航空機・装備品MROビジネス参入ポイント | 新社会システム総合研究所 公式ブログ

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国土交通省/ANA/三菱重工/住友精密工業
 
航空機・装備品MROビジネス参入ポイント

~アフターサービス市場へ参入するための安全規制、
              ビジネスモデル、航空会社の考え、先進する米国の現状~

セミナー要項
開催日時2015年3月27日(金)午後1時~午後4時
会場アーバンネット神田カンファレンス
東京都千代田区内神田3-6-2 アーバンネット神田ビル
(03)3526-6800
詳しくはhttp://www.ssk21.co.jp/seminar/S_15092.html
 <共催>
原財団/東京大学航空イノベーション総括寄付講座/東京大学航空イノベーション研究会
重点講義内容
<1>挨拶
東京大学大学院 工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授
鈴木 真二 (すずき しんじ)氏
【13:00~13:10】

<2>MROに関する安全規制及び現況
国土交通省 航空局 安全部 航空機安全課長
川勝 弘彦 (かわかつ ひろひこ)氏
【13:10~13:50】

 航空機やその装備品に必要な整備・修理作業を行うMRO事業は、航空機の安全性維持と密接に関係している。同事業については、その国際的な基本的枠組みがICAO(国際民間航空機関)により定められており、航空機やその装備品の製造や修理のグローバル化が進展する中、関係国の航空当局の組織認証を取得して行われている。本講義においては、国際的な安全規制の枠組み、MROに関する安全規制やその現状、課題について説明する。

1.MROに係る国際的な枠組み
2.MROに係る安全規制の概要
3.我が国のMROの現状
4.航空安全に関する相互承認協定
5.課題
6.質疑応答/名刺交換
<3>MRJはMRO参入障壁を崩せるか?
三菱重工業(株) 交通・輸送ドメイン 事業戦略推進室 主幹
伊藤 一彦 (いとう かずひこ)氏
【13:55~14:25】

 MRO市場のうち、機体を維持するために必要となる部品の新製ないし修理の市場規模を俯瞰した後、製品に代え、その製品がもたらす効用に着目し、サービスに対しお金を払う所謂サービス化の流れが、新製部品や部品修理サービスを供給している事業者に与える影響について整理する。次に、わが国の航空産業がこの部品市場に進出しようとする場合に立ちはだかる障壁を整理し、そのうちの一つ「技術基準/ガイドライン」障壁に対する、わが国の取組み方について私論を試みる。

1.MROマーケットの市場規模とトレンド
2.MROマーケット参入障壁
3.技術基準/ガイドライン 米国発安全を担保する仕組み
4.求められる航空産業におけるBMI(Business Model Innovation)
5.BMIのための制度開発
6.質疑応答/名刺交換 
<4>エアラインとMRO
(株)ANA総合研究所 主任研究員
山田 圭一 (やまだ けいいち)氏
【14:35~15:15】

 航空機は、クルマのように「(日頃、何もしなくても)壊れない」乗り物ではない。航空会社が航空機を運航するにあたり、安全をどのように考え、経済性との両立を目指しつつ、安全・安心な「空の旅」を作り込んでいるか、をご紹介する。更に、今般、沖縄県との連携により、那覇空港に航空機整備拠点を設立し、現地での航空人材育成をも進める計画があり、これを紹介する。
<5>装備品産業からみたMROビジネス 
~米国の現状とMRJ事業に向けて~
住友精密工業(株) 技師長
高橋 教雄 (たかはし のりお)氏
【15:20~16:00】

 米国FAA Repair Stationを訪問しPiece Parts Repairの現状を調査した。FAAルールの下活発な事業展開が行われており、Piece Parts については 3rd Party PMAの市場参入等大手装備品企業に対抗した市場が形成され自由競争がおこなわれていることを紹介する。対する日本のMRO市場の現状はまだスタート点にすら立てていない。その状況を打開できるのはMRJ開発をきっかけとしてカストマーサポートと考えている。その先陣を走ろうとし住友精密工業での戦略と挑戦を紹介する。

1.米国Piece Part Replacement市場の現状
2.FAAルールと修理事業の現状
3.日本の修理事業取組上の問題点
4.住友精密工業での戦略と挑戦
5.MRJ開発をきっかけとしてカストマーサポートの構築に向けて
6.質疑応答/名刺交換
講師プロフィール
鈴木 真二(すずき しんじ)氏
1953年生まれ。1979年東京大学工学系研究科航空工学専攻修士課程修了。(株)豊田中央研究所を経て、東京大学で工学博士号を取得、1986年東京大学工学部助教授、1996年より現職。専門は航空機力学・制御、日本航空宇宙学会会長(43期)、ICAS(国際航空科学連盟)理事など。
川勝 弘彦(かわかつ ひろひこ)氏
1985年3月東京大学大学院工学系研究科航空工学専攻修了/1985年4月運輸省(当時)に入省/2001年4月航空局技術部航空機安全課課長 補佐/2002年6月中部国際空港㈱に出向/2005年8月航空局技術部運航課技術企画官/2006年月航空局技術部運航課航空事業安全監査官/2008年7月航空局監理部総務課首席安全・危機管理監察官/2011年4月航空局安全部航空機安全課航空機技術審査センター所長/2012年4月 現職
伊藤 一彦(いとう かずひこ)氏
1980年3月東京大学法学部卒業/1980年4月三菱重工業入社。名航業務部機業二課(T-2/F-1、将来戦闘機関連事業)/1985年5月MHIAハートフォード事務所長 International Aero Engine(IAE)勤務(V2500エンジンのマーケティング、MD90ローンチ活動)/1990年4月名誘 業務部飛昇体業務一課(ペトリオットミサイル後方支援)/1991年10月名誘 業務部エンジン業務一課(V2500、PW4000パートナープログラム)/1997年4月名誘 エンジン・機器部業務一課長/2001年4月名航 業務部航空機業務課長/2005年6月本社 航空宇宙事業本部防衛航空機部次長/2008年4月本社 航空宇宙事業本部防衛航空機部長/2009年11月三菱航空機株式会社カスタマーサポート部長/2014年5月現職 【社外委員等】2009年6月~2009年10月日本航空宇宙工業会 戦闘機の生産技術基盤の在り方に関する懇談会委員/2010年5月~日本航空宇宙工業会相互認証推進委員会委員長/2014年8月~東大航空イノベーション研究会委員
山田 圭一(やまだ けいいち)氏
1963年生まれ/1986年大阪大学工学部産業機械工学科/1988年大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻卒(修士)/1988年全日本空輸株式会社入社、整備本部機体工場(大型機の重整備部門)に配属/1991年整備本部技術部機装技術課、技術企画課等/1998年宇宙開発事業団(現JAXA)に出向、広報室/2001年ANA帰属、整備本部部品計画部部品企画チーム/2003年整備本部企画管理部企画チーム/2007年全日空整備株式会社(ANAM)に出向、企画管理部企画課長/2010年訓練サポート部業務部長/2014年株式会社ANA総合研究所主席研究員
高橋 教雄(たかはし のりお)氏
1982年3月京都大学大学院工学研究課航空工学専攻 博士後期過程終了/1984年4月住友精密工業株式会社に入社後、エアバスA330/340主脚揚降アクチェエータ設計開発を皮切りに民間航空機用脚部品の設計・開発・顧客サポートを担当。現在、MRJ機降着装置システム開発プログラムに従事。主な対外活動:日本航空宇宙工業会市場参入調査分科会幹事、東京大学航空イノベーション研究会委員、SAEA-5 Landing Gear Systems Committeeメンバー、工学博士他。