病院から、暮らしの場へ「在宅療養移行」できてますか?
~aging in place
(地域で暮らし続ける)を実現するために~
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_16053.html
[講 師]
在宅ケア移行支援研究所
宇都宮宏子オフィス 代表 宇都宮 宏子 氏
[日 時]
2016年4月9日(土) 午後1時~5時
[会 場]
日本薬学会長井記念ホール
東京都渋谷区渋谷2-12-15
[重点講義内容]
みなさんの病院、そして地域は、「地域包括ケアシステム」にむけて、
目指す姿の共有はできていますか?そして、一丸となって、
動きだしていますか?
地域包括ケアシステムにおける病院が果たす役割の一つが
退院支援です。
患者に日々接する外来・病棟の看護師・医師をはじめとする
院内全体で、チームで取り組むことで、患者の望む暮らしの場へ
移行する事を実現していますか?
そして、外来通院中から「暮らしを支える」という視点を
持っていますか?
治療が外来へシフトされているがん患者をはじめ、入院する事で
生活を根こそぎ変えてしまう可能性が高い高齢者や認知症を
持つ患者へは、「悪化予防」「症状緩和」「ケア体制を整える」
支援を外来で提供する事で、「在宅療養を安定する」事を
目指しましょう。
患者の望む暮らしやQOLを維持する事、希望する場所で
人生の幕引きまでを生ききる事を保障するために「在宅療養移行支援」
を提供する外来機能がカギになります。
また、市区町村は平成27年度以降在宅医療・介護連携推進事業に
係る取組を開始し、平成30年4月には全国の市区町村で主体的に
取り組むことが求められています。
地域という視点で、「医療と介護の連携」を考える時、
二つの重要な時期、分岐点があります。
一つが、「入院から退院するとき」、もう一つが「看取りの時期」、
エンド・オブ・ライフ期です。
病院と、地域の在宅医療チームやケアマネを中心にした在宅チーム
との多職種協働をどう進めていくか。望む暮らしの場で最期を
保障するためには、地域全体でACPに取り組む必要もあります。
医療と介護がつながる大事な二つの時期に焦点をあてて、
病院として取り組むことから、地域でどのような事業を進めて
いく事ができるかを一緒に考えていきましょう。
1.病院の時代から、地域包括の時代
2.在宅療養移行支援のプロセス理解とシステム構築
(1)退院支援・退院調整
(2)3段階プロセス
(3)外来から取り組む療養支援
3.在宅医療介護連携推進事業 病院と地域をつなぐため
4.質疑応答
[PROFILE 宇都宮 宏子(うつのみや ひろこ)氏]
【略歴】
1959年福井出身
1980年 京都大学医療技術短期大学部 看護学科卒業
医療機関で看護師として勤務、高松の病院で訪問看護を経験し
在宅ケアの世界に入る
1992年、京都の訪問看護ステーションで勤務、介護保険制度創設時、
ケアマネジャー・在宅サービスの管理・指導の立場で働きながら、
病院から在宅に向けた専門的な介入の必要性を感じ2002年、
京大病院で「退院調整看護師」として活動。
2012年4月より、『在宅ケア移行支援研究所』起業独立
医療機関の在宅移行支援、地域の医療介護連携推進、在宅医療推進
事業研修・コンサルテーションを中心に活動
【その他の活動】
●京都大学医学部人間健康科学学科非常勤講師
●聖路加国際医療大学臨床教授
●京都府看護協会担当委員
(認知症サポートナース・退院支援・看取り支援人材養成研修等)
●東京都在宅療養推進会議 退院支援強化事業
・在宅療養支援員養成研修委員等
●セコム医療システム(株)退院支援・在宅事業担当
●京都ACP看護研究会
●京都式認知症ケアを考えるつどい実行委員
●聖路加国際大学教育センター
「退院調整看護師養成プログラムと活動支援」事業メンバー
【書籍】
●「これからの退院支援・退院調整」日看協出版会 2011年4月
●「看護がつながる在宅療養支援」日看協出版会2014年6月
●退院支援ガイドブック~
「これまでの暮らし」「そしてこれから」をみすえて関わる
2015年8月 学研メディカル秀潤社