1.スクリーニング | 中小型株の長期保有で勝つ

中小型株の長期保有で勝つ

40歳までに株式で2億円保有し、早期退職するまでの過程

以下、自分の投資手法についてまとめる。

<目的:きたる株価の大調整に備えて、狼狽せぬよう売買プロセスを固めるため。>

 

概要

1.スクリーニング

2.並び替え

3.定量分析①

4.定量分析②~定性分析①

5.定性分析②

→投資回収実行

 

 

1.スクリーニング

<目的:監視銘柄を絞る、データベース構築>

 

四季報や有報から、以下を調べる。(※1)

⑴中小型株:時価総額1,000億円以下(※2)

⑵理解の及ぶ業界(ITや医薬品等を除くという意味)

⑶10年間、営業利益、経常利益、当期純利益が黒字(また90%以上の減益も除外)

 

上記⑴⑵⑶を満たす企業について、有報などから

長期借入金、負債合計、利益剰余金、自己株式、純資産合計、

売上高、粗利益、営業利益、当期純利益、一株利益、一株配当金

営業CF、有形・無形固定資産の取得・売買(合計4種類)、M&Aによる支出・収入

の18項目を10年分調べ、エクセルに入力する。

 

売上高粗利益率、売上高営業利益率、売上高当期純利益率、自己資本比率、

ROA(営業利益/総資産)の5つの指標(※3、4)について、以下のようにポイント化。(表1)

 

                       (表1)

その結果、

⑷5つの指標について、少なくとも上表1の「1点」または「2点」の列を満たせば「クリア」とすると、

「5つ全てをクリアした年が10年間で8年以上」かつ、

「非クリアの指標が存在する年が2年連続しない」企業を、

「監視銘柄」とする。

 

※「監視銘柄」において、5つの指標の各点数を合計したものを、

「競争優位度」とし、後ほど参考にする。

 

【まとめ】

「1.スクリーニング」を通過するのは、⑷で定義した「監視銘柄」。

→それらについて、「オーナー利益」を算出する。

オーナー利益の定義:営業CF+固定資産の取得・売却+M&Aに伴う収入・支出

 

 

参考文献

※1:株主プロ

※2:中小型株投資のすすめ

※3:史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール

※4:決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール