2024年に向けた看護師の働き方改革の推進 | 新社会システム総合研究所 公式ブログ

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[テーマ]

2024年に向けた看護師の働き方改革の推進

~高度急性期病院の短時間夜勤、慢性期病院の3人夜勤体制の導入

 実例と夜勤体制による看護管理者不在の改善策~

http://click.ssk21.co.jp/c?c=276033&m=10286292&v=6e0ca557

 

[講 師]

香川大学医学部附属病院 看護部

看護師長 香西 尚実 氏

 

医療法人財団五省会 西能みなみ病院

看護部長 南 峰子 氏

 

朝日大学 保健医療学部 看護学科 成人看護学

准教授 武藤 英理 氏

 

[日 時]

2021年10月11日(月) 午後1時~4時20分

 

[重点講義内容]

<1>高度急性期病院における短時間夜勤の導入とその効果

香西 尚実 氏【13:00~14:00】

日本は人口減少時代に突入し、人手不足が深刻化しています。

過労死が問題となり、働き方改革法案が可決されています。

看護界でも、60時間前後の時間外労働を継続し脳血管疾患で死亡した

看護師の過労死が認定され、日本看護協会より、夜勤・交代制勤務に

関するガイドラインが提示されました。

しかし、高度急性期病院は多忙を極めています。

スタッフの負担を軽減し、働きやすい職場環境を整備し、良質な看護

の成果を生み出すために、短時間夜勤を導入する機会を得ました。

導入から定着に至る過程を振り返り、その効果を検討します。

 

1.フィールドの紹介

 

2.なんか変、何が変?異動して感じた素朴な疑問が出発点

 

3.全員が納得できる状況へ 同じ轍は踏まない

 

4.短時間夜勤の開始

 

5.短時間夜勤導入の効果

 

6.未来に向けて

 

<2>3人夜勤体制導入と管理者としての取り組み

南 峰子 氏【14:10~15:10】

当院は富山市にある医療法人財団五省会グループ(西能病院、西能クリ

ニック、みどり苑、西能みなみ病院)のうちの1つである慢性期療養型

病院である。

病床数は88床であり、入院料1の2つの病棟を有している。

入院患者の重症化に伴い、安全な夜勤を目指し、3人夜勤体制を導入した。

その後、3人夜勤体制導入に向けて業務改善を実施しながら、日勤勤務

者が減少し、様々な管理者として取り組みを実施してきた。

今回、管理者として魅力ある職場づくりを目指して様々な取り組みを

したことを述べる。

 

1.3人夜勤体制導入についての取り組み

 

2.3人夜勤導入後のアンケート調査結果

 

3.アンケート調査後のそれぞれの部署の取り組み

 

4.管理者としての取り組み

 

<3>夜勤看護管理体制が部署運営および人材育成に及ぼす影響

武藤 英理 氏【15:20~16:20】

看護管理者の夜勤勤務状況は、「夜勤体制」の方が「当直体制」を

上回っているという報告があり、労務管理上、平日日勤に看護管理者

が不在であることが多い。

このことは、看護管理者の重要な役割として、次期看護管理者の育成

があるが、管理に有効な時間的保証がない状態であると考える。

看護師長不在が長期間になることは管理能力にとって量的・質的にも

問題であると考え、改善策を講じてきた。今回はその経過と効果に

ついて述べていく。

 

1.現状分析

 (1)夜勤看護管理者の実態

 (2)事前調査および結果

 

2.夜勤看護管理体制の改善に向けて

 (1)経営管理会議での提案

 (2)次期看護管理者へ管理夜勤の移譲

 

3.改善の結果

 

 

[PROFILE 香西 尚実(こうざい なおみ)氏]

1991年 香川県立高松南高等学校専攻科衛生看護科を卒業し、

      香川医科大学医学部附属病院

      (現在の香川大学医学部附属病院)に入職。

特殊診療施設、小児病棟、3診療科混合病棟、管理部門で看護師、

香川大学医学部看護学科で教員として勤務。

2013年 香川大学大学院医学系研究科看護学専攻(修士課程)修了、

      看護学修士。

2016年より現職。

 

[PROFILE 南 峰子(みなみ みねこ)氏]

1984年 京都大学医療技術短期大学部卒業。

 同 年  市立砺波総合病院就職。

2004年 同病院 師長就任。

2016年 医療法人財団五省会 西能病院 教育担当部長。

2019年 医療法人財団五省会 西能みなみ病院 副看護部長。

2021年より現職。

資格:NST療法士、3学会合同呼吸療法士、骨粗鬆症マネージャー、

   医療的ケア教員

【管理者としての取り組み】

1.経管栄養の変更

  ・・・ボトルへ栄養剤をいれていたものをパウチタイプに変更し、

     ボトル消毒・乾燥などの手間をなくす。手順の見直し。

2.患者ケア製品の見直し

  ・・・各委員会での意見を吸い上げ、ケアのやりやすさへ繋げる。

3.主任・リーダー会の立ち上げ・・・2階3階の業務統一を図る。

4.入院患者を積極的にとれるよう、連携室と病棟の連携強化

5.非侵襲的陽圧換気療法BiPAPなどの患者の入院受け入れ調整

6.チーム活動支援

7.外部研修参加の支援 など

 

[PROFILE 武藤 英理(むとう えり)氏]

1982年 名古屋大学医療短期大学部卒業後、

      岐阜県立岐阜病院(現岐阜県総合医療センター)入職。

2009年 NICU看護師長、ICU看護師長を経て、

      在籍26年で退職。

 同 年  岐阜県立看護大学大学院看護学研究科機能看護学専攻、

      修士課程修了。病棟看護師長として朝日大学歯学部付属

      村上記念病院(現朝日大学病院)へ。

2012年 日本看護協会 認定看護管理者取得。

2013年 大垣女子短期大学看護学科立ち上げ時に入職。

2016年 羽島市民病院看護部長就任。

2018年から岐阜県看護協会理事 看護師職能I(病院領域)

       委員長1期2年努める。

2019年 朝日大学保健医療学部看護学科入職。現在に至る。