医療・健康分野のAI・BD最前線
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_17158.html
[講 師]
慶應義塾大学 医学部 医療政策・管理学教室 教授 宮田 裕章 氏
(保健医療分野におけるICT活用推進懇談会 構成員)
株式会社ビジネス工房 代表取締役 緒方 真一 氏
株式会社FRONTEOヘルスケア 代表取締役社長
株式会社FRONTEO 取締役副社長 池上 成朝 氏
[日 時]
2017年4月26日(水) 午後1時~5時
[会 場]
TKP新橋カンファレンスセンター
東京都港区西新橋1-15-1 大手町建物田村町ビル
[重点講義内容]
<1>厚生労働省:保健医療分野におけるICT活用推進懇談会の提言
~次世代型保健医療システム~
宮田 裕章 氏【13:00~14:15】
日本は医療・福祉を含む社会システムにおいて大きな転換点を
迎えています。今後、世界でも経験のないスピードで高齢化が進み、
さらに人口減少と産業成長の鈍化に伴い、社会システム自体が
従来の枠組みの延長線上でのマイナーチェンジだけでは、
成立することが難しくなってくるでしょう。本報告では情報革命、
ICT革命、情報爆発、ビッグデータなど言葉を変えながら
数十年にわたってイノベーションストリームを形成してきた
情報・コミュニケーションを軸に、人口減少社会における医療の
課題解決について現状と展望を紹介します。
1.プロフェッショナルと人工知能が連携する新しいヘルスケア
2.持続可能かつ最善の医療を実現するための研究開発体制
3.個人を中心に情報をどこでも活用できるクラウド基盤
4.少数精鋭で世界を支える新しい社会システム
5.質疑応答/名刺交換
<2>医療・健康分野のAI/BD活用動向
緒方 真一 氏【14:25~15:40】
医療・健康分野においても、人工知能(AI)とビッグデータ(BD)の
活用が進んでいます。しかし、この分野特有の課題や障害もあり、
必ずしも期待通りとは言えないようです。国内外での医療・健康分野での
AI/BD活用動向を整理し、各種の医療・健康関連プロジェクトへの
参画を通して得られた普及に向けての課題、及びAI/BDがもたらす
影響についてお話します。
1.医療・健康分野でのAI/BDの活用領域
2.日本国内での動向
3.海外での動向
4.医療・健康分野での活用における課題
5.AI/BDが医療・健康業界にもたらす変化
6.質疑応答/名刺交換
<3>人工知能による先進医療の支援
池上 成朝 氏【15:45~17:00】
医療における人工知能の活用が動き始めている中で、診断や治療の
支援から院内環境の改善やメンタルヘルスまで、様々な分野でデータ検証、
稼働が進んでいる人工知能がKIBITです。各ケースの紹介を通じて、
人工知能の特性の理解を深めて頂きつつ、ヘルスケアビジネスで
人工知能を使うことの可能性をお考えいただきます。
1.人工知能の働き~何を読み取り、どのように答えを出しているか
(1)独自開発のKIBITエンジンの成り立ちと仕組み
2.人工知能を活用する際のポイント
(1)人工知能KIBITがもたらす、最大の機能とは?
(2)人工知能にはどんなデータを学習させるのが良いか
3.FRONTEOの人工知能“KIBIT”が取り組んでいる5つのケース
(1)転倒・転落予測システム
(2)精神疾患の定量的判断を可能にする医療機器の開発
(3)メンタルヘルスにおける症状悪化の早期発見
(4)がん個別化医療AIシステム
(5)その他
4.人工知能により、人の行動はどのように変化するか
(1)運用段階における現場の人間の反応
(2)ヘルスケア以外の分野での活用例の紹介
(3)KIBITが目指すもの
5.質疑応答/名刺交換
[PROFILE 宮田 裕章(みやた ひろあき)氏]
2003年 東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士課程修了
同分野 保健学博士(論文)/早稲田大学人間科学学術院助手
東京大学大学院医学系研究科 医療品質評価学講座助教を経て
2009年 東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座 准教授
2014年 同 教授(2015年5月より非常勤)
2015年 慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 教授
2016年 国立国際医療医研究センター
国際保健政策・医療システム研究科 科長(非常勤)
[PROFILE 緒方 真一(おがた しんいち)氏]
IT関連分野での新規事業支援を中心としたコンサルティングに従事。
新規事業開発における様々な課題解決を行う実践的なコンサルティングを志向。
京都大学理学部(数学)卒業後、日本オリベッティ株式会社
(現NTTデータ ジェトロニクス株式会社)、SRIインターナショナル
東アジア本部、及び株式会社SRIコンサルティングを経て、
1999年に株式会社ビジネス工房を設立し現在に至る。
近年は、機械学習やビッグデータ関連のプロジェクトに数多く参画。
人工知能ビジネス創出協会(AIB協会)の会員。
【主要な著書・論文】
「テクノロジー・ロードマップ2016-2025
【ICT融合新作業編】」(執筆・監修、日経BP社)、
「マクロ・プロジェクトの成功と失敗」(共著/内田老鶴圃)、
「戦略マーケッターのデータ活用術」(日経BP社)ほか。
[PROFILE 池上 成朝(いけうえ なりとも)氏]
2003年にFRONTEOの前身である株式会社UBIC入社。
デジタルデータの不正調査を行なう。デジタルフォレンジックと
訴訟における証拠開示を支援するディスカバリサービスの
企画・営業を統括する。2007年、取締役副社長に就任(現任)。
同年には米国法人の設立と米国におけるディスカバリサービスの
提供を指揮。2015年4月には、医療データ解析ソリューション提供の
専門子会社、株式会社UBIC MEDICAL
(現FRONTEOヘルスケア)の代表取締役社長に就任し、
人工知能KIBITを活用した医療現場の環境改善支援や、
AMED(日本医療研究開発機構)の平成27年度の公募事業に採択された
精神疾患診断の補助、がん個別化医療AIシステムの開発などを推進する。