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[テーマ]
松阪市民病院の11年連続黒字の秘訣を開示
新任看護部長及び看護部の意識改革と病院経営改善のポイント
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[講 師]
松阪市民病院 総合企画室 副室長 世古口 務 氏
[日 時]
2021年10月6日(水) 午後1時~2時30分
[重点講義内容]
松阪市民病院は地方公営企業法一部適用の自治体病院で、
2007年単年度、約10億円の赤字であった。
2008年度よりDPCを導入し、医師数はそれまでの最少で、
3年間医師の増員もなしで、2019年度まで11年連続黒字、
8年連続で医業収支率100%超を維持してきた。これには
医師のみならず、病院内で最多職員数の看護部の意識改革が、
大きく関係している。看護部の経営改善のポイントは、
1、自院の経営状況を経年的に把握しているか?2、DPCを
正しく理解しているか?3、診療報酬制度を正しく理解し、
実践し、継続しているか?4、自分たちの病院職員が
「最高の医療、良質の医療を提供している」と勘違いして
いないか?5、他の病院より遅れている点を見つけ、
謙虚に反省し改善しているか?
これらについて松阪市民病院での経験を基に解説する。
1.新人看護師でも知っておくべきDPCの基本
2.看護師の意識改革による経営改善―具体的な項目
(1)DPCに関連した項目
・予定入院手術、予定検査患者の外来にての検査完璧化
・術後予防的抗生剤の使用の検討
(2)診療報酬制度に関連した項目
・クリティカルパスの再検討
・入院患者の外泊についての再認識
・肺血栓塞栓症予防管理料の算定
・入退院支援加算の算定
・認知症ケア加算の算定
・せん妄ハイリスク加算の算定
・周術期口腔機能管理の検討(口腔ケアの実践)
3.質疑応答
[PROFILE 世古口 務(せこぐち つとむ)氏]
1972年 三重県立大学医学部卒業
1974年 三重大学医学部付属病院勤務、医局長、兼講師
1986年 市立伊勢総合病院 外科医長
1994年 市立伊勢総合病院 副院長
1997年 市立伊勢総合病院 院長(49歳)
2004年 伊勢市病院事業管理者兼院長
2008年 同 退職(任期途中)
同年 松阪市民病院 診療部経営担当
2009年 東海コンソーシアム代表世話人
2010年 松阪市民病院 総合企画室 副室長
【講演会】
2020年末までに主な講演会(北海道~沖縄県):317回
【著書】
『DPC/PDPS導入を契機にした自治体病院の経営改善』
(日本医学出版)
『「ジョン・P・コッターの8つの変革ステップ」からみた、
松阪市民病院経営改善の検証』(日本医学出版)
『意識改革とチーム医療による病院経営改善』(経営書院)
『必ず役に立つ病院人事評価制度導入の手引き
-あの松阪市民病院の実践例』(マスブレイン社)