バングラデシュの生産者シムさんのStoryをご紹介します | She with Shapla Neer

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バングラデシュとネパールからお届けする、フェアトレードのアーユルヴェーダソープブランド

シムさん

シムの父親は、彼女が生まれる前に家族のもとを去ったので、シムは父親の顔を見たことがありません。シムの母親は家政婦の仕事をしていました。そのため、働きにいくときは、お金を支払って、別の誰かにシムの面倒をみてもらっていました。

シムが10歳になったとき、シムも家政婦として働きに出されました。見ず知らずの人の家です。
彼女には、月に300タカ(約350円)が支払われていました。彼女は読み書きができるようになることを夢見ていましたが、家政婦として働かなくてはいけなかったので、学校には通えませんでした。

5、6年の奉公の後、母親はシムを結婚させました。最初はうまくいきましたが、次第に姑にいじめられ、さらに夫が暴力をふるうようになりました。

その間、シムは妊娠していることがわかり、暴力から逃れるため、家を出て母の元に戻りました。シムは夫との離婚を望みましたが、夫が村の権力者と家に押しかけ『離婚は認めない、夫の家に戻るよう』命令しました。結局、夫とやり直すことを試みましたが、すぐに夫は酒を飲むようになり、シムと子どもの生活費を一切入れなくなりました。

シムは、やむをえず、1年ほど売春を続けました。生きていくには仕方なかったのです。それからしばらくして、地元マイメンシンのNGOが石けん作りの職業訓練プログラムをやっていると聞き、面接を受けにいきました。

幸い、受け入れられ、研修を受けることができました。夫も、酒をやめ、働きはじめました。今では、彼女たちの生活は改善されてきて、5歳になる息子は学校に通っています。

シムが石けん工房で働きだして3ヶ月、まるで新しい人生が始まったかのように感じています。
彼女は将来、土地を買って、家を建て、「私がこの家を建てたのよ」と息子に自慢したいんだそうです。
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