行政のAIを活用した実証実験と今後の展開 | 新社会システム総合研究所 公式ブログ

新社会システム総合研究所 公式ブログ

ご訪問ありがとうございます。
私たち新社会システム総合研究所(SSK)は
法人向けビジネスセミナーを年間500回ほど開催しております。
お客様の求める情報をご提供し、貴社のビジネス情報戦略パートナーであり続けます。

行政のAIを活用した実証実験と今後の展開
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_17211.html

[講 師]
(一社)行政情報システム研究所
  調査普及部 主席研究員 狩野 英司 氏

千葉市 市民局 市民自治推進部 広報広聴課 課長 松島 隆一 氏

(株)三菱総合研究所 
  社会ICTソリューション本部 主席研究員 村上 文洋 氏

川崎市 総務企画局 情報管理部 調整中

東京大学 大学院経済学研究科 経済学部 教授 柳川 範之 氏

[日 時]
2017年6月13日(水) 午後1時~5時

[会 場]
AP新橋虎ノ門
東京都港区西新橋1-6-15 NS虎ノ門ビル

[重点講義内容]
<1>行政における人工知能技術活用の可能性と展望
狩野 英司 氏 【13:00~13:55】

行政機関は人的・予算的制約が厳しさを増す中、
ますます複雑化・高度化する行政課題に対応することが求められています。
こうした中、AIには我が国の生産性向上の切り札としての期待が
高まっており、省庁や自治体でもAI導入に向けた検討や実証実験が
様々な形で進められています。しかしながら、実際の業務・サービスへの
導入事例はまだ僅かにとどまっており、民間企業での普及状況との間には
落差があります。
本講義ではAIの特性と行政の特性を紐解きながら、今後のAI導入の
可能性と課題、実際の導入の進め方、将来展望等を解説していきます。

1.AI技術の到達点
2.AI導入の観点から見た行政の特性と課題
3.現実解としてのAI導入可能領域
4.AI導入の進め方
5.今後の可能性と展望
6.質疑応答/名刺交換

<2>ちばレポ(千葉市民協働レポート)の現状と今後の展開
   ~機械学習等による道路維持管理業務の高度化に向けて~
松島 隆一 氏 【14:00~14:55】

市内で発生する道路の損傷等の様々な課題を、
市民がスマートフォンを使い、写真と位置情報を市にレポート。
市が解決すべきものと市民との協働により解決するものを仕分け、
合理的に解決していく「ちばレポ」は、運用開始後2年半を経過し、
4,700人を超えるレポーターから6,500件を超える
レポートが寄せられています。
現在、更なる発展を目指し、ちばレポをベースに、機械学習等を活用した
道路維持管理業務の高度化の機能を盛り込んだ「次世代ちばレポ
(MyCityReport)」の研究開発を、東京大学や
他の自治体とともに開始したところであり、これらの状況について
報告します。

1.自治体を取り巻く環境の変化とオープンガバメント
2.ちばレポの概要
3.ちばレポの運用状況と課題
4.次世代ちばレポ(MyCiyuReport)実証実験の概要
5.機械学習等による道路維持管理業務の高度化
6.質疑応答/名刺交換

<3>AIによる住民対話型問合せ対応サービス実証からわかったこと
   -行政におけるAI活用の可能性と今後について-
村上 文洋 氏/川崎市 調整中 【15:05~16:00】

1.実証実験の概要 (村上氏)
2.実証の結果 (川崎市 調整中)
3.対談 
 ・他分野展開 ・外国語対応 ・窓口やコールセンターへの応用 
 ・データ整備や更新の手間の軽減 ・他自治体との連携
4.質疑応答
5.行政情報標準化・AI活用協議会(仮称)の紹介

※川崎市のご登壇者は現在調整中でございます

<4>行政におけるAI・ITの活用可能性と展望
柳川 範之 氏 【16:05~17:00】

現在、人工知能(AI)の急速な発展が、注目を集めている。
それによって人々の仕事がなくなってしまうのではないか、
雇用が奪われてしまうのではないかといった議論も盛んだ。
しかし、より注目すべきなのは、仕事の仕方や産業全体の構造が変わる
可能性があることである。これは狭い意味でのAIの発展だけではなく、
より幅広く情報技術やロボット技術の発展によって起きる。
そして、行政が行っている業務も、このような仕事の仕方や
産業構造の変化と当然無縁ではない。そこで、このような変化を
よりプラスの方向で、行政が積極的に取り入れていく方向性を考える。

1.人工知能の発展の方向性
2.ITおよびロボット技術の発展
3.仕事の仕方はどう変わるのか
4.産業構造はどう変わるのか
5.行政の仕事や役割はどう変わるのか
6.質疑応答/名刺交換


[PROFILE 狩野 英司(かの えいじ)氏]
1996年 東京都立大学(現:首都大学東京)法学部卒業。
中央官庁、大手シンクタンク、大手メーカー勤務を経て現職。
電子行政に関する調査研究、政府・自治体・企業等のシステム構築や
BPR(業務改革)に、ユーザー/コンサルタントの両方の立場で携わる。
現在の研究テーマは、データ、デジタル、デザインのいわゆる3Dを
通じた行政のイノベーション。

[PROFILE 松島 隆一(まつしま りゅういち)氏]
1986年入庁。情報政策部門を中心に情報公開・個人情報保護、
子ども施策部門などを経て、2012年から情報企画課長。
レガシー刷新、業務プロセス改革を主導するほか千葉市の
オープンデータ施策やちばレポの立上げに関与し、2014年から現職。
ちばレポには、構想段階から関与し、設計開発時は
プロジェクト・アドバイザーとして、現在は運用所管課長として、
次期システム導入に向けた活動を行っている。

[PROFILE 村上 文洋(むらかみ ふみひろ)氏]
名古屋大学工学部建築学科卒業(一級建築士)。
地域設計研究所(株)、(株)エイ・エス・ティを経て、
1988年 (株)三菱総合研究所入社。
現在、社会ICTソリューション本部 主席研究員。
専門は電子政府・電子自治体、オープンデータ、ユニバーサルデザイン。
電子行政に関するTF臨時構成員として政府の電子行政
オープンデータ戦略策定に参加。
IT総合戦略本部 電子行政オープンデータ実務者会議構成員、
経済産業省 公共データワーキング委員、
オープンデータ流通推進コンソーシアム事務局
及び利活用・普及WG副主査などを務める。

[PROFILE 柳川 範之(やながわ のりゆき)氏]
1988年 慶應義塾大学経済学部通信教育課程卒業。
1993年 東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。
経済学博士(東京大学)。慶應義塾大学経済学部専任講師を経て、
1996年 東京大学大学院経済学研究科助教授、同准教授を経て、
2011年より現職。NIRA総合研究開発機構理事。
厚生労働省「働き方の未来2035:一人ひとりが輝くために」
懇談会事務局長ほか、内閣府、国土交通省、経済産業省、文部科学省等で
審議会・研究会の委員を務める。
東京大学金融教育研究センター・フィンテック研究フォーラム代表。
主な著作物:『法と企業行動の経済分析』日本経済新聞社、
『契約と組織の経済学』東洋経済新報社、
『会社法の経済学』東京大学出版会(三輪芳朗・神田秀樹と共編著、
『日本成長戦略 40歳定年制』さくら舎、
『40歳からの会社に頼らない働き方』筑摩書房、
『東大教授が教える独学勉強法』草思社等。