国内で始まるCBDC実験と海外の動向 | 新社会システム総合研究所 公式ブログ

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[テーマ]

国内で始まるCBDC実験と海外の動向、実装実験

~米国、中国、欧州等の各国最新事例と日本の課題~

http://click.ssk21.co.jp/c?c=240885&m=22047426&v=36bd730c

 

[講 師]

公益財団法人国際金融情報センター シニアアドバイザー

メディアコンサルタント 山崎 秀夫 氏

 

[日 時]

2021年5月24日(月) 午後2時~4時

 

[会 場]

紀尾井フォーラム

千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F

 

[重点講義内容]

日本銀行は2021年春、一般型CBDCを標的に中央銀行デジタル通貨(CBDC)の

実証実験を開始する方針である。これは第一弾であり基本機能の確認レベル

のものと言われている。一方バハマやカンボジアのような一部の新興国では

既にCBDCが発行されている。また先進国のスウェーデンや世界第二の経済国

中国でも実装実験が始まっている。英国ではイングランド銀行がCBDCの

デイスカッションペーパーを総裁名で発表している。

しかし先進事例を見る限り、民間サービスとの競合関係もあり、CBDCの発行

は出来てもその普及はそれほど簡単ではないようだ。本講演は日本銀行の

実証実験を見据えて、様々なモデルの比較と共に中国人民銀行が発行する

e-CNYなどCBDC普及上の課題について説明する。

 

1.競合サービスが待ち受ける一般型CBDC普及上の課題

 (1)CBDC発行に進む中銀、否定的な中銀

 (2)国民国家がもたらした中銀紙幣統一時代との相違

 (3)民間サービスとの競争課題

 

2.日本銀行のCBDC実験概要

 (1)日本銀行の取り組み方針と実証実験ステップ

 (2)基本となる決済システムの二層構造と間接型の発行

 (3)口座型かトークン型か

 

3.英国イングランド銀行の口座型CBDC

 (1)総裁名で出されたデイスカッションペーパー

 (2)銀行預金の縮小を招くリスク

 (3)別の狙いはオープンバンキングの推進か

 

4.中国のCBDC実験の現状

 (1)官民合成のSCBDCに近い実現モデル

 (2)アリペイ、ウイーチャットペイとの競合関係

 (3)普及策は官進民退戦略の採用か

 

5.スウエーデンのCBDC実験

 (1)CBDCのモデル説明

 (2)実証実験の現状

 (3)銀行業界の不満への対処

 

6.米国FRBの「CBDC発行条件としての5原則」

 (1)5原則の内容

 (2)フェイスブック・デイエムは対応できるか

 (3)米国民間デジタル通貨の検討

 

7.CBDC否定派中央銀行の戦略

 (1)デンマーク

 (2)大口CBDCだけに特化したスイス、豪州

 (3)キャッシュレスの中心は銀行預金と言う見方

 

8.大口(ホールセール)CBDCの動向

 (1)「m-CBDCブリッジ」プロジェクト

 (2)サウジアラビアとアラブ首長国連邦の共同実験

 (3)スイス銀行のDvP

 

9.各国の事例と動き

 (1)韓国、台湾

 (2)バハマ、東カリブ、ジャマイカ

 (3)欧州中央銀行など

 

10.質疑応答/名刺交換

 

[PROFILE 山崎 秀夫(やまざき ひでお)氏]

東京大学経済学部卒。1986年 野村総合研究所入社

【専門領域】

情報戦略論、情報組織論、情報分析論、ナレッジマネジメント、

ネットコミュニティ論、ソーシャルメディアマーケティング論、

ソーシャルネットワーキング研究。

【主な著書】

「ナレッジ経営」(野村総研出版、日本ナレッジマネジメント学会研究奨励賞)、

「ソーシャル・ネットワーク・マーケティング」(ソフトバンク出版)、

「SNSマーケティング入門」(インプレスR&D)、

「ネット広告がテレビCMを超える日」(マイコミ新書)、

「スマートテレビで何ができるか」(翔泳社)、

「スティーブ・ジョブズがデザインしていた未来」(ペンネーム川北蒼、法令出版社)