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[テーマ]
コロナ禍で加速する生鮮流通DXと新規ビジネスチャンス
http://click.ssk21.co.jp/c?c=228272&m=7222724&v=1d645a92
[講 師]
野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社
調査部長 主席研究員 佐藤 光泰 氏
[日 時]
2021年3月19日(金) 午後2時~5時
[会 場]
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
[重点講義内容]
2020年代はデジタル技術の躍進とSDGs(持続可能な開発目標)
の浸透、そしてコロナ禍を背景に、生鮮流通のディスラプション
(創造的破壊)が予期されます。
それを先導するのは主に次の2つの分野だと展望しています。
まず、農水産事業者が直接、消費者や実需者に農産物を販売する
「産直ECプラットフォーム」です。
コロナ禍を期に、スタートアップ各社が運営する同プラットフォームの
流通高は軒並み、前年比で5~10倍に拡大しています。農業分野の
デジタル化は他産業に比べて大きく周回遅れの状況ですが、コロナ禍を
背景として、また使い勝手の良いプラットフォームの出現により、
デジタル化に取り組む農水産事業者が急増しています。弊社では、
生鮮流通の2019年のEC化率(オンライン流通が全体の流通高に
占める割合)をせいぜい0.6%程度と推計していますが、2030年
には2%を超えるものと予想しています。結果として、産直ECプラット
フォームによる世界の生鮮流通高(市場規模)は、2019年の250億
米ドルから、年平均成長率(CAGR)19%で伸長し、2030年には
1,400億米ドルに拡大するものと考えています。
もう一つは、生鮮流通の“要”である「卸売市場」です。日本の卸売市場
は全国に約1,100ヵ所ありますが、どこも流通高の断続的な減少に
悩まされています。驚くことに、デジタル化の時代を迎えた現代でさえ、
産地と卸売市場のデータ連携がなされていません。農場から食卓まで
トレーサビリティが繋がっていない大きな要因だと言われています。
ただ、海外の卸売市場を見渡すと、フランスや中国など、昨今、デジタル
化を経営のコアに据えて、これまでの卸売市場の在り方を刷新する動きが
見られます。そもそも卸売市場は、日々、その国の津々浦々の産地から
生鮮品が持ち込まれており、言い方を変えると、生鮮品とそれを栽培する
農業者の情報(データ)の宝庫とも言えます。デジタル化時代に不可欠な
大容量のデータを有する“卸売市場のデジタル化”にひそかに注目する
企業も増えています。
このような生鮮流通の変革においては、食のサプライチェーンの在り方が
変わり、取引システムのみならず、供給者や需要者側への各種サービス
などの様々な周辺ビジネスが出現するものと考えています。
本講義では、生鮮流通の事業環境を俯瞰し、新たな取り組みを推進する
国内外のスタートアップや企業を紹介します。また、2030年の
生鮮流通の時代を展望し、(異業種)企業における新たな事業分野を
示唆します。農と食の分野で、国内外での新規事業や戦略の開発を検討
されている企業様方へのご参考になれば幸いです。
1.フード&アグリテックの市場環境とDX(デジタルトランスフォーメーション)
2.生鮮流通の事業環境と将来展望
3.生鮮流通のDXを推進する世界の先進スタートアップ・企業
4.生鮮流通分野の新規ビジネスチャンスと事業モデルの構築方法
5.質疑応答/名刺交換
[PROFILE 佐藤 光泰 (さとう みつやす)氏]
2002年に早稲田大学・法学部卒業後、野村證券へ入社。
2005年に野村リサーチ&アドバイザリー株式会社へ出向し、
農水産業・食品・小売セクターの産業調査・企業アナリストの業務に従事。
2010年に野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社へ出向し、
農水産業・食品セクターの調査・コンサルティング業務に従事(現在に至る)。
著書「2030年のフード&アグリテック ~農と食の未来を変える世界の
先進ビジネス70」など