものとアニメ。結びつきそうにない組み合わせの妙。そういういかにもな戦略が僕はあまり好きではない。それでも原典「マネジメント」には興味がある。ドラッカーはいつか読んでみようと思っていた。
今日、どうしても往復2時間弱の電車移動が必要になったため、読める本を購入したかった。ニーチェの時もそうだったが、クレジットカードのポイント交換で図書カードをかなりの枚数手に入れていたので今の僕はコスト意識が低い。何よりも前回のブログで自分の事を棚に上げてエラそうな事を宣った負い目がある。それが今回購入に踏み切れた理由の一つだ。前回エラそうな事を書いてなければ、ひょっとしたら別の選択肢を選んだ可能性がある。
それでもいざ書棚の前に立つと、「やっぱりエッセンシャル版にしようかな。。。」と弱気になってしまった。しばらく思い悩んだ挙げ句、勇気を出してちゃんと購入。普段はカバーはかけてもらわない(読みにくいし隠す必要もないと思っている)が、これだけは例外でお願いし、ちゃんとかけてもらった。
人との出会いもそうだけど、偶然に左右される本との出会いがある。「1Q84」が売り切れていなかったら前者との出会いはなかったし、様々な状況が揃わなければ後者の購入には踏み切っていなかった。
そして、両著とも僕にとっては素晴らしい出会いだった。前者は哲学として理想を描くようでいながら非常に現実的で実際的であり、後者は現実社会に最も緊密な経営学、組織論をベースに人間的な理想を説いている。
内容の読ませ方においても対照的だ。前著はジャンル分けされた言葉の断片の羅列。まあ途中飽きる事もあるけれど、ひとつひとつの言葉を反芻し噛み砕く時間の余裕がある。
後著はエンターテインメント小説として読ませる。トータルで3時間程度で読めてしまう。続きが読みたくなるから途中で止められない一気に読む。お膳立てされたベタな内容を予想しつつも、久しぶりに泣いてしまった。明日、エッセンシャル版を購入を決意。
僕のブログでは「この家電がスゴイ」とか「ここのラーメンは美味い」とかいったような何かの商品を薦めるという事は敢えてしないようにしてきた。それでも上記この二つの著書(二人の考え方)は、僕の生き方、制作において重要な意味を持つと思ったし、できれば陶芸に関わる人達、それで食べていこうと夢を持っているこれからの人達に読んでもらいたいと思った。
制作を続けていくというその生き方には、根本に、生きる事に対する全肯定が必要不可欠だし、様々な困難に打ち勝つ強い精神力が必要だ。
制作を現実社会の中で続けていくには、自分自身を含めた顧客を満足させる具体的で現実的な自己管理という方法論が必要になる。そして何より今の陶芸界にはイノベーションが必要だ。
僕は今までも「真摯な姿勢」で取り組んできたという自負はある。これからもその気持ちは持ち続けようと強く思った。
良書との出会いに感謝。
一月程前、「1Q84 book3」を手に入れるため地元の書店に向かうと案の定、ここも売り切れていた。それでも時間潰しにどうしても何かの本が必要だった僕は普段は全く気に留めないベストセラーの書棚を見ていた。そこにこの本はあった。ニーチェ、R.シュトラウスのCD解説に乗っていた名前だ。有名な哲学者という事も知っている。「ツァラトゥストラはかく語りき」なんてそれだけで舌を噛みそうだし、元になった内容なんて想像するだけで頭が痛い。舌を噛むどころの騒ぎじゃない。それでもあまりに僕好みのカッコイイ装丁に惹かれ手に取ってパラパラと中身を読んでみた。ジャケ買いはしない質だ。音楽にしろ本も当然内容が重要だと思う。ベストセラーだからと言って購入もしない質だ。売れているからといっておもしろいとは限らない。まあ確かめようと、しばらくその場で読み込んでしまった。おもしろい。当然購入。装丁もカッコいいし。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
TVで何度も取り上げられていたので興味はあった。しかし、まず前者との対極にあるようなその装丁に抵抗がある。それなりの戦略があったとは思う。難解なものとアニメ。結びつきそうにない組み合わせの妙。そういういかにもな戦略が僕はあまり好きではない。それでも原典「マネジメント」には興味がある。ドラッカーはいつか読んでみようと思っていた。
今日、どうしても往復2時間弱の電車移動が必要になったため、読める本を購入したかった。ニーチェの時もそうだったが、クレジットカードのポイント交換で図書カードをかなりの枚数手に入れていたので今の僕はコスト意識が低い。何よりも前回のブログで自分の事を棚に上げてエラそうな事を宣った負い目がある。それが今回購入に踏み切れた理由の一つだ。前回エラそうな事を書いてなければ、ひょっとしたら別の選択肢を選んだ可能性がある。
それでもいざ書棚の前に立つと、「やっぱりエッセンシャル版にしようかな。。。」と弱気になってしまった。しばらく思い悩んだ挙げ句、勇気を出してちゃんと購入。普段はカバーはかけてもらわない(読みにくいし隠す必要もないと思っている)が、これだけは例外でお願いし、ちゃんとかけてもらった。
人との出会いもそうだけど、偶然に左右される本との出会いがある。「1Q84」が売り切れていなかったら前者との出会いはなかったし、様々な状況が揃わなければ後者の購入には踏み切っていなかった。
そして、両著とも僕にとっては素晴らしい出会いだった。前者は哲学として理想を描くようでいながら非常に現実的で実際的であり、後者は現実社会に最も緊密な経営学、組織論をベースに人間的な理想を説いている。
内容の読ませ方においても対照的だ。前著はジャンル分けされた言葉の断片の羅列。まあ途中飽きる事もあるけれど、ひとつひとつの言葉を反芻し噛み砕く時間の余裕がある。
後著はエンターテインメント小説として読ませる。トータルで3時間程度で読めてしまう。続きが読みたくなるから途中で止められない一気に読む。お膳立てされたベタな内容を予想しつつも、久しぶりに泣いてしまった。明日、エッセンシャル版を購入を決意。
僕のブログでは「この家電がスゴイ」とか「ここのラーメンは美味い」とかいったような何かの商品を薦めるという事は敢えてしないようにしてきた。それでも上記この二つの著書(二人の考え方)は、僕の生き方、制作において重要な意味を持つと思ったし、できれば陶芸に関わる人達、それで食べていこうと夢を持っているこれからの人達に読んでもらいたいと思った。
制作を続けていくというその生き方には、根本に、生きる事に対する全肯定が必要不可欠だし、様々な困難に打ち勝つ強い精神力が必要だ。
制作を現実社会の中で続けていくには、自分自身を含めた顧客を満足させる具体的で現実的な自己管理という方法論が必要になる。そして何より今の陶芸界にはイノベーションが必要だ。
僕は今までも「真摯な姿勢」で取り組んできたという自負はある。これからもその気持ちは持ち続けようと強く思った。
良書との出会いに感謝。