僕という存在は、僕自身の作品のアイデアに忠実な僕(シモベ)である。

アイデアを現実のものとして実現させるために、様々な困難を乗り越え、クリアにしていかなければいけない事が山ほどある。

何度も何度もシミュレートを繰り返し、その最適な道を探る。制約の多いやきものとして成立させるための技術的な部分だけでなく、それを可能にする環境を整えるためにも奔走しなければならない。環境というのは場所的な意味だけでなく、時間、生活を含めたあらゆる環境だ。

そのアイデアが最も良い形で結実するために、そして最も良い形で発表できるよう、ただただ僕はまだ頭の中にしかない「作品」のための忠実な僕(シモベ)となって全力を尽くす。ただそれだけだ。その作品がどう評価されるとか、商売的に成功するかどうかとか、実際どうでもよい話だなあと思えてきた。僕という人間が作家としてどう評価されるかなんてさらにどうでもいい事だ。

その頭の中の「作品」は、結構凄い(実現できたらの話だけど)。これはたぶん僕にしかできないし、本当に出来るかどうかも僕自身わからない。そういう「作品」の僕(シモベ)となって全ての力を注げるという事は、この上ない喜びである。

とにかく、まずクリアすべき頭の痛い案件がいくつかある。進もう忠実に。