【動き出した世界のビジネス】
低炭素社会に向けた政策最前線と新たなビジネスチャンス
~3つのゲームチェンジと日産の取組~
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_17123.html
[講 師]
経済産業省 産業技術環境局 環境政策課
環境経済室 課長補佐(総括) 守谷 学 氏
公益財団法人地球環境戦略研究機関 グリーン経済領域
主任研究員 松尾 雄介 氏
日産自動車株式会社 車両生産技術本部 環境エネルギー技術部
エキスパートリーダー 岸 雄治 氏
[日 時]
2017年4月14日(金) 午後1時~5時
[会 場]
TKP新橋カンファレンスセンター
東京都港区西新橋1-15-1 大手町建物田村町ビル
[重点講義内容]
<1>長期的な地球温暖化対策の方向性について
守谷 学 氏 【13:00~14:10】
2015年12月にCOP21で採択されたパリ協定において、
2020年までに各国は自国の「長期低排出発展戦略(世紀中頃の
長期的な温室効果ガスの低排出型の発展のための戦略)」を作成・
提出することが定められました。
これを踏まえ、経済産業省では、2016年7月に産官学からなる
「長期地球温暖化対策プラットフォーム」を立ち上げ、2030年
以降の長期の温室効果ガス削減に向けて、経済成長と両立する
持続可能な地球温暖化対策の在り方について検討を進めています。
講演では、同プラットフォームにおける検討の状況について、
紹介します。
1.長期の地球温暖化対策の在り方
2.地球温暖化対策のゲームチェンジ
3.ゲームチェンジに向けた主要論点
4.質疑応答/名刺交換
<2>Ⅱ.脱炭素化に動き出した世界のビジネス
-COP22から見える変化のシグナル-
松尾 雄介 氏 【14:25~15:35】
パリ協定が発効し、世界は脱炭素化に舵を切った。パリ協定は、
あと数十年でCO2の排出を実質ゼロにすることを求めるが、
これは、社会のインフラを脱炭素型に作り変えることを意味し、
非連続的な変化を求めるものとされる。
今回の講演では、COP21、COP22での世界の企業の動きを
紹介しつつ、その背景にあるロジックやファクト、及び今後の転換の
方向性と日本への示唆を紹介する。
1.気候変動を巡る世界の企業の動き
2.気候変動を巡る世界の投資家の動き
3.海外の企業や投資家が動く背景
4.日本の課題と展望
5.質疑応答/名刺交換
<3>Ⅲ.日産自動車の環境中期行動計画
「Nissan Green Program」と
省エネ活動「NESCO」
岸 雄治 氏 【15:50~17:00】
日産自動車では2006年よりNissan Green
Program(以下NGP)と呼ぶ環境中期行動計画を策定し、
昨年までのNGP2016では次の4つの目標を達成した。
(1)ゼロ・エミッション車の普及、(2)低燃費車の拡大、
(3)カーボンフットプリントの削減(企業活動からのCO2削減)、
(4)新たに採掘する天然資源の最小化。
ここでは第3の柱である「カーボンフットプリントの削減」
(CO2削減)について、省エネルギー診断チームNESCO
(Nissan Energy Saving COllaboration)の
活動を中心に紹介する。
1.省エネ専門チーム(NESCO)の立上げ
2.海外NESCOチームの育成
3.ベストプラクティスをグローバルで共有
4.省エネ予算を一括確保、競争的に配分
5.技術標準化して新設備に採用
6.質疑応答/名刺交換
[PROFILE 守谷 学(もりや がく)氏]
2004年 経済産業省入省(資源エネルギー庁)、2008年
中小企業庁長官官房、2009年 商務情報政策局
情報プロジェクト室、2012年 同局情報セキュリティ政策室、
2014年 同局情報処理振興課を経て、2016年から現職。
[PROFILE 松尾 雄介(まつお ゆうすけ)氏]
ルンド大学国際環境経済研究所修士課程修了(環境政策学修士)。
専門は、気候変動対策とビジネス。都市銀行、投資顧問を経て、
2005年より現職。資源エネルギー学会茅奨励賞受賞。
脱炭素化への移行期における企業のビジネスリスク、チャンスを
実務的な観点から検討。脱炭素経済への意向に伴う経済環境、
企業の競争軸の変化などを研究。COP21、COP22の
ビジネスイベントへ参加。
[PROFILE 岸 雄治(きし ゆうじ)氏]
1981年 日産自動車(株)入社。
焼結技術(エンジン、ミッション部品製造)を担当。
1997年 排ガス浄化触媒の製造技術を担当。
2003年 生産部門企画グループ。副社長テクニカルサポート。
NPW(Nissan Production Way)の
社内外への展開。2006年 WIN推進部プログラムダイレクター。
グローバル共通のITツールによる業務改革プロジェクト。
2008年 環境エネルギー室々長。
Nissan Green Program(環境中期計画)を担当。
2013年 環境エネルギー技術部へ組織を変更。エキスパートリーダー(現職)。