2021年3月20日(土)練習報告 | 上海コールプラタナス 在上海日本人混声合唱団

上海コールプラタナス 在上海日本人混声合唱団

上海在住日本人中心の混声合唱団。
1995年に歌好きがあつまり始まり現在にいたる、歌好きが集まる合唱団。
それが「上海コールプラタナス」!
団員大大募集中、一緒に歌いませんか?
下記までお気軽にご連絡下さい。
shchorus1995@yahoo.co.jp

2021年3月20日(土)
15時半~18時半@古北
指揮1名/伴奏2名

ソプラノ6名/アルト7名/テノール6名/ベース8名/見学者2名

合計32名
 

雨模様の寒い午後でしたが、久しぶりの全体合わせ練習、そして、テナーKさん最後の練習&送別ということもあり、和気あいあいの暖かな雰囲気の中で練習が行われました。

 

現在、7月17日(土)の定期演奏会に向けて練習をしています。上海市内のコロナ状況などもあり、3月頭までは、江蘇省在住のマエストロにも、上海へ指導にいらしていただくことができず、パートでの音取りや、各パートリーダーによる合わせ練習を行っていましたが、今週は久しぶりに、全曲マエストロのご指導による合わせ練習でした。全パートで合わせると、まだまだ全然仕上がっていない曲でも、輪郭が感じられ、歌う上での仕上がりがイメージしやすくなり、とても助かります。

今回の定演では、合唱界では有名(多分)な木下牧子さん作曲の『ティオの夜の夢』という組曲を演奏します。木下牧子さんの曲は、リズムや音が特徴的でドラマティックだったりロマンティックだったり、聞く方にとっては楽しく、歌う方にとっては強敵、合唱素人団にとっては超難曲です。演奏会では、聞き手の皆さんに木下牧子さんの楽しさが伝わるように歌えたらいいなぁ…、目標は高く!

 

歌うのは、体全体に息を取り込み、お腹に力を入れて息(声)を出す、の繰り返しで、この簡単そうに思える動作が本当に難しい。下腹には力を入れて、首・肩・下あごはリラックス、上あごと頬骨は意識して上に持ち上げる…とか、歌いながらこれ全部同時にやるのは至難の業。けれど、毎週、大きな声を出し、ただただ歌う、のは、身も心も実にスッキリする上に、かなりリーズナブルでお得な趣味であることは間違いないです。ご興味の有る方、ぜひ見学にいらしてください。

以下、今週の注意点抜粋です。

◎群青
・同じ音を長く伸ばす際には、8分音符を連続で発声し続けるイメージで歌う。音圧を下げないように。
・とにかく丁寧に歌う、しかし、言葉に感情を込めて大切に歌いすぎると、テンポが遅れてしまうので、必ず指揮者をみて歌うこと。
・男声の主旋律部分、休符はしっかり休むこと、楽譜以上に音を伸ばさないように。

◎ローラビーチ
・アルト「さかなのそくせん」のタイミングは①指揮者を見る②ソプラノの音を聴く。

・p37サビ部分、前のめり気味に歌う、ドラマティックに、遅くならないように。

・p32下段~p33の波が揺れるような各パートの受け渡し、入りのタイミングは指揮者を見ること。

・p34上段は、3小節目からテンポを落としてややゆっくり歌うため、必ず指揮者を見ること。「ひどけい」をロマンティックに歌いたい。

◎環礁

・p17「かぜになる~」リズムに注意。テヌート(音符の表す長さを十分保って奏する)とアクセントを意識して。
・p17「せいそうけん」は「せーそうけん」ではなく「せいそうけん」、「い」を歌う。

・18「ほそーい」は、細く歌う。この部分は各パートの音が当たる(気持ちよくハモる音ではない)ように作られている。

・p27「らっかするひかり」以降、3拍子を意識して、入りのタイミングを間違えないように、遅れがち。

◎今、ここに

・アカペラ曲のため、他者の音をよく聴くこと。
・深い声を使って歌う。浅くならないように。

・p3「空気、風」→「空気、風」の追いかけ部分、2回目の男声は1回目の女声より大きくならないように。

・p5の36小節アタマの「ま」、短く切らず、テヌート分しっかりのばす。「いま」と「ここに」の間は、口を閉じたり、息継ぎをしたりしない。

◎WAKE!

・p3、D前のアルトとベースの2回目の「エナジー」は少し大きく歌う。
・p4中段、「ゆるぎなっく」の「な」のスタッカート意識、その後のアルトの「La La Lan」とても大事、しっかり歌う。

報告者:sop・I