医療とマイナンバー・法改正が与える影響と今後の展望 | 新社会システム総合研究所 公式ブログ

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医療とマイナンバー・法改正が与える影響と今後の展望
~医療データ連携を阻む法制度上の課題~
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_16295.html

[講 師]
株式会社富士通総研 経済研究所 主席研究員 榎並 利博 氏

新潟大学 法学部 教授 鈴木 正朝 氏

[日 時]
2016年8月22日(月) 午後2時~5時

[会 場]
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F

[重点講義内容]
<1>医療とマイナンバー
   ~医療分野の番号制度検討と導入の展望~
榎並 利博 氏 【14:00~15:25】

社会保障・税を対象に2016年から開始されたマイナンバー制度は、
今後他の行政分野や民間における活用が見込まれている。
特に民間においては医療分野が大きなターゲットであり、
EHR/PHR(電子カルテの共有化/生涯電子カルテ)による
医療サービスの向上、医療の効率化・医療費の抑制、疫学的研究への
活用などが大いに期待されている。しかし、医療番号の
特別法制定についての議論が消滅してしまったり、医療の周辺では
マイナンバーを使うにも関わらず医療では別の番号を使うという
方向性が打ち出されたりしている。マイナンバーの検討当初からの
医療分野における議論を整理し、医療分野における
マイナンバー導入の展望を探っていく。

1.医療における問題とマイナンバーの必要性

2.マイナンバー法と医療の法的枠組み

3.国家戦略と医療番号制度の検討経緯

4.医療分野における番号のあり方

5.海外における医療番号制度と今後の展望

6.質疑応答/名刺交換


<2>個人情報保護法(平成27年法)の改正ポイントと
   医療データ連携を阻む法制度上の課題
鈴木 正朝 氏 【15:35~17:00】

マイナンバー制度導入から個人情報保護法改正の経緯と
法改正が医療分野に与える影響及び、医療データ連携に向けた
法整備の必要性について報告する。

1.はじめに
(1)少子高齢人口減少社会と社会保障制度
(2)ゲノム創薬、医療ビッグデータ等産業振興の重要性と越境データ問題

2.改正個人情報保護法(平成27年法)の改正ポイント
 ケース1 大阪駅顔認証システムによる実証実験問題
 ケース2 Suica履歴データ無断提供問題
 ケース3 医療カルテのアウトソーシング事業の国際的事業承継問題
 (1)個人情報の定義とその変容~特定個人の識別性判断基準と照合性判断基準
 (2)個人識別符号の考え方
 (3)要配慮個人情報のインパクト
 (4)匿名加工情報とは何か
 (5)越境データ問題
 (6)闇名簿屋対策
 (7)開示等請求権

3.医療データ連携を阻む法制度上の課題
 (1)2000個問題と医療研究、医療データ連携
 (2)ゲノム法の必要性

4.まとめ

5.質疑応答/名刺交換


[PROFILE 榎並 利博(えなみ としひろ)氏]
1981年 東京大学文学部卒業。同年 富士通株式会社入社、
自治体向け情報システムの開発作業に従事。
1996年 株式会社富士通総研へ出向。電子政府・電子自治体、
地域活性化分野を中心に研究活動を行う。
住基ネットの時代より番号制度の研究に携わり、各種団体活動を通じて
マイナンバー制度の実現へ取組む。
『共通番号(国民ID)のすべて』、『企業のためのマイナンバー取扱実務』、
『医療とマイナンバー』など、マイナンバーおよび電子政府関連の著書多数。

[PROFILE 鈴木 正朝(すずき まさとも)氏]
中央大学大学院法学研究科博士前期課程修了、修士(法学)。
情報セキュリティ大学院大学博士後期課程修了、博士(情報学)。
ニフティ(株)を経て2005年より現職。
一般財団法人情報法制研究所理事長、一般財団法人日本データ通信協会
Pマーク審査会会長、法とコンピュータ学会理事、日本ユーザビリティ
医療情報化推進協議会(JUMP)利用促進委員会委員長、
内閣官房パーソナルデータに関する検討会構成員、
同政府情報システム刷新有識者会議臨時構成員、
同ゲノム情報を用いた医療等の実用化推進タスクフォース構成員、
厚生労働省社会保障分野SWG構成員、経済産業省個人情報保護
ガイドライン委員会委員等を歴任。
『ニッポンの個人情報』(共著、翔泳社)等著書・論文多数。