新世代型成長戦略とティール組織
~ソニーのイノベーション「革新的プロジェクト」から紐解く~
http://click.ssk21.co.jp/c?c=38741&m=3733493&v=c3317f7f
[講 師]
第一工業大学客員教授
(元ソニー ビデオ事業本部開発部門 部長) 渡辺 哲 氏
[日 時]
2018年12月21日(金) 午後2時~5時
[会 場]
紀尾井フォーラム
千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F
[重点講義内容]
[重点講義内容]
20世紀の経済成長は21世紀に入り、そのピークを越えて衰退の傾向を
示しつつあります。片や世界の産業構造は大転換(デジタル革命)が
始まり、大きな「イノベーション(革新)」を生もうとしています。
その途中で日本の企業(特にICT、エレクトロニクス産業)はこの
流れに乗り切れず新たなイノベーション(IT革命や新興国のイノベー
ション等)の影響を受け、低迷を来たしています。では、世界の産業構造
の大転換が進む中、今後も従来型のイノベーションやオペレーションの
やり方(戦略とその組織)で日本企業は再び復活できるのでしょうか?
本講演は、このような疑問に答えるべく企画されました。
まず、近年の経済成長の行き詰まりを分析しつつ、これまでの成長戦略と
して活用されてきた「戦略的計画」とほとんど注目されなかった「戦略的
直観」の特徴について触れてみます。また、「イノベーションとオペレー
ションの本質的な役割について」を論じるとともに、「ソニーのイノベー
ション生成論」の秘密である「革新的プロジェクト」の特徴と近年話題と
なっている新しい組織のあり方を示唆する「ティール組織論」とを比較
することによりその有用性を検討します。
さらに、オペレーションにおける「ティール組織論」の可能性も分析して
みます。最後に、成長戦略を問い直すための企業分類・特徴・その対策
について考察します。
1.資本主義システムの限界と経営戦略の転換
・経済成長の行き詰まり
・経営戦略の歴史をみる(戦略的計画と戦略的直観とは何か)
・限界からのパラダイムシフトへの期待
2.戦略的計画と違ったマネジメント
・イノベーションを生んだソニーの「革新的プロジェクト」
・オペレーションで効果を発揮した「アメーバー経営」
・その他新しいマネジメントの特徴
・何故消えていったイノベーターとイノベーション
3.ティール組織論から学ぶ企業活動の課題
・新たな提案「ティール組織論」とは
・オペレーションにおけるティール組織論の有効性
・ソニーの革新的プロジェクトとティール組織論との共通性
・イノベーションとイノベーターの消える理由(再分析)
・ティール組織論は成功するか
4.企業戦略を問い直す
・企業活動の4つのパターン
・戦略1~4の詳細説明
・イノベーションを起こす意義とヒント
・日本企業は再び復活できるのか?
5.質疑応答/名刺交換
[PROFILE 渡辺 哲(わたなべ てつ)氏]
大学卒業後、ソニー(株)へ入社し、技術研究所・情報処理研究所等で
民生用・業務用電子機器として、デジタル磁気記録
(PCM-3324,NT)・光記憶装置(DVD、BD、3.5型MO、
Hi-MD等)の要素研究・開発・ドライブ設計のプロジェクトリーダ、
マネージャー、部長等の職を歴任後、第一工業大学教授に就任し、
現在客員教授。博士(工学:東京大学)、MOT(技術経営修士)、
知的財産管理技能士(2級)、学術論文30件以上:JJAP他。
日本国特許:公開・公表・再公表総数132件(2008年調査時点)
著書:「次世代光ディスク技術」共著、「マルチメディア産業応用技術
体系」共著、「次世代光メモリとシステム技術」共著。
受賞歴:「論文賞」光メモリーシンポジウム(応用物理学会/
応用磁気学会/電通学会共催)、「技術貢献賞」(応用磁気学会)、
第55回「電気科学技術奨励賞」