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| 重点講義内容 | <1>集客の科学
| 株式会社メディカルクリエイト 代表取締役社長
遠山 峰輝 (とおやま みねき)氏 | 【13:00~14:15】
病院は、診療報酬改定がある度に、どんな病床を選択すればいいのか、どうすれば加算が得られるかなどに悩むことになります。しかしこれはあくまでも病院内部における単価アップやコストダウン、或いは厚労省で考えている病院としての機能の持ち方の議論であり、競争が激化する現状において、集客の本質に迫る議論ではないと考えます。 企業的な視点で考えれば、集客、或いはマーケティングという議論は、いかにコスト効率の高い方法で顧客を集めるかということにつきます。例えばダイレクトメールは一件ローコストに見えても、その開封率やヒット率などを考慮すると決して効果効率が高いものではないという見方もあります。地域連携しかりです。地域の開業医に対して集客のためのセミナーに高いお金を投資しても、既に深い関係にある開業医しか参加してくれないのではどうしようもないものです。 マーケティングは科学です。疾患を見ても、その性質上、近隣からしか集客が期待できないものもあれば、広域から集める必要がある疾患もあります。紹介件数の増加にしても、それは新規開拓を狙うのか、リピートアップを狙うのか?ではどうしてリピート数に大きなバラつきがあるのか。本講義では病院の収益メカニズムや集患に関する科学的なアプローチをその事例とともにご紹介します。
1.集客の重要性とその基本的な考え方 2.集客の科学的な方法論とその事 |
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<2>ローコストオペレーション(LCO)最前線
| 有限会社ドゥーダ 取締役
清水 仁 (しみず じん)氏 | 【14:20~15:35】
2015年10月の再増税は1年半延期となりましたが、2014年の増税による収益悪化は全国の病院にとって喫緊の経営課題であることは言を俟ちません。かといって材料コスト・委託コストは病院の機能や病床規模、そして地域性などを無視してベンチマークするとサプライヤーとの関係を悪化させる原因になりかねませんし、コストは下がったものの職員のモチベーションを下げてしまったり患者さんに不便をかけてしまったらなにをやっているのかわからなくなります。 全国の様々な設立母体での経験則を余すことなく披露させていただきますので、どうぞ病院に持ち帰ってみてください、いまこそ、ローコストで最大の患者満足度を目指すには絶好のチャンスです!
1.コスト削減とローコストオペレーションの決定的な違い 2.材料コストLCO最前線 3.委託業務それぞれの最適LCO手法 |
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<3>急速に悪化する病院経営を考える
| 社会福祉法人恩賜財団済生会 石川県済生会金沢病院 前常務理事
水戸 義招 (みずと よしあき)氏 | 【15:45~17:00】
平成26年度、各地の病院を訪ねてみると、急速に経営が悪くなっています。平成20年頃の病院経営の状況に似ている。平成21年から25年までの間、診療報酬改定などもあり、病院経営は、一息をついていました。この間、各病院では経営改革プラン等を実行し、病院の経営形態の見直しも行い、色々なことをやってきました。しかしながら、いまの経営状況をみると、どこかおかしい。消費税の影響か、診療報酬のあり方か、どこに原因があるのだろうか。過去、金沢病院において経営改善に取り組んだ経緯と、その効果があったのか、なかったのか、お話しします。 「井の中の蛙、大海をしらず」とは自分のこと、「良薬、口ににがし」とは!
1.井の中の蛙 大海をしらず 2.経営者はだれ(求められる決断力) 3.人をそだてる(影の経営者とは) |
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| 講師プロフィール | 遠山 峰輝(とおやま みねき)氏 大手外資系経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーのマネージャーとして金融、製造業、消費財など多様な業界のコンサルティングを手がけた後、同社へルスケアグループのコアメンバーを務めた。 2000年5月に独立、株式会社メディカルクリエイトを創設して代表取締役社長就任。 【主な著書】「病院経営を科学する!」(日本医療企画;2003年6月) など 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了(物性物理学専攻) | 清水 仁(しみず じん)氏 2005年 社会学修士(社会心理学)、医療法人新光会入職 法人本部で購買業務および各種契約業務を担当。 2009年から現職、2013年取締役就任。社会心理学や行動経済学を病院経営に応用することでモチベーションアップと組織改革を両立させるコンサルティングスキームを提唱している。 【執筆歴】 「コスト削減に効くチーム交渉術」『日経ヘルスケア』(2014年5月号) 「病院経営に生きる交渉術」『医療タイムス』(2013年から隔週で連載中) 「事務部が主導する『攻める』ローコストオペレーション手法」『医事業務』ほか多数 | 水戸 義招(みずと よしあき)氏 1970年 明治大学卒業後、石川県庁に入庁。以後、県立病院、企業局、環境部、県民文化局などの本庁課長、次長を経験し、途中、能登半島の町役場助役やOEK(オーケストラ・アンサンブル金沢)の事務局長に就任。 2007年 県観光連盟専務理事/2008年 済生会金沢病院常務理事 現在、石川県社会福祉事業団監事、済生会金沢病院&公立穴水総合病院経営アドバイザーを務める。
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