看取りにおけるトラブル回避等
在宅医療と介護施設のリスクマネージメント
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_14019.html
[講 師]
医療法人南星会湘南なぎさ診療所 事務長 中村 哲生 氏
東京グリーン法律事務所 弁護士 梶浦 明裕 氏
医療法人社団三育会 新宿ヒロクリニック 理事長 英 裕雄 氏
[日 時]
2014年2月15日(土) 午後1時~5時
[会 場]
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F
[重点講義内容]
<1>在宅医療と老人施設における患者トラブルについて考える
中村 哲生 氏【13:00~14:15】
厚生労働省では2006年以降診療報酬改定や規制緩和により、
老人の死に場所として病院以外の場所になるよう誘導を始めました。
2030年には年間の死亡者数が160万人にまで増加しますが、
医療費の抑制を目的に40万人以上の方を高齢者住宅での
死亡場所と位置付けました。一方で老人施設での看取りのトラブルも
増加の傾向にあり、在宅医療機関や老人ホームは看取りにおける
トラブル回避について考える時期に来ています。具体的な
トラブルを検証しながら、今後の対応について一緒に考える
セミナーに出来ればと考えています。
1.今後の死亡場所の推移について
2.在宅医療及び高齢者施設での看取りについて
3.高齢者施設での看取りによるトラブルについて
4.高齢者施設のスタッフ教育とコンプライアンスについて考える
<2>介護業界の法的問題(主に介護事故)に対する対処法
-裁判例を踏まえて
梶浦 明裕 氏【14:25~15:40】
介護業界も複数の法律により規制され、実際、様々な介護トラブルが
法的問題に発展し、時には裁判所で争われています。
特に生命・身体に関わる介護事故は紛争化のリスクが大きい
傾向にあると言えるでしょう。いかにすれば法的問題への発展を
回避できるのか。多数の経験と、介護問題に関する全ての
裁判例を紹介、分析しつつ解説します。
1.介護業界の法的問題の類型(介護事故を中心に)
2.裁判例の傾向(どのような法的問題が裁判になりやすいか)
3.法的責任を負うか否かの判断基準
4.ご家族(ご遺族)は何を望み弁護士に相談するのか
5.ご利用者様及びご家族との良好な関係構築と円満解決に向けて
<3>病院医療と在宅医療の違い
-在宅医療のリスクマネージメント-
英 裕雄 氏【15:45~17:00】
高齢化社会を迎え在宅医療の重要性が高まっている。
一方で在宅診療報酬の高額化と同時に医療費の自己負担の
増加などから、ぎりぎりまで医療必要性が高まったところで
在宅医療が開始される患者も多く、在宅診療医との関係構築も
不十分で在宅医療の特殊性を理解しないまま、在宅医療が
導入されることも少なくない。
在宅医療を行うものとしては、まず在宅医療自体の特殊性や限界性、
利点などを十分理解し、それを言語化し、スタッフはもとより
患者家族や連携先などにきちんと説明しておく必要がある。
さらに自施設の特徴を踏まえて、対患者、家族、対連携先
(介護事業者などを含む)、対スタッフなどに対して
十分リスクマネージメントを行っていく必要がある。
1.在宅医療の特殊性
2.在宅患者さんの不満はいつか発生しやすいのか?
3.起こってしまった事故に対する対応
[PROFILE 中村 哲生(なかむら てつお)氏]
1988年 東海大学工学部卒、渡米。
ペンシルベニア州テンプル大学語学留学
1990年 スポーツ振興株式会社
1991年 株式会社ミクニ
1995年 医療法人黎明会理事
1998年 郵政省郵政研究会研究員
2000年 日本訪問看護振興財団 訪問看護ステーションと
ヘルパーステーションの効果的な機能分化に関する研究会 研究委員
同 年 株式会社エムイーネット 代表取締役
2001年 第15回日本コンピュターサイエンス学会会頭
日本コンピュターサイエンス学会理事
2004年 メディネット株式会社 取締役
2007年 オーシン株式会社 代表取締役
2010年 株式会社コミュニティーチェスト 代表取締役
2012年 財団法人日本健康文化振興会 理事
[PROFILE 梶浦 明裕(かじうら あきひろ)氏]
2001年 司法試験合格
2003年 弁護士登録、都内法律事務所勤務、医療と介護の問題に携わる
2005年 東京グリーン法律事務所に共同代表(パートナー)として参画
介護施設顧問複数、医療問題弁護団幹事、患者の権利オンブズマン相談員、
銀座眼科被害対策弁護団事務局長ほか弁護団活動や医療・介護裁判を多数担当。
【著書・論文】
「訪問看護・介護の現場に必要な法律知識」(医学書院)、
「医療事故の法律相談」(学陽書房)など。
[PROFILE 英 裕雄(はなぶさ ひろお)氏]
1986年 慶應義塾大学商学部卒、1993年に千葉大学医学部卒、
浦和市立病院(現さいたま市立病院)で研修を行う。
研修終了後は診療所などに勤務する。
1996年に東京都新宿区に曙橋内科クリニックを開業。
1999年 医療法人曙光会理事長に就任し、落合、代官山にも
分院の展開を行う。
2001年 曙光会を譲渡し、新宿ヒロクリニックを開業し、
医療法人社団三育会の理事長に就任。
2008年 銀座ヒロクリニック、
2009年7月に本郷ヒロクリニック、
2012年4月に麻布ヒロクリニックを開業する。
2012年4月 新宿ヒロクリニックの院長を退任し、
本郷ヒロクリニックの院長に就任。
2012年5月 銀座ヒロクリニックを移転する。