She with Shapla Neer -26ページ目

She with Shapla Neer

バングラデシュとネパールからお届けする、フェアトレードのアーユルヴェーダソープブランド

ネパールから待望のサンプル品が到着しました!

用途によって使用成分を変えてもらい、ネパールの自然染料を使って
美しい色に仕上がっています。

ネパールの生産者のみんな、一年でいちばん大きなお祭りや農作物収穫の合間を
ぬって試作品作りに励んでくれたおかげです。

これから使用感や泡立ちを試験して、最終的な成分や色味を決定していきます。

バングラデシュの生産者からも、もうすぐ試作品が到着するはず。
早くおいで~

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仕上がってきた色味を比べているところ

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泡立ちの試験中

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パッケージ、WEBサイト立ち上げの企画も練っています
SHE石けんにブランド名の刻印をつけるために、
判子のような刻印を作ることになりました。

素材、文字の太さ、深さなどどうしたらいいものか分からないことだらけ。
SHEの技術指導をして下さっている太陽油脂株式会社ではどのような刻印を
使用しているのか、特別に見せていただきました!

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(太陽油脂さんがパレスチナオリーブオイル石けんに使用している刻印)

バングラデシュやネパールのみんな、
太陽油脂さんのようにきれいに刻印を押せるようになれるかな。
刻印を押すタイミングや力の入れ具合などはまた今度教えて頂ける
ことになったので、まずはSHEのブランド刻印を製造して下さる
会社を探して発注!発注!

SHEロゴのついた石けんを見られる日が今から待ち遠しい目

バングラデシュ出張2日目は、石けん作りの生産パートナー団体である

MCC/Prokriteeの担当者との打ち合せをしました。メモ

事前にシャプラニールの会員さんやスタッフを中心に石けんを使ってもらっていたので、

そのモニター結果をフィードバックしたり、生産現場で抱えている課題などについて

話し合いをしました。ひらめき電球


パートナー団体の担当者からは女性

「自然染料を使っているので、ロット毎に色が違ってしまう。」

「手作り石けんなので時間がかかってしまう。生産時間を短縮できないか」

「石けんを切る機械を自分たちで作ってみたが、ワイヤーがすぐ壊れてしまう。

 日本ではどんなものを使っているのか」

「乾季と雨季は気温も湿度も違うので、石けんの出来にも影響する。

どうしたら常に一定の品質を作れるのか。」

などなど、いろんな疑問や課題が挙げられました。


次の生産現場訪問では、生産工程をひとつひとつ確認しながら

こういった課題の解決策を考えていきます。


太陽油脂株式会社の佐藤さんからは、(^-^)


会社の紹介や太陽油脂での石けんの作り方を紹介していただきました。


初めて聞く日本での石けん作りについてみんな真剣に耳を傾けていました。

「日本から石けん作りのプロが来てくれるなんて思っていなかった。本当に嬉しい!」

みんなとても喜んでいます。

成田出発から約24時間。ロケット


タイのバンコクを経由して、バングラデシュに到着しました。

ご同行頂いている品質専門家の佐藤さん(太陽油脂株式会社)は
今回が初めての海外なんだそうです。
初海外がバングラデシュということですから、記憶に残る訪問になりそうです。ニコニコ


出張はバングラデシュ、ネパールの2カ国で12日間。
佐藤さんと共に生産現場を訪問し、品質を改善していくための
方策を生産者と一緒に考えてきます。メモ


she★with★shaplaneerのブログ

バンコクからダッカ行きの飛行機に搭乗する佐藤さん

採択!

シャプラニールの石けんプロジェクトが、
ジェトロ尾2010年度開発輸入企画実証事業に採択されました!クラッカークラッカー

数百の企業から応募があった中、8団体の企画が選ばれたことになります。

バングラデシュ、ネパールでフェアトレード石けんを開発、輸入、販売する
私たちちのプロジェクトを、そのひとつに選んで頂いたわけです。

これで、プロジェクト資金がない、、という課題がクリアになりました。
第一関門突破!!とても嬉しいです!

与えていただいたこの機会を最大限に活かせるよう
頑張っていきたいです。

やったーー!!
ジェトロの開発輸入実証事業、一次試験を無事通過し、
二次審査に行ってきました。

二次審査はプレゼンテーション。
プレゼン資料を万全に準備したつもりでも、こういう時は緊張します。

赤坂にあるジェトロのビルは、ものすごく立派なので、その時点で緊張が
増すわけで・・ 昔流行った「人・人・人」を手に書いて飲む。みたいな
おまじないにも頼りたくなる気持ちでした。(古いですよね、はい)

プレゼンルームに伺うと、おそらくとてもえらい方々が、テーブルの周りに
ずらっーといらっしゃいます。と、ここまでくると緊張を通り越して覚悟が
決まって、30分の持ち時間、めいいっぱいお話させて頂きました。

この結果が吉とでるか、凶とでるか。
また受験生の気持ちで待つころになります。
ジェトロの助成金を申請書を提出してから約2週間。
受かるの?受からないの?
十数年ぶりに、合格発表を待つ受験生の気持ちを味わいまいた。

5月7日、事務所にジェトロから一通の封筒が届きました。

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結果は、一次審査通過!!!
5日後の二次審査(プレゼンテーション)へ進むことができました。

今日は祝杯をあげないと。
そしてプレゼンの準備をはじめよう。



バングラデシュ、ネパールのナチュラル石けんを開発、輸入、販売する。
そう決めたものの、開発にかかるお金をなんとか集めなければ・・・

ジェトロ(日本貿易振興機構)が開発途上国の産品を日本市場へ輸入する
ことをサポートしてくれるプログラムがあると聞いて、さっそく説明会に
行ってきました。

これだ!!

ジェトロの説明によると、採択された案件には『開発途上国で産品の開発・改良、
日本に輸入する費用を一部サポートする』そうです。まさに「これだ~!!」

と言っても競争率がかなり高そうです。
しかも申請の締め切りまであと1週間。
申請書はかなり大変そう、間に合うのか?
いや、ぜったい間に合わせるぞ!

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(写真:説明会のようす。会場は満席。途上国の産品を開発輸入しようとしている
企業の担当者が大勢つめかけていました。)

フェアトレード石けんプロジェクトを始動します!


特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会の

フェアトレード部門クラフトリンクは、バングラデシュ、ネパールの生産

パートナー団体や多くの方々のご協力のもと、バングラデシュとネパール

ナチュラル石けんブランドを立ち上げることになりました。

開発していく製品は、バングラデシュ、ネパール特有の自然素材を

ふんだんに使った、天然由来成分の石けん。



石けん作りを通じて、

バングラデシュでセックスワーカーとして働かざるおえなかった女性たちが

新しい人生を歩むための収入を得ることができ、ネパールの農村部で収入

手段のない女性たちが安定した生活を送ることができることを目指します。


製品化までのプロジェクト期間は1年弱。

生産パートナー団体、生産者と力を合わせ、全力を注いて参ります。


このブログでもプロジェクトの進捗をお伝えしていきますので

みなさん、どうか見守っていてください。



2010年4月

シャプラニール クラフトリンク

石けんプレジェクト担当

植田 貴子