【京都大学/野村総合研究所/NTTドコモ】
オンライン診療(遠隔医療)、医療ICTの最前線
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[講 師]
京都大学医学部附属病院 医療情報企画部長/病院長補佐
京都大学 医学研究科 医学・医科学専攻 医療情報学分野 兼
情報学研究科 社会情報学専攻 医療情報学講座 教授 黒田 知宏 氏
(株)野村総合研究所 コンサルティング事業本部
グローバル製造業コンサルティング部 主任コンサルタント
横内 瑛 氏
(株)NTTドコモ 5Gイノベーション推進室 担当部長
奥村 幸彦 氏
[日 時]
2019年4月19日(金) 午後1時~午後4時50分
[会 場]
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
[重点講義内容]
<1>次世代医療基盤と遠隔モニタリングが拓く情報化時代の医療
黒田 知宏 氏 【13:00~14:10】
平成30年度診療報酬改訂では、「オンライン診療」の解禁に
よって「遠隔医療」を正々堂々と実施できる未来への扉が開かれた
ことに、衆生の耳目が集まっている。しかし、医療を本質的に変える
可能性の扉を開いたのは、同時に収載された在宅呼吸管理機器の
「遠隔モニタリング」にあると、講演者は見る。
IoTを体現する「遠隔モニタリング」と医療ビッグデータ基盤で
ある「次世代医療基盤」が出逢うことで現れつつある、情報技術が
「そこにある」時代の医療の姿を、本講演では展望する。
1.次世代医療基盤法と医療ビッグデータ
2.オンライン診療と遠隔モニタリング
3.Internet of Things
4.Context Aware Information Service
5.ソーシャルホスピタル
6.質疑応答/名刺交換
<2>オンライン診療、医療ICT化の最新動向と将来展望
横内 瑛 氏 【14:20~15:30】
わが国では、過去10年の間にスマートフォンやタブレット型端末
などの急速な普及とデータ通信技術の進展でICTの大衆化が
もたらされ、遠隔診療の普及を妨げてきた通信技術面の課題が
解消された。2017年4月の未来投資会議を経て、遠隔診療の
普及促進に向けた診療報酬の新設や法整備などが進んだことで、
2018年4月からは一部の疾病においてオンライン診療に対する
診療報酬が認められるなど、歴史的な一歩を踏み出したとも言える。
本講では、まず現状のオンライン診療の実態と普及阻害要因に触れ、
オンライン診療の可能性をわが国の医療政策と照らし合わせる。
その上で、オンライン診療の将来展望および周辺で新興しうる
新規事業機会の萌芽について述べたい。
1.オンライン診療・医療ICTを取り巻く現状の事業環境
2.オンライン診療の利活用実態
3.オンライン診療の普及阻害要因
4.オンライン診療・医療ICTの将来展望
5.オンライン診療・医療ICT領域における新規事業機会の萌芽
6.質疑応答/名刺交換
<3>第5世代移動通信5Gの医療分野への応用
奥村 幸彦 氏 【15:40~16:50】
第5世代移動通信5Gは、既存の移動通信をさらに発展させた
超高速・大容量、超低遅延、多数接続などの特徴を持つ次世代の
移動通信であり、国内外において実現に向けた取り組みが活発に
行われている。本講演では、5Gにより実現が期待される新しい
アプリケーション・サービスのうち、5Gの特徴を活かした医療
分野への応用に関して、ドコモが連携パートナーとともに提案して
いるソリューションを紹介するとともに、それらの検証試験や
模擬試験について最新の取り組状況を述べる。
1.5Gを遠隔診療に活用することによるメリットと課題
2.5Gを活用する新サービスによる地域医療へ貢献
3.5Gを活用する新サービスによる救急医療へ貢献
4.より高度な医療への5Gの活用可能性
5.質疑応答/名刺交換
[PROFILE 黒田 知宏(くろだ ともひろ)氏]
1994年 京都大学工学部情報工学科卒業。
1998年 奈良先端科学技術大学院大学情報学研究科修了。
博士(工学)。奈良先端科学技術大学院大学情報学研究科助手、
オウル大学情報処理科学科客員教授、京都大学医学部附属病院講師、
大阪大学基礎工学研究科准教授等を経て、2013年より現職。
ヒューマンインタフェース、医療情報学等の研究、特に、融合現実感
(Mixed Reality)、ユビキタスコンピューティング等
の高度情報技術の医療・福祉分野への応用に関する研究に従事。
日本医療情報学会、日本生体医工学会等の理事。IEEE、
電子情報通信学会等の会員。
[PROFILE 横内 瑛(よこうち あきら)氏]
2012年3月 東京工業大学大学院 生命理工学研究科
分子生命科学専攻 理学修士課程 修了。2012年4月
(株)野村総合研究所 入社。金融コンサルティング部 消費
サービス・ヘルスケアコンサルティング。2018年4月~
グローバル製造業コンサルティング部 主任コンサルタント。
【専門分野】オンライン診療。ヘルスケア系事業戦略立案。医療・
社会保障。地域医療マーケットアクセス支援。
【主な対外発表】「医療資源の不足と偏在の解消策としてオンライン
診療が担う期待と課題」(知的資産創造2018年9月号)。
【主要プロジェクト】オンライン診療:特定疾患における遠隔モニタ
リングデバイスを活用した地域医療連携モデル構築支援(2017年)。
国家戦略特区における遠隔診療・電子処方箋・遠隔服薬指導の検討
支援(2017年)。在宅患者向け遠隔診療の普及促進に向けた
調査研究の請負(総務省、2017年)。
[PROFILE 奥村 幸彦(おくむら ゆきひこ)氏]
1992年にNTTドコモ入社以来、一貫してデジタル移動無線
アクセス方式・技術の研究、国際標準化、商用装置開発に従事。
現在、NTTドコモ5Gイノベーション推進室において、5Gの実現
及びサービス創出に向けた新無線アクセス技術・方式の実証実験及び
システムトライアルを推進中。第5世代モバイル推進フォーラム
(5GMF)総合実証試験推進グループリーダ。博士(工学)