総務省/マイクロソフト/NEC/GLOCOM
AIネットワーク社会・各社のAI戦略とインパクト
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_17137.html
[講 師]
総務省 情報通信政策研究所 調査研究部長 福田 雅樹 氏
日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員
ナショナルテクノロジーオフィサー 田丸 健三郎 氏
日本電気株式会社 中央研究所 データサイエンス研究所
主席研究員 森永 聡 氏
国際大学 GLOCOM 客員研究員 林 雅之 氏
[日 時]
2017年4月21日(金) 午後1時~5時
[会 場]
紀尾井フォーラム
千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F
[重点講義内容]
<1>AIネットワーク社会の推進に向けて
福田 雅樹 氏【13:00~13:55】
AIについては、情報通信ネットワークと接続され、他のAI又は
他のシステムとつながりネットワークを形成すること
(AIネットワーク化)を通じて、広く社会に多大なる便益を
もたらすととともに不透明化、制御喪失等のリスクを
もたらし得ることが指摘されています。本講演においては、
AIネットワーク化並びにその進展に伴うインパクト及びリスクを
概観した上で、AIネットワーク化の健全な進展に向けた課題及び
関連する国内外の動向及び今後の展望を紹介します。
1.はじめに
2.AIネットワーク化とは
3.AIネットワーク化の進展に伴うインパクト
4.AIネットワーク化の進展に伴うリスク
5.AIネットワーク化の健全な進展に向けた課題
及び関連する国内外の動向
6.今後の展望
7.質疑応答/名刺交換
<2>マイクロソフトのAI戦略
田丸 健三郎 氏【14:00~14:55】
クラウドサービスの普及と共にビッグデータ、IoT、そして
AI・機械学習が身近に活用されるようになってきています。
これはクラウドサービスが持つ特徴、IoTがインフラに求める機能、
スケーラビリティ、アクセシビリティ、そしてデータ分析における
ニーズと無関係ではありません。このような環境、ニーズの変化が
起きているなかで、マイクロソフトの研究開発戦略、現在の状況、
今後展開どのようなサービスを展開しているのか。
また、今後の展望などについて紹介するとともにAI・機械学習で
ホットになってきている知的財産、セキュリティとの関係について
紹介します。
1.スケールが重要となるクラウドとAIの関係
2.ソフトウェア、サービス開発手法の変化
3.身近に活用されるようになったAI
4.高いスケーラビリティ実現の為の新たな手法
5.様々な活用シナリオ
6.質疑応答/名刺交換
<3>AIによる大規模予測システムから意思決定支援へ
森永 聡 氏 【15:05~16:00】
これまで、AIを活用したビジネスは、①過去や現在を整理して
記述する「見える化」、②見えない情報を推定する「予測分析」、
③どうすればよいかを指南する「意思決定」、と
高度化が進んできました。本講演では、②と③の例として、
NECが独自技術により取り組んできた「大規模予測システム」と
「予測型意思決定最適化技術」を紹介するとともに、今後③の
「意思決定」が世に広く普及する際に必要となる、
④Win-Win機会を発見・創出する「意思調整」、に関する
動向をご紹介いたします。
1.大規模データ見える化システム
2.大規模予測システム
3.大規模意思決定システム
4.AI間の交渉・協調・連携
5.質疑応答/名刺交換
<4>AIネットワーク社会の産業モデルとICTインフラの未来像
林 雅之 氏 【16:05~17:00】
ロボット、ドローン、自動運転車などに代表される自己学習機能を備え、
自律的に行動する電子機械「スマートマシン」の登場と
AIネットワークとの連携により、あらゆるコト、モノが
インテリジェントにサービス化、自律化する社会が
到来しつつあります。AIネットワーク社会における産業モデルや
エコシステム、ICTインフラのあり方を考察しつつ、
AIネットワーク社会の未来像を展望します。
1.デジタル化とスマートマシンによる産業構造変化
2.ロボット、ドローン、自動運転車のビジネス展望
3.AIネットワーク化による産業モデルとエコシステム
4.AIネットワーク社会のICTインフラ
5.2020年以降のAIネットワーク社会の展望
6.質疑応答/名刺交換
[PROFILE 福田 雅樹(ふくだ まさき)氏]
1994年 京都大学法学部卒業、郵政省入省。
2007年 東京大学大学院学際情報学府博士後期課程修了、
博士(学際情報学)(東京大学)。総務省情報通信国際戦略局
国際政策課国際広報官、早稲田大学大学院国際情報通信研究科准教授、
内閣官房内閣人事局企画官等を経て、現職。
早稲田大学国際情報通信研究センター招聘研究員、
早稲田大学政治経済学術院非常勤講師、早稲田大学国際学術院
アジア太平洋研究センター特別センター員、名古屋大学大学院
法学研究科非常勤講師、情報通信学会編集委員等にも就任。
著書に『情報通信と独占禁止法―電気通信設備の接続をめぐる解釈論―』
(信山社出版、2008年)等。
第24回電気通信普及財団賞(テレコム社会科学賞)奨励賞受賞。
[PROFILE 田丸 健三郎(たまる けんざぶろう)氏]
1992年マイクロソフト入社。米国Microsoft
Corporation(Redmond)にて、主に
ExchangeServer 4.0、5.0などの
メッセージング製品の開発を担当。Exchange Server
インターナショナル版の開発、及び機械学習による
コミュニケーションデータの分析、モデル化を担当後、
日本マイクロソフト株式会社への移籍後は、East Asiaにおける
サーバーアプリケーション開発グループの統括責任者を務め、
2009年10月より現職。
機械翻訳などのサービスの開発などに携わっている。
[PROFILE 森永 聡(もりなが さとし)氏]
1994年 東大大学院工学系研究科修士了。同年NEC入社、
中央研究所に勤務。1999年 論文提出により東大大学院博士学位
(工学)取得。2000年~2001年 金融監督庁国際室出向。
2005年~2008年 金融庁監督局兼務。2016年~
産総研人工知能研究センターを兼務。NECでは、機械学習・
データマイニング・自動推論研究チームのリーダーとして
データ分析原理の理論的研究、当該原理に基づき効率よく分析を行う
エンジンの開発、そのビジネス応用を担当。金融監督庁と金融庁では、
銀行のリスク規制制度の設計と実施を担当。産総研では、
NEC-産総研人工知能連携研究室の副室長として
AI・シミュレーション融合技術の開発を担当。
[PROFILE 林 雅之(はやし まさゆき)氏]
NTTコミュニケーションズ勤務。クラウドサービスの広報宣伝、
マーケティングを担当。クラウド・エバンジェリストとして、
クラウドを中心に市場自体の活性化・拡大に貢献する情報発信を行う。
主な著書に『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』、
『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』、
『スマートマシン機械が考える時代(洋泉社)』