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| 重点講義内容 | <1>モバイル無線アクセスの発展と5Gに向けたドコモの取組み
| (株)NTTドコモ 先進技術研究所 5G推進室 主幹研究員
奥村 幸彦 (おくむら ゆきひこ)氏 | 【14:00~15:25】
本講演では、最初に、2010年に国内でサービスが開始されたLTEから、その進化形であるLTE-Advanced(第4世代方式、4G)に至るモバイル無線アクセスの発展について概観する。続いて、さらなる大容量・高速通信サービスの2020年の実現を目指して検討が進められている第5世代方式(5G)について、無線アクセスへの要求条件、ドコモが提案する無線アクセス技術のコンセプト、より高い周波数帯を用いるための電波伝搬技術や新しい無線伝送技術であるMassive MIMOについて述べるとともに、それらの評価・検証のため推進している世界主要ベンダとの実験協力など、5Gに向けた最新のドコモの取組みについて述べる。
1.無線アクセスの進化と発展 2.LTEとLTE-Advanced 3.5Gの要求条件 4.ファントムセルコンセプト 5.高周波数帯の電波伝搬とMassive MIMO 6.質疑応答/名刺交換 |
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<2>LTE-Advanced から5Gシステムに向けてのセル構成技術
| ソフトバンク(株) 研究本部長
藤井 輝也 (ふじい てるや)氏 | 【15:35~17:00】
昨今、移動体通信システムの通信トラフィックは年率2倍で急増し、東京オリンピックが開催される2020年頃には現在の50倍以上の通信トラフィックが予想される。このように急増するトラフィック対策として、トラフィックが高いエリアにスモールセルを既存のマクロセルに重畳して配置する重畳セル構成が注目されている。特に、LTE-Advanced技術であるeICIC(enhanced Inter-Cell Interference Coordination)技術を適用したスモールセル構成において、マクロセルとスモールセルを仮想的に分離して、各セルをネットワークで連携して制御する「階層化セル構成」が周波数利用効率の高いセル構成として注目されている。一方、次世代システムである第5世代移動通信(5Gシステム)の検討が開始された。5Gシステムは単一システムとして利用するのではなく、従来のシステムと組み合わせて利用することが想定されており、そのセル構成としてネットワーク連携制御に基づくようなセル構成が期待されている。本講演では、基地局展開の観点からLTE-A 及び5Gシステムにおけるセル構成について概観する。
1.スモールセル構成 2.三次元空間重畳スモールセル構成 3.階層化セル構成 (1)干渉抑圧技術 (2)階層間制御技術 4.その他 5.質疑応答/名刺交換 |
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| 講師プロフィール | 奥村 幸彦(おくむら ゆきひこ)氏 1991年 日本電信電話株式会社NTT無線システム研究所入所。1992年 分社化によりNTT移動通信網(現NTTドコモ)へ転籍、以来、移動無線アクセス方式・技術の研究・国際標準化・商用装置開発に従事。現在、株式会社NTTドコモ先進技術研究所5G方式研究グループリーダ、博士(工学) | 藤井 輝也(ふじい てるや)氏 1983年 日本電信電話公社(現NTT) 横須賀電気通信研究所入所。以来、移動通信方式の研究開発に従事。2000年 日本テレコム(現ソフトバンク)入社。現在、ソフトバンク(株)研究本部長。工学博士。電通大客員教授。著書 「電波伝搬ハンドブック」(細矢良雄監修、リアライズ社、分担執筆、1999)「アンテナ・無線ハンドブック」(後藤、伊藤、中川編、オーム社、分担執筆、2006)
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